【run観光】札幌市中央区観光(2018年10月)

2018年10月13日(土)、札幌市内のrun(走り)観光。南区、豊平区に続き、次は中央区です。

◆狸小路(写真は狸小路1丁目(住所は中央区南2条西1丁目))(札幌南二条郵便局風景印)
撮影ポイントはアーケード街「狸小路」の一番東(狸小路1丁目)です。(上から1枚目写真)

◆二条市場(中央区南2・3条東1・2丁目)
市場から取り寄せたばかりの魚介類を多く販売している鮮魚店が集まっている「二条市場」。いわゆるアーケード屋根があるエリアは「二条市場」なのに住所は南3条です。

◆創成川
創成川(そうせいがわ)は江戸時代後期、「大友堀」として造られた人工河川。そのあと名前を今の「創成川」に改称。
南4条～北1条の約800mは「創成川公園」として、遊歩道、イベントスペースなど整備されています。

◆創成橋(札幌南一条東郵便局風景印)
創成川で南1条通に架かる橋。現在の橋は2010年改修で、車道と歩道が一体整備されていますが、札幌南一条東郵便局風景印に描かれている創成橋は改修前のもので、昔の欄干(車道部分)の外側に歩道の橋が別にあります。
昔は札幌市電一条線(一条橋～西4丁目～西15丁目(旧・交通局前)～円山公園間(現存は西4丁目～西15丁目の区間))が創成橋を通っていました。

◆北海道里程元標(中央区南1条東1丁目)
創成橋の東に復元された「北海道里程元標」があります。元々は明治6年(1873年)設置。大正8年(1919年)、道路元標が北海道庁正門前(中央区北3条西6丁目)に置かれ、元の北海道里程元標は行方不明。
元標の西側に「篠路駅 3里10丁20間 銭函駅 5里10丁30間」、東側に「対雁(ついしかり)駅 4里16丁53間 島松駅 5里27丁45間」とあります。1里(ここでは3927mで計算)を36町、1町を60間として計算すると、篠路まで約12.91km、銭函まで約20.78km、対雁まで17.54km、島松まで約22.66kmになります。

◆札幌建設の地碑(中央区南1条東1丁目)
明治2年11月10日(グレゴリオ暦1869年12月12日)、開拓判官の島義勇が札幌の街づくりの基点として進めていったことを後世に伝えるため、1966年建立(碑の制作は関智氏)。
建立時は創成橋北西の交差点角、北1条西1丁目・JCB札幌東ビル前にありましたが、2011年・創成橋復元により現在地へ移設。建立者の中に経営破綻で消滅した「北海道拓殖銀行」があります。当初設置のビルが北海道拓殖銀行所有だった縁もあってのことでしょう。

中央区観光はここで切り上げ、昼食としてさっぽろテレビ塔地下の蕎麦屋でざるそばを食べ、このあと創成川の北、JR函館本線を越え、東区観光です。