Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【マラソン】静岡マラソン、フィニッシュ後レポート

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2015年3月1日、静岡マラソン(フル・42.195km)に出場し、雨の中ながら2時間59分54秒のサブスリー(3時間切り)で完走したあとのレポートです。(写真2枚目は参加賞のファイテン製ソックスとチタンネックレス)
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マラソン完走したあと、泊まっていた静岡鉄道・新清水駅前のホテルに戻り、マラソン用として用意していた更衣室にひとりで着替えをしたあと、新清水駅から静岡鉄道で草薙駅へ行き、600m先のスーパー銭湯「中伊豆温泉草薙の湯」で汗を流す。
15時にJR草薙駅へ行き、東海道本線の普通列車で川崎へ移動(熱海駅乗換)。駅前で夕食をとり、京急で羽田空港へ移動。20時30分発のスカイマークに搭乗。ところが羽田空港周辺が悪天候(暴風雨)により離発着制限となり、離陸したのは搭乗から1時間以上後の21時48分。新千歳空港には23時02分到着。しかし、23時時点で地上交通機関(JR、空港連絡バス)の運行は終了(ほぼ同時刻に到着したエアドゥは札幌都心行バスを手配し、同便乗客限定で乗車できた模様)。そして新千歳空港ターミナルビルは基本として到着最終便からまもなく、翌朝までの間は閉鎖(新千歳空港からの出発便が欠航になり、その日のうちに新千歳空港を出発できなかった搭乗予定者が大勢いたときに限り、ビルを翌朝まで開放)のため、翌朝のJR始発までターミナルロビーで時間つぶし…ということもできず。仕方なく千歳駅そばのネットカフェまで「徒歩移動」ならぬ「ジョグ移動」。距離にして6kmちょっと。それも千歳市内は夜にみぞれ状態の雪が降り積もり、夏靴の中は濡れてべしょべしょ。途中で歩道がない部分もあり、横を走るクルマからの水跳ねも結構あって、移動状態は最悪。ま、雨の中の静岡マラソンの延長戦という感覚で、キロ7分半ペースで進む。
南千歳駅(旧・千歳空港駅)の横を通り過ぎたところ、数分後に釧路発→札幌行の特急スーパーおおぞらが南千歳駅を出発するところを目撃。本来であれば南千歳発は22時31分でしたが、悪天候で運行が1時間以上も遅延していたのでした。特急料金はかかるものの、特急の遅延に気付いていれば、南千歳駅から20分ほどで新札幌駅まで移動でき、1時間足らずで帰宅できたのですが、気持ち的にそういうことを気にする余裕も全く無しでした…。
新千歳空港から約5km走り、最初に通ったコンビニに寄り、パンを購入してその場で食べる。この時点で3月2日0時と日付が変わる。
コンビニから1kmちょっと進んで0時15分にネットカフェ到着。このネットカフェ、実は2度目の利用。最初は3年前の東京マラソンの応援帰り(2012年2月)、北海道地方の悪天候で飛行機運行が大幅に遅延。新千歳空港到着が23時過ぎとなり、同じ状況で新千歳空港から「ジョグ移動」で利用。そのときにつくった会員証は持参してなかったものの、登録は有効だったので、会員価格で利用でき、さらにサイコロを振った目で割引になるサービスがあり、6時間ナイトパック金額がなんと2割引。数百円安くなり、千円でちょっとお釣りが出ました。
翌朝5時30分起床。6時03分・JR千歳駅始発の普通列車・札幌行に乗車。この列車は快速エアポート仕様(6両編成)のため、札幌寄りから3両目の4号車は「Uシート」仕様(普通の座席よりシートのグレードが高い)。快速エアポートの運行時は指定席料金310円かかるものの、普通列車運行時はUシートでも「無料」。そして7時前にやっと帰宅。家で身支度して、すぐに職場へ出勤。非常にやれやれ…状態でした。
新千歳空港は年10回以上利用していますが、よく利用している立場として思うことは、新千歳空港到着が22時前後の便が悪天候により大幅遅延して、JR・空港連絡バスの運行終了後に到着した場合の対応が現時点で不十分と言わざるを得ません。そもそも新千歳空港到着後、空港駐車場に自家用車等を駐車していた方は別として、空港周辺が目的地という方は、空港内のホテル宿泊者くらいで、ほとんどは空港外。それも多くは札幌市内が目的地。つまり大勢が空港から40km前後の移動をする状況です。そして、海外からの旅行客が増えている現状、飛行機運行が遅延し、地上交通機関の運行が無くなった状況で到着した乗客が相当多くなり、その中には海外旅行者も大勢いることも予想されます。そのときの対応をどうするのか、それは自己責任…で片づけるのであれば、あまりにも無責任と言わざるを得ません。どんな状況になっても安心して空港を利用できる環境づくりをしていかない限り、北海道旅行のリピート率が下がりかねません。北海道、ターミナルビル、飛行機会社、鉄道・バス会社などが連携して、非常時の空港利用者の移動方法等の対応について、最低限のことをやっていく努力はしてほしいものです。でも、こういういうのは万が一、厳冬期に空港到着客が移動手段のないままターミナルから追い出しをくらい、行き場所がなく凍死…という最悪なことが起きない限り、手を打たない…という状況なのでしょう。事が起きてからでは遅すぎる…と今から忠告させていただきます。