Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【JUMP】第59回HBCカップを参観&応援

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2017年1月9日(月・祝)、北海道札幌市中央区・大倉山シャンツェ(ジャンプ場)で開催の第59回HBCカップジャンプを観戦。ジャンプ選手の応援をしました。
私にとって2017年の初ジャンプ観戦&応援。いつもは雪印メグミルク杯(宮の森シャンツェ)からですが、大会の1月7日(土)はマラソン練習と重なり「欠場」でした。
1959年から始まったHBCカップジャンプ、第1回から一昨年の第57回まで大倉山開催。昨年は女子ワールドカップで歴代トップ独走の49勝(2017年1月8日現在)の高梨沙羅選手の参戦で、大会翌週の女子ワールドカップ開催地がノーマルヒルの宮の森シャンツェということで、急きょ宮の森開催に変更でしたが、今年は従来どおりの大倉山での開催です。
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で、男子組は直前までヨーロッパでワールドカップ「ジャンプ週間」に参戦していた「レジェンド」葛西紀明選手が参戦です。
で、HBCカップは国内大会唯一のノックアウト方式。まず1本飛んで男子は上位8人、女子は上位4人のみが次のラウンドで飛ぶことができ、準決勝で男子は8位vs1位、7位vs2位、6位vs3位、5位vs4位、女子は4位vs1位、3位vs2位がそれぞれ1本勝負で対決。その対決に勝った男子4人、女子2人が決勝で1本勝負で優勝を争う…というシステムです。
予選の上位8人が進んだ準決勝で、5位清水礼留飛選手vs4位小林潤志郎選手、7位伊藤謙司郎選手vs2位佐藤幸椰選手はともに雪印メグミルク所属選手同士、6位葛西紀明選手vs3位小林陵侑選手は土屋ホーム所属選手同士の対決。ま、これでどういう結果になっても決勝は雪印メグミルク勢2人、土屋ホーム勢1人の進出が決定。そして、女子組も小林諭果選手(早稲田大学)が予選2位で準決勝進出。男子組の小林潤志郎選手は兄、小林陵侑選手は弟と3きょうだいが準決勝進出!
で、決勝進出は女子組が予選1位の岩佐明香選手(日本大学)と小林諭果選手。男子組は佐藤幸椰選手、 小林潤志郎選手、葛西紀明選手、予選1位の中村直幹選手( 東海大学)。
決勝は準決勝の得点下位からの跳躍。女子組は小林選手が先に115.5mまで跳び、そのあとの岩佐選手は114mにとどまり、小林選手が初優勝。優勝賞金30万円GET!男子組で小林潤志郎選手が優勝すれば、兄妹制覇。
男子組はまず中村選手がK点に迫る122.5m(2016年3月から冬季の大倉山、K点は120m→123m、ヒルサイズは134m→137mに変更)。しかし葛西選手120m、小林選手121.5m、佐藤選手118.5mと中村選手の飛距離を上回ることができず、中村選手が初優勝。優勝賞金100万円GETです(表彰式で掲げられた「¥1,000,000」のボード写真)。
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小林選手は2位で惜しくも兄妹制覇はならず。葛西選手は3位に終わりましたが、長旅の疲れもなんのその、しっかり決勝進出するあたりさすがの「レジェンド」ですね。
で、男女とも優勝は大学生。男子組の中村直幹選手は20歳で、この日が成人式。会場で中村選手を含む出場した男女9選手が成人を迎え、札幌スキー連盟から記念品贈呈。男性選手はスーツならぬ「スキースーツ」の上からネクタイをして登場。ナイスセンスです!
このあとのジャンプ観戦&応援は1月14日(土)・15日(日)のワールドカップレディース(宮の森シャンツェ)。高梨沙羅選手は女子ワールドカップの勝利数「50」に王手をかけているので、宮の森で50勝を達成してほしいですね。でも、2016-2017シーズンの女子ワールドカップのポイント2位は伊藤有希選手(土屋ホーム)。伊藤選手はワールドカップの表彰台は10回ありながら、2位6回、3位4回で優勝は一度もなし。2位6回のときの優勝はすべて高梨沙羅選手。今シーズンも2位2回で、優勝を高梨沙羅選手に阻まれているので、ぜひ初優勝を目指していただきたいですね。
高梨沙羅選手vs伊藤有希選手の争い、楽しみです!もちろん2日とも参観&応援予定です!