Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【マラソン】ニセコマラソンフェスティバル・ハーフ、1時間23分40秒で完走

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2016年9月18日(日)、北海道ニセコ町開催「ニセコマラソンフェスティバル」のハーフ(21.0975km)に出場。1時間23分40秒で完走し、40歳以上60歳未満の部8位(男子総合13位)でした。

距離/スプリット(5kmラップ)[1kmペース]心拍[心拍Max]/分ピッチ/歩幅(cm)
05km 0:20:00(20:00)[4:00]158[163]193,129
10km 0:40:11(20:11)[4:02]160[167]197,127
15km 1:00:38(20:27)[4:05]166[179]197,125
20km 1:19:30(18:52)[3:46]168[185]194,137
Finish 1:23:40(4:10)[3:48]171[176]192,138
(平均ペース3:58,平均心拍数163,最高心拍数185,平均分ピッチ196,平均歩幅129cm)

9月の2レース目、ニセコマラソンフェスティバルのハーフにエントリー。過去、2007年、2009年、2015年の3度出場。2007年は1時間23分34秒で男子39歳以下の部3位、2009年は1時間23分41秒で40歳以上5位とともに入賞でしたが、2015年は1時間26分43秒で40~59歳の部9位(2014年までは40歳以上の部が2015年から40~59歳の部と60歳以上の部に分割)と入賞を逃し、今年は2009年以来の1時間23分台を出して6位以内の入賞を狙います。
昨年は当日早朝、地下鉄真駒内駅前からマラソンバスが運行され、会場までバス乗車で移動できたのですが、今年はマラソンバスが廃止となり、車のない私は交通機関利用しか移動手段がないのですが、札幌からだと当日移動ではレース出場には間に合わないので、大会前夜は小樽駅前のホテル宿泊。大会当日、6時12分・小樽始発→蘭越行のJR普通列車でニセコへ移動することに。途中の然別(しかりべつ)駅でキハ201系気動車(3両編成)との行き違い有り。この列車は倶知安駅始発→苫小牧駅終点。
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ニセコ駅8時05分到着。ホームで乗った列車(キハ140系気動車)、ニセコ山系やこのあと走るニセコ大橋とのツーショット写真など撮影。ニセコ駅前は展示用のカボチャがこれでもかっ!というくらい置いてありました。
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すぐに会場へは行かず、函館本線の北側に行き、7.5~7.9km(給水所有。7.9kmから左折して少し下ったあと約5kmの上り)、その先の18.3kmから約500mの「激坂」(35m駆け上がる)~フィニッシュまでのコース下見。途中の橋の欄干にもカボチャが置いてありました。
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ハーフのスタート時刻が2014年までが9時30分でしたが、昨年・2015年にJRダイヤ改正(ハーフコース7km手前で踏切通過有)により5分繰り上がり9時25分となり、今年はまたJRダイヤ改正によりさらに5分繰り上がり9時20分なので、会場到着してすぐに支度をし、アップを兼ねて、会場から700m先の公衆トイレへ行き用足し。
9時20分、ハーフスタート。序盤はスタートから2.7kmまでで約40mの上り区間。2km地点通過は4分20秒。昨年は4分30秒で10秒ほど速い入り。3.2km地点で折り返し。そのときに先行する選手のナンバーカードで同じカテゴリーの選手をチェックしたところ、先頭の2人は同じ40~59歳の選手。そのあとも同じカテゴリーの選手が次々とすれ違い、10人あたりであまりにも数が多く、数え切れない状態。多分20番手くらい。ここから追い上げても入賞圏内の6位以内に食い込むのは非常に厳しい状況。それでも自分の走りをして1人でも多くの選手を抜いていくことを目標にする。
5km地点通過は20分ちょうど(キロ4分00秒ペース)。昨年より33秒速い通過。4~7kmの下り区間では1kmごとで3分40秒、3分41秒、3分37秒とスピードに乗った走り。さすがにちょっと飛ばしすぎたせいか、心拍数は167止まりながらかなり呼吸が荒くなってしまい、上り区間では息を整えるため、スピードをかなり抑え、前にいる選手との差が少し広がる。心拍数が160台から156~158に落ち着いたところで、走りを切り替え、ピッチ走法で前との差を詰める。
10km地点通過は40分11秒。5~10kmの5kmは20分11秒(キロ4分02秒ペース)。昨年は41分38秒で1分27秒速い通過。決してオーバーペースでない中でこの走りなので、終盤の下りでスピードを出せれば1時間24分台は確実という感覚。10kmを過ぎて、まだ4km近く続く上り坂。北海道マラソン2016で同タイムだった選手を抜き、ペースは4分20秒前後ながら、昨年は4分35秒前後だったので、確実に昨年より駆け上がるスピードが上がっている感覚。そのあとも前にいる選手を少しずつ抜いていく。
上り区間があと500mというところで、30m駆け上がる区間。ここで昨年5位入賞した選手を追い抜き、あとは4.5km続く下り。ここでスピードを出せるかどうかがニセコハーフのカギ。ただスピードを出しすぎて、足を痛めたり、心拍数が上がりすぎて上り坂のところで大幅なスピードダウンになっても意味がないので、多少はセーブする感覚で走り、14~15kmは3分25秒。昨年は3分22秒で3秒遅くなるも、前との差を少しずつ縮める。
15km地点通過は1時間00分38秒。10~15kmの5kmは20分27秒(キロ4分05秒ペース)。昨年より2分32秒速い通過。このあと15~16km3分41秒、16~17km3分22秒。前のランナーとの差さらに縮めて25秒くらいに。それでも昨年は3分34秒、3分21秒なので、少し抑えた走り。そのおかげで心拍数は161~162とだいぶ低くなったので、終盤でしっかりスパートかけられる状況。
17~18kmで同じカテゴリーの選手を1人抜き、あと15秒くらい前に走っている選手を目標に追いかける。18km手前から下りが終わり、今度は1kmで45m駆け上がる区間。今年5月に試走したときは羊蹄山が残雪できれいに見られましたが、この日は山頂に雲がかかり、山は見られず。残念。
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途中からは朝に試走した18.3kmから約500mで約35m駆け上がる「激坂」。ここが頑張りどころ。ここでもペースは昨年だとキロ5分くらいに落ちるも、今年は心拍数180を超えながら、キロ4分40秒くらいにとどめ、前の差は10秒を切る。
坂にはチョークで「最後までがんばったらおいしいビール」「のぼりもう少し!がんばって!」などの激励コメントが書かれてました(下見時撮影)。
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残り2kmを切り、ニセコ大橋を渡る道路(道道66号・岩内洞爺線)は800mくらいの下り区間(下見時撮影)。前のランナーもしっかりスピードアップする中、自分もキロ3分45秒くらいにペースアップし、差をさらに詰める。
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ニセコ大橋を渡ったところでついに前のランナーに追いつき、ひとまず後ろにつけて併走。そのあと残り1kmを切り、交差点でフラットに左へカーブするところで、前のランナーが右に寄ったので、左側の最短距離を通り、ここから得意の下りになるので、一気にスピードアップして差を広げる。
残り500mを切り、ゆるやかな直線を駆け上がり、陸上競技場へ入る。天気であれば羊蹄山が望めますか、この時間も山頂に雲がかかって見られず。残念!それでも後ろとの差を10秒つけ、1時間23分40秒でフィニッシュ。目標どおり1時間24分切りでフィニッシュです。
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ただし、今年の入賞ラインの6位は1時間22分12秒で、私は入賞ラインと1分28秒差の8位。昨年は6位が1時25分05秒で、私は6位と1分37秒差の1時間26分42秒(9位)。自分は昨年より3分02秒タイムアップしたのに、入賞ラインも2分53秒アップ。本来、元々入賞ラインは1時間22分台と思っているので、仕方ないところ。自分のレベルがそこまで引き上げないといけませんね。キロでいえば約5秒くらいのタイムアップ…かなりトレーニングが必要。正直、この10年はずっレベル維持している感じですが、その壁を破れてない状況。その壁破りにチャレンジしたいと思ってます。来年・2017年は10kmは36分台、ハーフは1時間20分前後、フルは2時間50分前後のレベル引き上げが目標です。
参加賞は(1)長袖シャツ(緑色、フランクショーター)、(2)ニセコ町内の指定店で利用可の500円クーポン券(私は会場の売店で使用)、(3)ニセコ町内の温泉5箇所で利用可の無料入浴券、(4)用意された袋に入れ放題のジャガイモ(約3kg入ります)、(5)有島記念館招待券…これで参加費3500円はかなりお得です。
レース後、ニセコ駅前温泉「綺羅乃湯」へ行き入浴。温泉手前のニセコ駅前簡易郵便局の前、そして郵便ポストの上にもカボチャがありました。
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帰りはJR利用。ただしニセコ駅から倶知安行の普通列車は1両編成でニセコ駅からは50人くらい乗車のため激混み。倶知安駅で小樽行の普通列車乗換で、ホームで並んでいたら、後ろに並んでいた年配の方(男女4人)が「朝、(小樽からの)始発列車に乗っていましたね」と言われました。実は小樽駅前のコンビニで朝食買い出しをしたあと、ホームで始発電車乗車待ち(列車は既に入線済ですが、ドアが開くのは出発10分ほど前)していたら、ヨーグルト買い忘れのため、急いでコンビニ往復していたところを小樽のランナーの方に目撃されたのでした。小樽の方いわく、昨年はニセコから乗り換えなしで小樽に戻ったハズともっと言われ、私は今年3月のダイヤ改正(利用者にとっては「改悪」!)で、倶知安~長万部間の運行本数が減り、また大半が小樽発は倶知安駅で折り返すことになった(小樽~長万部直通は小樽発が2本、長万部発が3本のみ)ことで、倶知安乗換になったと説明。確かに小樽~倶知安間は2両編成、倶知安~長万部間は1両編成の運行ということもありますが、はっきり言ってJR北海道の自己都合の運行で、利用者の立場を考えていません。春~秋シーズンはまだいいですが、このあと長い冬シーズンになれば、このパターンの乗り換えは極寒のホームで列車待ちをすることになるわけで、不便極まりありません。少なくともJR北海道は自分の会社をいかに残そうかということしか考えていないと言っても言い過ぎじゃありません。こんな考えの会社の存在意義は北海道にとって不要!いっそのことそんな会社は潰れていただき、新しく道民の立場に立った会社が立ち上がっていただきたい。少なくともいかに利用してもらうかを真剣に考え、道民の足という使命を果たす会社に経営していただきたい。今のJR北海道にはそんな精神は一切ありません。JR北海道にまた大きな不祥事がまた起きれば、本当にそういうことが起きると思ってます。人命的な不祥事は起きてほしくはないですが、そういうことが起きない限り、北海道の鉄路というか、公共交通機関の未来はないでしょう(北海道の場合、バスだけではどうしようもありません)。
と、また鉄道の話に「脱線」してしまいましたが、来年もスケジュールが合えばニセコのハーフに出て、今度はしっかり入賞争いに加わりたいですね!