Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】歴史散歩・東陽町~砂町に参加(1)

イメージ 1

2017年2月25日(土)、「風景印歴史散歩」に参加。今回は東京都江東区・東陽町~砂町。風景印歴史散歩は昨年3月以来、11か月振り。天気は晴天で気持ち良く「歴史散歩」に参加できました。
集合は東陽町駅前の深川郵便局。そのあと江東南砂団地内郵便局風景印に描かれている南砂2丁目住宅へ。団地は以前、汽車製造工場がありました。
イメージ 2
イメージ 3
このあと南砂緑道公園へ。公園内には「長州藩大砲鋳造場跡」ということで、約3mの大きさの大砲をモデルにしたモニュメントがありました。このモデルとなった大砲はフランス・パリのアンヴァリッドに保存されているもの。
イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
イメージ 8
その大砲は、長州藩が1854年に南砂で製造。当初は三浦半島に備え付けられ、そのあと攘夷戦争で下関に移され、砲撃により関門海峡を封鎖するも、1864年、イギリス・アメリカ・フランス・オランダの連合艦隊が下関の砲台を攻撃し、長州藩陥落。砲台は連合軍が戦利品として持ち去られたのですが、1966年にフランス・パリのアンヴァリッド軍事博物館に長州藩大砲が保管されていることがわかり、日仏の外交交渉により、1984年に大砲がフランスから貸与され、120年振りに下関へ里帰り。下関ではフランス政府の了解を得て、原寸大のレプリカを製作し、関門橋や関門トンネル人道入口そばの壇ノ浦(みもすそ川公園)に展示されているのですが、2か月前の2016年12月19日、防府読売マラソン出場翌日、下関市内の郵便局回り(風景印押印)のついでにみもすそ川公園に寄り、長州藩大砲をデジカメ撮影していたのでした。そのときに2か月後、大砲の製造場所に立ち寄ることになるとは全く思っていなかったので、ビックリの一言。こういう偶然が風景印歴史散歩で何かと多いので、本当に参加するのがいつも楽しみですよね。
イメージ 9
イメージ 10
このあと「砂村新田六地蔵」(江東区南砂2丁目)に寄る。この六地蔵の設置理由は諸説ありるものの、1945年の東京大空襲で消失。今のはその後に再建されたものです。
イメージ 11
そして江東南砂団地内郵便局風景印に描かれている仙台堀川公園を通る。以前は仙台藩の深川蔵屋敷があり、そこに仙台からの米等を運んだことから「仙台堀」と名付けられた運河を開削。今は「仙台堀川」(旧中川~隅田川)と呼ばれています。
イメージ 12
イメージ 13
このあとJR総武本線貨物支線、通称「越中島支線」(小岩駅~越中島貨物駅間)脇にある南砂鉄道公園へ。越中島支線は貨物専用線で、ダイヤ上では平日のみ1日1往復、臨時列車を含めても1日3往復(運休になる場合有)の運行(土日の運行はなし)。越中島貨物駅にあるJR東日本の東京レールセンターから発送される鉄道用レール輸送に使われています。南砂鉄道公園には早咲きの桜がほぼ満開で見頃でした(写真上から1枚目)。
イメージ 14
イメージ 15
イメージ 16
このあと妙久寺にある第48代横綱大鵬の納谷幸喜さんのお墓を訪れました。納谷さんは北海道弟子屈町生まれ。大鵬の幕内優勝回数は歴代2位の32回。納谷さんが亡くなったのは2013年1月と4年前。このニュースは北海道にとって大きな衝撃でした。その後、北海道出身の偉大な横綱で、幕内優勝回数歴代5位(24回)の北の湖(壮瞥町出身、北の湖親方)が2015年11月、同3位(31回)の千代の富士(福島町出身、九重親方)が2016年7月とわずか4年で道産子3大横綱全員逝ってしまい、今は北海道出身幕内力士はゼロ。稀勢の里が日本出身力士で久々の横綱となりましたが、道産子力士の横綱もぜひ誕生してほしいものです。
イメージ 17
イメージ 18
このあと砂町銀座商店街へ。ここでフリータイムとなり、厚切りハムカツを買って食べました。プロ野球・北海道日本ハムファンということで「ハムカツ」にしました(笑)。
イメージ 19

砂町銀座垂れ幕写真

イメージ 21
その2につづく。

※主催は「東京「風景印」散歩365日」や「ふるさと切手+風景印マッチングガイド」などの著者である古沢保さんです。詳細はブログ「風景印の風来坊~東京風景印散歩」をご覧ください。
http://tokyo-fukeiin.at.webry.info/

 

※「風景印歴史散歩」参加者に提供されたマッチングの風景印を紹介いたします。
イメージ 22
◆江東南砂団地内郵便局(こうとうみなみすなだんちない)
・住所:〒136-0076東京都江東区南砂2丁目3-14
・図案説明:高層住宅(南砂2丁目住宅)、仙台堀川公園
・使用開始日:1983年(昭和58年)10月7日
イメージ 23
◆江東区文化センター内郵便局(こうとうくぶんかせんたーない)
・住所:〒135-0016東京都江東区東陽4丁目11-1
・図案説明:江東区文化センター、コミュニティ道路(訪れる人々)
・使用開始日:1983年(昭和58年)10月7日

 

※深川郵便局は集合場所で、手持ちの切手に風景印を記念押印しました。
イメージ 24
イメージ 25
◆深川郵便局(ふかがわ)
・住所:〒135-8799東京都江東区東陽4丁目4-2
・図案説明:清洲橋(隅田川)、松尾芭蕉句碑、深川八幡
・使用開始日:1990年(平成2年)11月30日
※使用切手:[上から1枚目](左)神輿と水掛け(右)神輿と富岡八幡宮(ふるさと切手・ふるさとの祭第2集・深川八幡宮 東京都)、[上から2枚目]あかあかと 日は難面も 秋の風・句の書(奥の細道シリーズ切手第8集、1988.11.11発行)