Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【マラソン】千歳JAL国際マラソン、2時間54分42秒完走

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2016年6月5日(日)、第36回千歳JAL国際マラソンのフル(42.195km)に出場。2時間54分42秒(35~49歳の部18位、男子総合32位)で完走しました。

距離/split(10kmlap)[1kmpace]
10km 0:42:10(42:10)[4:13]
20km 1:24:02(41:52)[4:11]
30km 2:04:36(40:34)[4:03]
40km 2:45:58(41:22)[4:08]
Finish 2:54:42(8:44)[3:59]
(1km平均4分08秒4)

前半 1:28:53(1km平均4分12秒8)
後半 1:25:49(1km平均4分04秒1)

ロードレースは3週前の洞爺湖マラソンのフル以来。千歳JAL国際マラソンの開催が2003年に9月から6月に変更されてから、洞爺湖と千歳の間が3週なのは初(それまでは1週(フル連戦)または2週)。私にとってこれだけ開けば、コンディション的にほぼ問題なし。
千歳での記録は一昨年(3:04:48)、昨年(3:03:44)と3時間を切れていないので、3年前(2:56:33)以来のサブスリー(3時前切り)が目標。調子が良ければ2時間55分切りも狙っていきたいところ。
レース2日前と前日は「なでしこ切手倶楽部展」参観で東京滞在でしたが、2日前こそ郵便局回り(わずか3局)で4km弱ジョグ(走り)しましたが、前日はほとんど走らず、疲れはだいぶ抜けた状況。
レース当日、朝5時20分起床。JR移動で7時前に千歳駅到着(JR車内で朝食(おにぎり2個と豆パン))。シャトルバスに乗らず、ジョグ移動で会場入り。
このあとゆっくりマラソンの準備をして、アップはジョグ2kmちょっと。
スタート25分前(9:55)にスタート地点の青葉公園内の林道到着。ここへ来ると完全にマラソンモード。
10時20分、フルマラソンスタート。作戦としてはペースというより、心拍数を序盤は154前後、そのあと5~10kmは157、10~15km160、15~20km163、20~25km166、25~30km168、30~35km170、このあとは170を切らないよう粘る走りができるよう、心拍計で確認すること。特に最初の1kmは飛ばさず、4分半に抑えて徐々にペースを上げることを心がける。
ということで、スタート直後は後ろからのランナーに次々と抜かれるも全く気にしない。最初の1kmは4分34秒と予定どおり。心拍数は148。いきなり上げすぎると、終盤でキロ4分ちょっとのペースを維持できないので、いい入り。このあと下り区間ということで、1~2kmは4分04秒も心拍数は151。そして急な上りは心拍数を155をキープして頑張り過ぎず、、急な下りは走るというより、重力にまかせて降りる感覚で足を進め、4km地点からゆるやかな上り区間で、ここからが本当のマラソンスタートの感覚。心拍数を155前後をキープした走りでいったところ、キロ4分10~15秒前後のペース。昨年だと4分20~25秒ペースでしたが、上り区間でもサブスリーペース(キロ4分16秒ペースでフルを走れば3時間00分02秒)。22km過ぎの折り返し後は下り基調となり、前半よりタイムが確実に上がるので、この調子ならサブスリーはまずいける!という手応え。
このあとも心拍数を155~158をキープした走りで、キロ4分10~15秒前後のペースを維持する。
10km通過は42分10秒。キロ4分13秒ペース。昨年は44分09秒で2分近く速く通過。サブスリーで走った3年前は42分34秒で、抑えて走ってもサブスリーペースなので、アクシデントがない限り、サブスリーでいける状況。
10kmを過ぎて、いったん急な上り区間で、少し心拍数を上げた走りをするため、ピッチを1分195歩前後から1分200歩前後に上げたところ、10~11kmは4分28秒かかるも、このあとキロ4分05~10秒ペースにスピードアップ。
15kmあたりから心拍数を予定どおり163前後に上げ、ペースを維持した走り。18kmから上りがやや急になり、キロ4分20秒前後のペースに落ちるも、心拍数は163前後にキープさせる。
20km通過は1時間24分02秒。10~20kmの10kmは41分52秒。キロ4分11秒ペース。昨年より3分半、3年前より1分半速い通過。中間地点通過も1時間28分53秒。余裕もった走りで3時間の半分・1時間30分を1分以上速い通過。後半は確実に1時間30分以内で走れる自信があるので、サブスリーをほぼ確信。この調子なら2時間55分以内も狙えるので、このあとも心拍数をチェックしながらの走り。そして足の調子も洞爺湖では中盤で既に右足ふくらはぎのハリが結構あり、本調子からほど遠い状況でしたが、今回は大きな問題なし。
22.5kmあたりで折り返し。ここが最高点で、スタート地点から高度約150m上昇。このあと得意の下り区間。
26kmまで急な下りなので、23~24km3分38秒。24~25km3分40秒、25~26km3分50秒とハイペースで前のランナーを少しずつ抜いていく。ハイペースでも心拍数は165~167と予定どおりで、まだまだゆとりをもった状況。
30km通過は2時間04分36秒。20~30kmの10kmは40分34秒。キロ4分03秒ペース。昨年より5分、3年前より1分45秒速い通過。このあと30~40kmの10kmを41分半、40kmからキロ4分ペース(8分47秒)でいけば、2時間55分切りは可能。ちょっとペースが落ちても2時間55~56分台なので、ペースを大幅に落とさないよう、ここから少しずつ頑張る走りを心がける。
32~33kmは上りとなり、給水でアミノ酸の粉末サプリメント補給もしたので、ペースを大幅に落とし、4分41秒。普段は走行できない国有地の林道走行は33km過ぎで終了。土(砂利)の道での走行もこれで終了。34km過ぎまで上りが続き、このあと再び急な下り。ここで走りを切り替え、キロ3分半くらいのペースまでスピードアップ。34~35km3分57秒、35~36km3分50秒と4分切り。心拍数も170まで上昇。36km地点で給水をとり、サイクリングロードを走行。このあと上り区間はあまりなく、おおむね平坦。ここから頑張りどころ。キロ4分10~15秒のペースで、心拍数は170前後。
残り4kmを過ぎ、手袋を脱いで、ランパンの内側に挟めたところ、左手の方がいつの間にか無くなっており、どうやら走っている途中で落としてしまったようです。もちろん拾いに戻ることはせず。こういう紛失は仕方ないところ。
40km通過は2時45分58秒。30~40kmの10kmは41分22秒。キロ4分08秒ペース。このあとキロ6分ペースでいってもサブスリー達成。40km通過前、女子2位のランナーに颯爽と抜かれる。前には男子50歳以上トップランナーもいて、心拍数はまだ170でまだまだ上げられる状況なので、ギアを切り替え、前のランナーを追う。
まずは男子50歳以上トップランナーと併走。私以上に道内外のマラソン大会に出場し、常に年代別で上位入賞されている、私よりも持ちタイムがかなりいい方。しばらく併走したあと、心拍数がまだ175くらいで、もうちょっと上げられると思い、キロ3分40秒ペースくらいの速度まで上げ、50歳以上トップランナーを引き離し、前の女子2位ランナーを追いかけ、残り1kmのところで追い抜く。40~41kmは3分57秒。心拍数が179まで上昇し、ペースを維持することができず、キロ4分ちょっとのペースに落ち、女子2位ランナーに抜き返されてしまう。それでも残り1kmは2時間50分38秒。ラストスパートかけたおかげで2時間55分切りは確実。
残り100mを切って右折し、2時間54分42秒でフィニッシュ。千歳で3年振りにサブスリー達成。千歳の記録としては2012年(2時間52分57秒)に続くセカンドベストで、6度目のサブスリー(2007、2009~2012、2016年)。昨年10月のしまだ大井川マラソンからフル8回連続サブスリー。サブスリー通算55回目です。(下の写真はフィニッシュ地点の様子)
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前回のフル、洞爺湖では消化不良の走りでしたが、今回は自分の力を出し切って走ることができました。いい走りができた分析をきちんとして、8月28日開催・第30回記念北海道マラソンにつなげていきたいです。
その北海道マラソンではさらに質の高い練習を積んで、目標を2時間50分切りに高く掲げます。それでも、原点に立ち返り、タイムにはそれほどこだわらず、まずは自分の力をもっと高めることを突き詰めて、その結果としていいタイムで走れれば…と思っています。
次のレースは翌週・6月12日(日)、丘のまちびえいヘルシーマラソンのハーフ。私にとって初ハーフが22年前・1994年の美瑛。思い入れの強い大会で、2009年から昨年・2015年まで7年連続で40歳以上の部入賞(10位以内)しているので、もちろん入賞は目標ですが、タイムも昨年(1時間19分12秒)を上回る1時間17分台を出したいです。