Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【run観光】美唄市観光・その2

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2018年9月23日(日・祝)、美唄市内のrun(走り)観光・その2です。

◆炭山之碑(東美唄町番町、我路ファミリー公園内)(東明郵便局風景印、美唄郵便局旧図案風景印)
「炭山」は「やま」と読みます。碑文には、

美唄の炭坑は閉じ多くの坑夫達は散りじりに山を去った。
石炭(すみ)を掘り、働く喜びは盆踊りのにぎわいも楽しく、
それぞれに忘れ得ない生活のなりわいがあった。
時代は過ぎ去り、人々は役割も終えて、もう誰もいない。
ただ、静かに地底に眠り歴史を話しかける炭山だけが、
生きている。

とあります。
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で、炭山之碑を撮影。制作はアルテピアッツァ美唄にある彫刻を手がけている安田侃(かん)。
上から1、6、7枚目写真が美唄郵便局・旧風景印で描かれたアングル(中央の柱が後ろ)、8、9枚目写真が東明郵便局風景印で描かれたアングル(中央の柱が手前)で撮影しています。
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美唄市の炭鉱は昭和48年(1973年)閉山。炭山之碑設置の昭和55年(1980年)、炭山之碑が描かれた美唄郵便局風景印が使用開始。美唄郵便局風景印は平成3年(1991年)7月23日図案変更により炭山之碑が消えるも、平成9年(1997年)9月9日、東明郵便局風景印使用開始で炭山之碑が「復活」となりました。
安田侃の彫刻が描かれた風景印は南美唄郵便局・真無(まむ)(アルテピアッツァ美唄内)があります。

◆廃墟の商店街(盤の沢本町)
誰も住んでいないと思われる商店街を見ると、「鈴木商店 TEL117」の文字を確認。電話番号「117」といえば、時報サービスの番号で、全国統一サービスになったのは1964年3月ということで、この商店は少なくとも1964年以前の建物ということですね。
実はこの辺りに2001年時点で丸型ポストがまだあったものの、2002年11月13日に撤去。今回撮影時点で郵便ポストの設置はありませんでした。
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◆旧美唄鉄道東明駅(東明5条2丁目)
美唄鉄道は1972年(昭和47年)6月1日廃止。東明駅舎はそのまま残され、展示されています。廃線跡はサイクリングロード(現在廃止)。駅そばに4110形式十輪連結タンク機関車2号が展示されていました。
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その3につづく。