Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【JUMP】1/9・第57回雪印メグミルク杯、選手応援

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2016年1月9日(土)、北海道札幌市中央区・宮の森シャンツェ(ジャンプ場)で開催の第57回雪印メグミルク杯ジャンプ大会を観戦。ジャンプ選手全員の応援をしました。
2016年冬シーズン、札幌でのスキージャンプ大会の初戦。今回は男女ともワールドカップ遠征組が帰国し、日本のトップ選手が全員参加と非常に見ごたえたっぷりの試合。特に男子はいつもの雪印メグミルク杯の日程がワールドカップのジャンプ週間(12月30日~翌年1月6日、ドイツとオーストリアで4試合開催)に重なるため、ワールドカップ遠征組は欠場となるのですが、今年・2016年はジャンプ週間終了3日後の開催で、ワールドカップ遠征組はいったん帰国して参加となりました。特に「レジェンド」葛西紀明選手は22年振りの雪印メグミルク杯参加(22年前は「雪印杯」)です。
女子も1週間後に同じ宮の森シャンツェで開催される女子ワールドカップジャンプ大会に備え、ワールドカップ遠征組が参戦。そして今シーズン、ワールドカップ4戦3勝の高梨沙羅選手も参戦。
女子組1本目、スタートゲートはスピードを抑えるため、いつもの雪印メグミルク杯より相当下。そして風も向かい風があまり吹かない悪条件が重なり、中学生は50m台、高校生以上も60~70m台。ラストの高梨選手も81mと不本意なジャンプ。ゲートが低すぎでした…。
男子成年組1本目はラスト2人前の伊東大貴選手がヒルサイズ(100m)に迫る99mの大ジャンプでトップ。ラストの葛西選手は97mで2位。得点差は4.5点。飛距離にして2mちょっと。
女子組2本目、ゲートが1本目より上がり、1本目より5m前後距離を伸ばす選手が多い中、1本目7位と出遅れた2015年世界選手権ノーマルヒル銀メダル、伊藤有希選手が2本目84.5mに伸ばし、トップに立つ。その直後、1本目6位の勢藤優花選手(高梨選手と同じ上川中の同級生)が85.5mで伊藤選手を抜いてトップに。このあと1本目5~2位の選手が距離を伸ばせず、高梨選手を残し、1位勢藤選手、2位伊藤選手で、3位以内を確定。高梨選手は鋭く伸び、K点90mを大きく越え、ヒルサイズ100mに迫る98.5mで勢藤選手に26点差(飛距離にして13m)の差をつける圧勝。
男子・成年組2本目、上位2人を残し、トップは伊藤謙司郎選手。まずは葛西選手が99mのビッグフライト。伊東選手は97m以上飛ばないと優勝できない状況で94.5mにとどまり2位。葛西選手の逆転優勝。冷静に自分のジャンプをして、逆転するところはさすがの一言です。
札幌でのジャンプ開幕戦は華々しいメンバーの中、葛西選手、高梨選手が優勝。役者が違う、というところでした。
1月下旬からの大会はマラソン大会に重なり、ほとんど応援に行けないため、このあとの応援はトータルで6試合。ジャンプ選手全員、精一杯応援します!

◆第57回雪印メグミルク杯全日本ジャンプ大会成績(各組上位3位まで)
(2016.1.9開催、会場:宮の森ジャンプ競技場(ノーマルヒル、ヒルサイズ100m))
・女子組(23人出場)<ゲート:1本目11番,2本目13番>
1位高梨沙羅(クラレ)221.0点(81.0m,98.5m)
2位勢藤優花(北海道メディカルスポーツ専門学校)175.0点(72.5m,85.5m)
3位伊藤有希(土屋ホーム)173.0点(72.0m,84.5m)
・ジュニア組(11人出場)<ゲート:1本目13番,2本目14番>
1位二階堂蓮(北海道江別市・大麻東中)215.5点(84.0m,91.5m)
2位藤田慎之介(北海道余市町・東中)168.0点(76.5m,79.5m)
3位竹花大松(北海道札幌市・陵北中)165.0点(72.0m,81.0m)
・少年組(17人出場)<ゲート:1本目9番,2本目8番>
1位伊藤将充(北海道・下川商業高)228.0点(86.0m,95.0m)
2位岩佐勇研(北海道・札幌日大高)214.0点(90.0m,85.0m)
3位栗田力樹(長野県・白馬高)204.0点(85.5m,85.5m)
・成年組(30人予選通過)<ゲート:1本目9番,2本目8番>
1位葛西紀明(土屋ホーム)264.5点(97.5m,99.0m)
2位伊藤大貴(雪印メグミルク)259.5点(99.0m,94.5m)
3位伊藤謙司郎(雪印メグミルク)247.5点(95.0m,94.0m)
(※敬称略)