Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【マラソン】8/16・ノサップ岬マラソン、ハーフ陸連6位入賞

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2015年8月16日(日)、根室市開催の「第34回北方領土ノサップ岬マラソン大会」のハーフ(21.0975km)に出場。1時間25分47秒で完走し、陸連の部6位入賞(23人中)(男子総合267人中11位)でした。

距離/スプリット(5kmラップ)[1kmペース]心拍/分ピッチ/歩幅(cm)
05km 0:19:42(19:42)[3:56]165,197,129
10km 0:40:20(20:38)[4:08]162,199,122
15km 1:00:30(20:10)[4:02]168,199,125
20km 1:21:08(20:38)[4:08]167,197,124
Finish 1:25:47(4:39)[4:14]169,194,131
(平均ペース4:04,平均心拍数166,平均分ピッチ198,平均歩幅125cm)

根室でのマラソン大会参加は今回が初めて。北海道マラソンまであと2週間のこの時期、実はお盆のまっただ中なため、この時期にはマラソン大会は全国的にもほとんど行われていませんが、今年は根室で開催ということがわかり、大会参加することを決断。ついでにマラソン翌日、根室市内の郵便局回りを行うことにしました。
大会前日・8月16日(土)、札幌大通バスセンターから根室行(中標津・別海経由)の夜行バス(オーロラ号)に乗車(22時30分発)。翌朝7時前、根室駅前バスターミナル到着。マラソンは8時から受付が始まり、随時開会式会場の納沙布岬へバス移動となるので、その前に朝食をとることに。根室駅から600m先のコンビニへ朝食買い出し。根室駅の待合室で朝食をとり、8時過ぎに受付会場の根室市役所へ(大きな荷物はバスターミナル内のコインロッカーへ(300円)。JR駅のコインロッカーは小で400円と高い)。
受付してすぐに納沙布岬行きバスに乗り込み、バス出発。バスの運行ルートは直接納沙布岬へ向かうのではなく、マラソンコースの完全逆ルートなので、コースの下見を兼ねています。根室市役所を出て、国道44号線から右折し、北向きに進んだところ、急な下り坂。つまり、マラソン本番のゴール直前は急な上り坂が待っていることに…。
道道35号・根室半島線を納沙布岬方向(西)に進み、スタート地点の旧珸瑤瑁小学校前を通過し、3km先の納沙布岬到着。北方領土返還祈念のシンボル像「四島(しま)のかけ橋」前で開会式が行われ、開会式前に納沙布岬灯台を撮影。
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開会式終了後、スタート地点へバス移動。スタート前のウォーミングアップを兼ねて、スタート地点から西に約800m先の珸瑤瑁郵便局へ。明日は郵便局回りで約50km走って、ここがゴール。果たしてたどり着くことができるやら…と、本番のマラソンを走る前にそんなことを考えてはいけない、いけない(苦笑)。
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スタート地点に戻り、レース準備をして、10時50分・ハーフの部スタート。ゲストランナーの埼玉県庁・川内優輝選手が当然のごとくあっという間に独走。
私がエントリーした陸連の部は1番から29番まで(一般の部、シニア(60歳以上)の部はナンバー3桁)。一昨年までは箱根駅伝出場実績のある大学の長距離選手が大挙出場のため、陸連の部で市民ランナーの入賞はまず無理でしたが、昨年はそういう選手の出場がおらず、入賞ラインの6位タイムが1時間26分台。なんと一般の部の入賞ライン(6位タイム)の方が速い(1時間分22分台)という状況。ナンバーを確認しながら走っていくと、川内選手を除く先頭集団に陸連の部選手が3人、そのあとにも陸連の部選手が3人いて、最初の1kmは下りということもあり3分40秒、次の1kmは上りでジャスト4分。この段階で心拍数が172まで上がり、この心拍数だと明らかにオーバーペース。なので、やむを得ずペースを落とし、陸連4~6位の集団から遅れることに。するとその集団との差があっという間に広がり、5kmくらいでほとんど見えなくなってしまう。私のペースはキロ4分ちょいですが、前の集団はきっとキロ3分45秒くらいのペース。これではついていくのは無謀と思い、早い段階でペースを落として正確。
そのあと4人ほど抜かれるも、ナンバーを確認(ナンバーカード(ゼッケン)は前しか装着していないため、抜かれる直前、必ず振り返って確認)すると全員3桁…一般の部。序盤のオーバーペースが多少たたり、いったん心拍数を160くらいに戻すまで、ペースをキロ4分05~10秒に落とした影響もあったものの、10kmを過ぎてから再びギアを少しずつ上げ、まず抜かれた一般の部2人を抜き返したところ、13kmあたりで前の方から小さいながら選手を確認。ペースダウンして差が縮まってきたのですが、この選手が陸連の部の方なら、その選手を抜けば入賞圏内の6位浮上となるので、ナンバーが2桁であることを祈る…。
前からペースダウンしている選手と差は少しずつ狭まります、14.5kmくらいで差は約50m。一般の部の選手1人を抜いたあと、15km地点通過直後、遅れてきた選手と一般の部の選手の2人に追い付く。ペースダウンした選手のナンバーは2桁…これで陸連の部6位に追い付きました。500mほど併走したあと、ゆるやかな下り坂。ペースダウンの陸連選手とこのまま併走して、終盤で競った場合、序盤のスピードを考慮すれば負ける可能性大と思い、今のうちに差を広げた方が勝つ可能性が高いと判断して、スピードアップ。それでもキロ4分ちょうどでしたが、併走の2人の選手はついていくことができず。
このあと約40mの上り区間がある17~18kmの1kmは4分34秒と時間がかかるも、そのあとの下りは18~19kmの1km3分54秒、19~20kmの1km3分55秒にペースアップ。しかし、後ろから迫ってくる選手がいて、ナンバーを確認すると3桁の選手。無理して競り合うことはせず、その選手には抜かれるも、そのあとはほかの選手に抜かれることはなし。ゴール直前、国道44号線に入る直前の急な上り坂はペースが落ちるも、なんとかハーフを走り切り、1時間25分47秒でフィニッシュ。陸連の部6位を死守し、入賞できました。
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マラソン終了後、根室港郵便局近くのみなと湯で汗を流したあと、地元のコンビニ「タイエー」千島本店で「やきとり弁当」を食べる(店内イートイン可)。このやきとり弁当の包みは函館のハセストことハセガワストアと同じ。それもそのハズ、タイエーはハセストのチェーン店です。なお、ハセストはセイコーマートのグループで、セイコーマートクラブカードが利用できるので、タイエーもクラブカード利用可。
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そのあと宿泊の民宿まで約3km移動。夕食は民宿そばのイーストハーバーホテル内のレストラン光洋で「仔牛のエスカロップ」。「エスカロップ」はバターライスに薄切りのトンカツをのせ、デミグラスソースをかけた根室のソウルフードですが、できた当初はトンカツでなく牛カツだったらしく、当時の味を再現したものとのこと。マラソンレース後には栄養満点で最適かも。
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このあと明日の郵便局回りに備え、切手貼り作業なとしたあと就寝です。
で、宿に泊まって嬉しかったことは、泊まった民宿は本館と別館があり、私は別館に泊まるプランでしたが、最初は本館に行ったところ、おかみさんが出てきて、別館はあちらです、との案内をしていただいたのですが、私の格好を見て「マラソン走ったの」「いかにも走るスタイルだね」などと声をかけていただき、本館を出たあとも、おかみさんがわざわざ玄関を出て、お見送りとともに、外でもいろいろと声をかけてくれ、とても暖かい方でした。で、翌日の郵便局回りのため、いったん大きな荷物を民宿に預かってもらい、夕方に荷物を受け取ったあと、本館の前を通ったところ、窓際におかみさんがいて、私のことに気づいてくれ、なんと手を振ってくれたのでした。私も手を振り返しました。とても嬉しかったです。機会あれは来年も出場したいですね。