Yu-Run記

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【マラソン】防府読売マラソン、2時間52分31秒で完走

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2016年12月18日(日)、第47回防府読売マラソン(山口県防府市)のフル(42.195km)に出場。2時間52分31秒(男子総合403位/完走2113人中)で完走。2016年は8度目のサブスリー(3時間切り)。通算59回目です。

距離/スプリット(5kmラップ)[1kmペース]心拍[心拍最大]ピッチ/歩幅
05km 0:20:54(20:54)[4:11]150[159]195 129
10km 0:41:11(20:17)[4:03]155[159]196 131
15km 1:01:38(20:27)[4:05]158[162]198 128
20km 1:21:57(20:19)[4:04]160[167]200 128
25km 1:42:19(20:22)[4:04]163[167]200 127
30km 2:02:44(20:25)[4:05]165[169]200 128
35km 2:23:11(20:27)[4:05]168[173]202 127
40km 2:43:38(20:27)[4:05]171[176]201 127
Finish 2:52:31(8:53)[4:03]174[177]201 130
(1km平均4分05秒3,心拍平均162[心拍最大177]ピッチ平均199,歩幅平均128)
※スタートロスは13秒
前半 1:26:22(1km平均4分05秒6)
後半 1:26:09(1km平均4分05秒0)

防府読売マラソンは2年前の2014年に初めて出場し、2時間57分06秒で完走。ずっと12月のレース出場はパスしてましたが、2014年の防府から12月にもフル出場しており、昨年・2015年は加古川(2時間55分25秒)、今回は2年振り2度目の防府参戦です。
レース前日、新千歳→福岡の飛行機移動。福岡空港から列車移動で下関駅前のホテルで前泊。レース当日早朝、下関駅始発→岩国行のJR普通列車に乗り、おにぎり2個を食べ、防府駅到着。コンビニでさらにおにぎり2個&パン1個を買ったあと、会場行きのシャトルバス乗車し、おにぎり&パンを食べる。
スタート地点そばのソルトアリーナ防府前到着。アリーナに入ってスタート前の準備。
2年前の防府は非常に寒く、スタート(12:02)直前の正午時点で気温5.4度、最高気温6.6度と平年(11.4度)より5度近く低く、寒いとカラダが冷えてしまうせいもあり、トイレもレース中に1度寄った状態で、タイムは伸び悩み(2時間57分04秒)。今年はスタート4時間前の8時こそ2.6度と冷え込んでましたが、天気は晴れで、時間が経つにつれ、気温が上昇。正午には13度まで上がる予報で、しっかり走れる状況。あとは終盤ペースダウンせず、前半抑えた走りを心がけるのみ。
防府読売マラソンのエントリー数は約3000人ですが、スタートの陸上競技場そばに仮設トイレが3箇所に約50基!11時15分頃なら仮設トイレはほぼ並ぶことなく利用でき、トイレはストレスフリー!
スタート20分前ほどスタート地点待機。BIBナンバーは持ちタイム順で、100番単位でのエリア待機。
12時02分スタート。前にいるランナーが相当遅いランナーがいることもないので、前に約600人いる状態ながら、ロスタイム(スタートラインへの到達時間)は13秒。スタート直前の正午地点気温は12.1度。
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最初こそやや渋滞していてペースはやや遅い状況も200mほどでキロ4分20秒くらいのスピードになり、ほぼ問題なし。最初の1kmは4分25秒で通過。ロスタイムを除けば4分12秒。そして1~2kmは4分05秒。ちょっといきなりペースを上げてしまったので、2~3kmは4分10秒、3~4kmは4分08秒とペースを少し落とす。ということで、後ろからキロ4分前後でいくランナーに次々と抜かれる。途中で、競技場を出てすぐの直線にも掲げられていた都道府県名が入った「歓迎 ○○からようこそ」の横断幕が全47都道府県分、地元の応援ボランティアの方に持ってもらい、その方からの声援を受ける。
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5km地点通過は20分54秒。ロスタイム13秒を除けば20分41秒。キロ4分08秒ペースでほぼ想定内。この付近でリオデジャネイロパラリンピックの女子マラソン銀メダリスト・道下美里選手(女子のIPC(国際パラリンピック委員会)登録選手)が地元・山口県下関市出身なので、沿道の応援者から「美里さん、頑張って!」「みっちゃん、頑張って!」の熱い声援がとても多く、スゴかったです。ここからキロ4分05秒前後のペースでいき、終盤までそのペースを維持できるよう粘る…というのがレースプラン。4分05秒をやや切るペースでしたが、心拍数は155前後で余裕を持った走り。9km地点手前でスタートの競技場そばを通過。
10km地点通過は41分11秒。5~10kmの5kmは20分17秒。キロ4分03秒ペース。回りは本当にランナーだらけ(当然ですが)。序盤の基本として、その流れになるべく乗り、給水所やカーブなどでは混雑を避けて、回りのランナーと少し間隔を開けた位置で走るように心がける。ふと回りを見渡すと、晴れている状況にもかかわらず、帽子をかぶったランナーはほとんどおらず。私はどんなレースでもほぼ帽子をかぶって出場していますが、晴れのときは日差しを直接目に受けない(サングラスもしていますが)ため。目のダメージはこわいですので…。
15km地点通過は1時間01分38秒。10~15kmの5kmは20分27秒。キロ4分05秒ペース。心拍数は158前後でまだまだ余力たっぷり。
18km地点過ぎで再びスタートの競技場そばを通過。ここから30km地点手前の折り返し地点まで片道約11.5kmの往復コース。このあたりで非常にカラダが軽くなり、いわゆるランナーズハイ的な感覚になるも、キロ4分ちょっとくらいにスピードを抑える。19km地点の給水所でウエストポートに携帯のゼリー飲料を補給する。
20km地点通過は1時間21分57秒。15~20kmの5kmは20分19秒。キロ4分04秒ペース。キロ4分05秒前後のペースを維持。20kmまでは高低差2m以上のアップダウンは一切ない平坦コースでしたが、20kmからは高低差5m前後のアップダウンが折り返しまでいくつか有り。そこで脚を使いすぎず、リズムをしっかりキープして走れるかが後半のカギ。
中間地点通過は1時間26分22秒。単純にハーフのタイムを2倍すれば2時間52分44秒。ということで、目標を今のキロ4分05秒ペースを維持し、2時間53分切りにする。それでも心拍数はアップダウンの影響もあり163前後に上昇。
25km地点通過は1時間42分19秒。20~25kmの5kmは20分22秒。キロ4分04秒ペース。ここまで恐ろしいくらいのキロ4分05秒前後のイーブンペース。心拍数は165前後。太もも裏は最近のレース同様にハリが出ているものの、今のペースで走る分には大きな問題はなし。反対方向から折り返してきたトップランナー通過。34kmあたりのトップは3度目の優勝を狙う福岡国際3位(日本人トップ)の川内優輝選手ではなく、GMOアスリーツ所属の橋本崚選手。川内選手は30秒ほど遅れの3位で通過。果たして橋本選手がそのまま逃げ切るのか、川内選手がいつもの粘りで追いついて逆転するか…残念ながらその様子を直接見ることはできず。
26.4kmの植松交差点で左折(南進)したあと、植松跨線橋(JR山陽本線)のアップダウン。回りのランナーは体感温度の上昇、前半のオーバーペースの影響からか、キロ4分15秒以上にペースが落ちており、キロ4分05秒前後のペースで前のランナーを次々と追い抜く。
田島交差点手前の折り返し地点で折り返したあと、30km地点通過は2時間02分44秒。25~30kmの5kmは20分25秒。キロ4分05秒ペース。30kmからが本当のマラソンスタートとよく言われますが、残り12kmということでここから頑張りどころ。走りを切り替え、前のランナーを目標に、それまでのキロ4分05秒ペースを維持して走る。
35km地点通過は2時間23分11秒。30~35kmの5kmは20分27秒。キロ4分05秒ペースをしっかりキープ。心拍数は170まで上昇。それでもまだフィニッシュまでキロ4分05秒前後のペースを維持できる感覚あり。折り返してから自分の回りでキロ4分05秒で走るランナーは誰もおらず、ずっと単独走。それでも、前にペースダウンするランナーがずらっといるので、そのランナーを次々と追い抜くことを目標して走る。
40km地点通過は2時間43分38秒。35~40kmの5kmは20分27秒。最後の5kmもキロ4分05秒をキープ。あとは2.195kmのみ。心拍数は173前後。太もも裏の状態もなんとか持ちそうな状況。キロ4分ちょっととわずかながらペースアップ。
競技場に入り、残り400m。半周走り、残り200mというところで、トラック内側にフィニッシュ済の川内優輝選手が私あたりで走っているランナーに向けて「2時間53分切れるぞ!」との激励の言葉をかけてくれ、さらにギアチェンジ。残り100mを切り、直線のところで前のランナー1人抜いてフィニッシュ。タイムは2時間52分31秒でフィニッシュ。2年前より4分以上タイムアップ。今年・2016年では千歳JALマラソン(6/5・2時間54分42秒)以来、半年振りの2時間55分切り。そして静岡マラソン(3/6・2間51分27秒)に続くセカンドベストでした。(写真上から4枚目…競技場の入口(残り400m、スタート前に撮影))
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フィニッシュしてすぐにソルトアリーナ防府に戻り、着替えをしてからアリーナ前で販売の「おかげうどん」のうち、防府の食材を使った「ハモ天ぷらうどん」(400円)を参加賞のうどん券で引き替えて食べる。
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このあと小郡郵便局(山口市)と宇部郵便局(宇部市)のゆうゆう窓口に寄るため、早めに会場を後にしました。
小郡郵便局(新山口駅)→宇部郵便局(宇部新川駅)と寄ったあと、宇部郵便局そばのラーメン屋で宇部ラーメンを食べ、スーパー銭湯に寄って汗を流し、昨晩宿泊の下関駅前にあるホテルに無事到着。
今回の防府読売マラソン、うまくいけば2時間53分切り、と思っていたのですが、まさかここまでうまく走って目標どおりフィニッシュできたのは驚きです。それができたのは、いろんな準備の積み重ねだと思っています。そして自分がやってきた序盤抑えて走り、終盤までしっかりそのペースを維持して走りきるレースプランが自分にとっては一番いい走りということもこれで再認識できました。
今年・2016年のレースはこれでラスト。来年・2017年の初レースは2014年から同じパターンで大阪国際女子マラソンと同時スタートの大阪ハーフマラソン(1/29)。その翌週に2017年の初フル・別府大分毎日マラソン(別大)出場。別大は念願の初出場。8年前の2010年までは参加資格が2時間50分以内。2009年3月の東京・荒川市民マラソン(現・板橋Cityマラソン)で2時間48分46秒と参加資格を得たものの、レース関門が5km20分、10km40分、15km1時間00分、20km1時間20分と「キロ4分ペース」、そしてハーフ(21.0975km)が1時間24分…つまり、実力的に2時間48分以内のタイムがなければ完走できない状況のため、2010年はエントリーせず。そして第60回の2011年から参加資格が3時間30分以内と大幅緩和。大会が2月上旬なので、自分としてはまだ体調的に仕上がっておらず、そもそもフル出場は控え、2月下旬の東京(当選したときのみ出走…2017年はハズレ)、3月上旬の静岡、3月中旬の板橋にフル出場していましたが、別大はサブスリー(2時間59分59秒以内)の持ちタイム(大会開催2年前の1月1日以降の記録)だと定員なしで参加でき、サブスリー達成ランナーが一番多いのが2015年は東京でしたが、2016年は別大。コースも2016年から終盤のアップダウンがほとんどないなど、記録を狙える要素がたくさんあるので、ついに来年・2017年初エントリー。
(参考)サブスリー達成ランナー数
2015年
別大1075人(2/1)
(男子1068人、女子7人)
東京1103人(2/22)
(男子1036人、女子 67人)
2016年
別大1209人(2/7)
(男子1192人、女子8人、男子視覚障害者9人)
東京1139人(2/28)
(男子1077人、女子62人)

なお、2017年大会(2/5)のエントリー数、男子カテゴリー1(2時間30分以内)はまだ未発表(前回・2016年は99人(海外招待・国内招待選手を除く))ですが、カテゴリー2(2時間30分01秒~2時間55分00秒)が956人、カテゴリー3(2時間55分01秒~2時間59分59秒)が628人で、カテゴリー2・3の合計が1584人。昨年のカテゴリー2(2時間30分01秒~2時間59分59秒)は1565人とほぼ同じ(19人増(1.2%増))。ということで、2時間30分前後から3時間00分前後まで記録で走る選手のところは中盤までほぼ集団走状態。中盤を過ぎて、イーブンペースでいっていれば、今回の防府のようにずっと前のランナーを抜きまくり…という感じで走れると思います。風が強く、向かい風区間になれば、多くのランナーが風除けとなりますので、なんとかなると思っています。あとはスピード練習も週1でやって、キレを出していき、防府はキロ4分05秒ペースで押していけましたが、別大ではなんとかキロ4分02秒(ラスト7キロはキロ4分ちょうど)でいって、5年振りの2時間50分切りを狙います。さすがに自己記録(2時間47分55秒)の更新にはキロ3分58秒が必要で、そのスピードで42km走り切るスタミナがまだないので、無理はしません。ただ、今からワクワクはしています。北海道からも多くのランナーが出場しますし、どこまで走れるのか、非常に楽しみです。
で、今回の防府のネットタイムは2時間52分18秒ということで、マラソン雑誌「ランナーズ」を出発しているアールビーズ社主催の「全日本マラソンランキング」で2016年4月~2017年3月のランク、このタイムなら47歳100位以内、なんとかいけそうかな?2015年4月~2016年3月のランクでは2016年静岡マラソンの2時間51分18秒で46歳80位と100位以内にランクインでき、そのランクでは2時間52分以内で100位以内でしたので…ただレベルも上げてきているランナーもいますから、油断せず、来年の別大、静岡(3/5)、板橋(3/19)のどこかで、少なくとも2時間51分を切って、ランクインを確定させたいですね。でも、13年後の2030年度(北海道新幹線札幌駅開業予定の年度)の60歳には、100位以内のボーダーがサブスリー…なんてことになっているのでは?とマジに思っていて、そのときまでサブスリーをしっかりキープしたい、と誓う私でした。
まずは別大でも最低の最低としてサブスリーで走って、60度目のサブスリー、そして2006年から継続しているサブスリー連続年を12年に伸ばしたいですね。