Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【マラソン】洞爺湖マラソン、2時間57分41秒で完走

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2016年5月15日(日)、第42回洞爺湖マラソンのフル(42.195km)に出場。2時間57分41秒(40~49歳の部48位)で完走しました。

距離/split(5kmlap)[1kmpace]
05km 0:21:20(21:20)[4:16]
10km 0:42:26(21:06)[4:13]
15km 1:03:00(20:34)[4:07]
20km 1:23:30(20:30)[4:06]
25km 1:45:17(21:47)[4:21]
30km 2:05:26(20:09)[4:02]
35km 2:26:40(21:14)[4:15]
40km 2:48:02(21:22)[4:16]
Finish 2:57:41(9:39)[4:24]
(1km平均4分12秒7)
※スタートロスは6秒

前半 1:28:09(1km平均4分10秒7)
後半 1:29:32(1km平均4分14秒6)

2016年の北海道の初フルレース。フルとしては3月20日の板橋Cityマラソン(2時間52分54秒)以来、2か月ぶり。スピードはおおむね維持している状態なので、中盤で高低差約70mのアップダウンもあるので、2時間53分切り、最低でも2時間55分切りが目標。
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で、走る作戦としては、35kmまで心拍数を上げ過ぎないこと。数値として、最初の5kmは155以下、前半のハーフまでは160以下、中間地点から35km地点までは165以下、35kmからは徐々に上げて170前後でフィニッシュまで頑張る…過去のレース分析で、そういう走りをすれば、足のアクシデントさえなければ終盤で大幅なペースダウンはまずないので、自信を持って、前半抑えた走りに徹します。
洞爺湖マラソン、初出場は1999年。2000年は有珠山噴火で中止。2008年は顔面骨折で欠場。2011年はレース直前の崖崩れで20kmに短縮。それ以外の年は毎回フル出場ですべて完走(14回)。洞爺湖マラソンのベストは2010年の2時間52分48秒。
レース前日、洞爺湖マラソンスタート地点そばの駐車場で車中泊。レース当日、6時過ぎ起床。6時半朝食。8時過ぎにウォーミングアップ。片道2km弱、コースの逆走して、マラソンコースの40km過ぎの給水所で折り返す。給水所に5基、仮設トイレがあり、利用者はゼロ。スタート地点付近のトイレ(仮設を含む)は当然のごとく、ランナーで激混み。ウォーミングアップを兼ねてちょっと離れたトイレへ行けば、ほとんど待たずに利用できます。できれば、会場へ前日入りできる場合、ジョグを兼ねて1~2km先にあるトイレ探しをすると、当日トイレ探しで慌てることもありません。
で、今回からスタート地点がフィニッシュ地点そば(2013~2015年はフィニッシュ地点から西に約800m先)に移り、移動する時間が短縮。さらにAゾーンが昨年まで陸連登録者全員ということで、Aゾーンだけで約800人。さらに3時間半以上かかるランナーが相当早く前の方に並び、スタート後、サブスリーランナーが多くの遅いランナーを追い越さなければならず、渋滞する状態でしたが、今年は陸連登録者の中でおおむね持ちタイム3時間15分以内のランナーがAゾーン、それ以外のランナーが後ろのBゾーンと2つに分かれ、Aゾーンのランナーは300人弱。私はAゾーンなので、Aゾーンの最後尾からスタートしてもスタートロスはあまりないので、急いでスタート地点には行かず、いろんな準備をして、9時10分過ぎにスタート地点へ。Aゾーンには既に200人くらい並んでいたものの、これならスタートロスは10秒以内。
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9時30分、洞爺湖マラソンのフルの部スタート。スタートロスはわずか6秒。そして最初の1kmはスタート6秒を含め4分16秒。スタートの渋滞がなければスムーズに走ることができ、今回の陸連のスタートブロック分割は有りがたい対応。心拍数が155あたりになれば、スピードをやや抑えて走り、153前後をキープした走り。東風で向かい風を受ける中、集団走なので、それほど大きな影響はなし。それでも終盤は向かい風になること必至。なおさら終盤までスタミナ温存するため、前半は抑えた走りに徹する。
5km通過は21分20秒。キロ4分16秒ペース。このあと上り坂のところではペースを少し落とし、心拍数は150前後をキープ。そして、8km過ぎからのやや急な下り坂のところで、重力にまかせて無理なくスピードアップ。いったん心拍数が163まで上がるも、あえてブレーキをかける走りはせず、8~9kmの1kmは3分49秒。このあとは心拍数を155~158あたりを維持して、キロ4分05~10秒ペースで走ることに。
10km通過は42分26秒。5~10kmの5kmは21分06秒。キロ4分13秒ペース。本当に全く無理なく走れている状況。
15km通過は1時間03分00秒。10~15kmの5kmは20分34秒。キロ4分07秒ペース。このあたりで右足ふくらはぎに軽いけいれん状態に。給水所であらかじめウエストポーチに携帯していた熱塩サプリを補給。それでもキロ4分前後で走るのにそれほど支障はなく、ペースをキロ4分05秒前後のペースを維持。
20km通過は1時間23分30秒。15~20kmの5kmは20分30秒。キロ4分06秒ペース。心拍数の平均も156~157、最高値でも161と無理なく走れている状況。足はたまにけいれんする状態は変わらず。
中間地点通過は1時間28分09秒。後半追い上げても2時間55分切りはちょっと厳しいので、2時間55~56分台を目指した走りに。中間点過ぎで右折し、北へ片道約3km、往復約6kmの道へ。折り返し地点まで約80mの上り。ここでも心拍数を160前後に維持した走りに徹し、ペースはキロ4分半近くまで落とす。それでも南からの強い風を背中から受け、楽に駆け上がる。
給水所でウエストポーチに携帯のエネルギージェルを補給。この区間はランナーとのすれ違いで、知り合いのランナーと声をかけ合う。
24.5km地点で折り返し、ここから下り。25km通過は1時間45分17秒。20~25kmの5kmは21分47秒。キロ4分21秒ペース。下りになって、キロ4分前後にペースアップ。心拍数は160~165をキープ。まだまだ余裕十分。
30km手前のとうや水の駅裏、給水所で「しそジュース」を飲む。30km通過は2時間05分26秒。25~30kmの5kmは20分09秒。キロ4分02秒ペース。ここから予想どおり南からの向かい風を受ける。ただし思ったより強くはなし。ここからペースを上げるランナーもいますが、私は4分10秒ペースを維持。このあと湖畔沿いのカーブが続き、33km過ぎのカーブの先に給水所が急に現れ、ここで2度目の塩熱サプリ(ダフレット)を補給するも、まだ口に入れる前に紙コップを取らざるを得なくなり、結局水を飲んだあと塩熱サプリを口にし、噛み砕いて飲み込むことに。さすがにスピードをいったん落とすことになり、10秒近くのタイムロス。
35km通過は2時間26分40秒。30~35kmの5kmは21分14秒。キロ4分15秒ペース。ここから勝負どころ。向かい風も強くなってくるも、キロ4分10秒前後を維持できるよう、少しずつ頑張る走り。心拍数も170台へ。
しかし39kmから向かい風をはねのけるだけの走りができなくなり、ややペースダウン。40km通過は2時間48分02秒。35~40kmは21分22秒。キロ4分16秒ペース。39~40kmは4分22秒。国道230号線に入って41km手前まで上り。さらにペースが少し落ちる。40~41kmは4分32秒。下りになり、いつもならキロ4分ちょうどのペースに上げるところ、あまり上がらす。フィニッシュまで残り100mあたりで後ろから追い上げてきた選手が並びかけたので、ギアを切り替え、ペースを上げて抜かされずにフィニッシュ。タイムは2時間57分41秒。40歳代48位。2014年65位、2015年58位でしたので、やっと50位以内に復帰。それでも中盤で右足ふくらはぎのけいれんが出てしまい、スピードに乗り切れず、板橋より5分近く遅くなったのは問題外。レース前を振り返れば、こまめな水分補給ができていなかったのが、大きな原因だと思われます。幸い、30km以降は足にほぼ問題が起きなかったのが不幸中の幸い。30km手前のしそジュースのおかげかも。
これで洞爺湖マラソンはフル出場の中では2007年以降、8回連続(2008年は欠場(顔面骨折により入院中で、レース翌日退院)、2011年崖崩れにより20kmに短縮)、9度目のサブスリー達成。サブスリーは通算54度目。昨年10月のしまだ大井川マラソン以降、7レース連続サブスリーです。
レースのあと、無料入浴券で洞爺湖温泉のホテルに入浴。夕方、無事札幌帰宅です。
私よりも普段なら速いランナー仲間でも、故障で思うような走りができていない方が結構いました。完調というわけにいかなくても、大きな故障さえしなければ、それなりの走りができると思っているので、持ちタイムより大幅に遅いタイムだと、相当なアクシデントなのかもしれません。
もっとも、私も2013年の板橋と大田原で、ともに股関節外側の痛みが出て、25km以降にキロ6分以上(普段のジョグより遅い)でないと走れなくなったこともある(大事には至らなかったですが)ので、レース中のアクシデントということもありますが、とにかくいろんな準備をして、レース後や練習後のケアもしっかりするなど、加齢に伴い無理しすぎない走りをしていきたいですね。
次のレースは千歳JAL国際マラソンのフル。暦の関係で今年は中3週(洞爺湖は5月第3日曜、千歳は6月第1日曜で、昨年・2015年は中2週でしたが、今年が5月の日曜が5日あるため)と休養十分でレースに臨めます。千歳は2013年でサブスリーを達成してからご無沙汰なので、サブスリーをしっかり狙って走りたいです。