Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【マラソン】釧路湿原マラソン・30km、2時間02分25秒で完走

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2017年7月30日(日)、第45回釧路湿原マラソンの30kmに出場。2時間02分25秒(40歳代の部16位/318人、男子総合36位/999人)で完走しました。

距離/Split(5kmLap)[1kmPace]
05km 0:20:31(20:31)[4:06]
10km 0:41:09(20:38)[4:08]
15km 1:01:39(20:30)[4:06]
20km 1:21:53(20:16)[4:03]
25km 1:42:23(20:30)[4:06]
Finish 2:02:25(20:02)[4:02※]
※GPSウォッチでの距離が「29.96km」となったため、25km~Finishの1kmペースは4.96kmで計算

釧路湿原マラソンは北海道では珍しい30kmの部がある大会。私は2006年に初出場。2007年は欠場したものの、2008年以降は毎年出場しており、今回で11度目の出場。2008~2010年は3年連続で1時間55分台の記録でしたが、2011年以降は2時間台(00~03分台)。昨年・2016年は2時間00分00秒と惜しくも「1秒を削りだせ」ず、2時間切りならず。今年は7年振りの2時間切りを狙いたかったのですが、2週間前にへんとうせん痛を発症。そのあと気管支炎になってしまい、走っている最中に咳き込むことも。よって、このところランニングも長時間走やスピード練習を自粛しており、とてもキロ4分ちょうどで30km走り切る状態まで仕上がっておらず、2時間切りは厳しい状況。先週の士別の走りを考慮すれば、キロ4分06秒ペースでいけば、30kmは2時間03分00秒…なので、2時間03分切りがスタート前の目標。あとは走り始めの体調等と相談して、その目標を微調整していくことに。
JR釧路駅前のホテルに前泊。宿泊ホテルの朝食開始時刻は通常6時30分ですが、マラソン開催に合わせ、6時00分に繰り上がり、ありがたいサービス。朝食用のトレイにはランナー激励の紙が敷かれていました。嬉しい心遣いですね!
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釧路駅前から出発しているシャトルバスの始発、7時00分発に乗り、約15分で会場到着。昨年はスタート前に豪雨(レース時は雨が上がりましたが)でしたが、今年は早朝が霧で、会場到着時は曇。雨の心配もなく、気温も8時時点で18度と私にとっては走りやすい絶好の条件。
2011年から毎年参加の川内優輝選手は1週間後の8月6日、ロンドン世界陸上のマラソンに日本代表として出場のため今年は欠場。その代わり…ではありませんが、先月・柴又100kmで優勝の弟・鮮輝選手と母・美加さんが30kmの部に出場です(美加さんは昨年も30kmに出場(2時間37分19秒))。
9時30分、陸上競技場東側の道路から30kmの部スタート。最初の1kmは4分06秒。1~2kmは4分00秒でいくも、ややオーバーペースなので、ペースを落とし、2~3kmは4分08秒。心拍数が160前後なので、そのペースを維持する。
5km地点通過は20分31秒。昨年(19分58秒)より32秒遅れ。やはりキロ4分ペースでいくのは厳しい状態なので、このペースを維持し、当初予定どおり2時間03分切りを狙う。新釧路5km過ぎで新釧路川河川敷を右折。このあたりで既に単独走。そして朝6時30分スタートの30kmウォークの参加者からの声援を受ける。釧路湿原マラソンはウォーク大会との共催なので、ウォーク参加者からの声援は励みになり、力が出ます。こういう雰囲気もあるから「ランナーズ」誌等を発行しているアールビーズ社制定「全国ランニング大会100撰」に昨年・2016年開催分で初選出されたのだと思います。北海道では4大会が選出(ほかにサロマ湖100kmウルトラマラソン、北海道マラソン、オホーツク網走マラソン)。フル以上の距離以外で選ばれたのは釧路湿原マラソンのみです。
前に集団がいるも焦って追いかけることはせず、キロ4分10秒前後のペースで走る。8kmあたりからギアを入れ、ピッチも毎分195前後→200前後に上げ、キロ4分03秒前後にペースアップ。同じ年代の選手3人を抜く。
10km地点通過は41分09秒。5~10kmの5kmは20分38秒。キロ4分08秒ペース。このあとすぐ前にいる集団がキロ4分10秒前後のペースで走っていたので、キロ4分ちょっとのペースで一気にその集団を追い抜く。そのあとやや反動で13~14kmが4分16秒に落ち、後ろの集団との差が相当縮まったので、気合を入れなおし、キロ4分ちょっとのペースに戻す。
14.8km地点で折り返し、約12.7kmは往路をそのまま戻るコース。15km地点通過は1時間01分39秒。昨年より1分03秒遅れ。10~15kmの5kmは20分30秒(キロ4分06秒ペース)で、同じ年代の選手3人を抜く。16~17kmで初めて4分を切り、3分55秒。心拍数も170を超える状況に。
20km地点通過は1時間21分53秒。昨年(1時間20分25秒)より1分28秒遅れ。15~20kmの5kmは20分16秒(キロ4分03秒ペース)、同じ年代の選手1人を抜くも、50歳以上の部の選手2人に抜かれる。残り10kmを切り、ここからが頑張りどころ。なお、給水所にスイカがありましたが、泣く泣くスルー…(フィニッシュしてから食べたい…(苦笑…フィニッシュにあるのはバナナ))。このあとの上り区間はやや抑え目にいき、このあとギアを上げ、平均心拍数は170を突破。前に選手を見かければ、その選手を目標に少しずつ差を縮めていく走り。
25km地点通過は1時間42分23秒。25~30kmの5kmは20分30秒(キロ4分06秒ペース)で、同じ年代の選手3人を抜く。このあと15~20km区間で抜かれた50歳以上の部の選手2人を含め、3人が10秒ほどの差で前にいたので追っていくと、後ろから逆に同じ年代の選手2人に並ばれる。ここはまずその選手と併走し、前の選手を追うことに。残り4km地点あたりで前の集団に追いつく。このあたりでスピードはキロ4分ちょうど。さらに前には50歳以上の選手2人がおり、私と私の同じ年代選手1人が追いかけ、残り3kmで私を含め3人が集団の前に出て走る。
残り2kmとなり、スパートをかけて集団の前に出る。平均心拍数は175まで上がり、限界に近い走り。残り1kmで1時間58分38秒。4分20秒でいっても目標の2時間03分は切れる状況。
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残り700mほど、競技場の裏側にきたところで、胸部に痛みが出て、脚も疲労であちこちに痛みが出る状況。このまま無理して走ると大きな故障をしかねず、ここは無理する場面ではないので、ペースを少し落としたところ、背後にいた選手4人(同年代3人、50歳以上1人)に次々と抜かれる。競技場に入り、ラストの直線でも同年代の1人に抜かれ、フィニッシュ。2時間02分25秒で11度目の完走(25km~Finishは20分02秒、同年代2人抜きのあと3人抜かれる)。2時間切りはできませんでしたが、目標としていた2時間03分切り(キロ4分06秒ペース)は達成できました。
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昨年はほぼキロ4分ちょうどのペースで走ったものの、平均心拍数が170を超えたのが残り5kmを切った25km過ぎから。それもそこからキロ3分50秒ペースで駆け抜けているので、それだけのスピードに耐えられる心臓ができていたわけですが、今年はここまでその心臓にはなっていない現状。北海道マラソンまであと4週間となり、昨年の状況にまで仕上げることは難しいかもしれませんが、スピード練習の比重を高め、最低でもサブスリーでいけるようにしたいですね。ただし、現状維持ならサブスリーは厳しいと思っています。
あとは気管支炎が早く完治してほしいところですが、私のノドは悪くなったあとの完治までに相当時間がかかるので、とにかく今は辛抱ですね…。
なお、川内鮮輝選手は1時間40分44秒で39歳以下の部3位入賞。川内美加さんも2時間32分44秒で女子11位でした。
このあと競技場から2kmジョグ(走り)でなごやか亭へ行き寿司を食べ、さらに2.5kmジョグでふみぞの湯(スーパー銭湯)で汗を流す。ただ、右膝に痛みが出る状況。もしラストで無理して走っていたら、もっと痛みが出ていたかもしれないので、セーブしてよかったです(膝の痛みはレース2日後には解消されました)。
来年・2018年こそ2時間切りで完走したいですね!