Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】下関中土居郵便局

イメージ 1

2018年12月17日、下関市内郵便局回り(6)・下関中土居郵便局に寄り、風景印を押印しました。

◆下関中土居郵便局(しものせきなかどい)
・住所:〒752-0963山口県下関市長府中土居北町4-1
・図案説明:イルカ、国宝・功山寺本堂、長門鋳銭所跡、土塀、関門橋
・使用開始日:1989年(平成元年)11月1日
※使用切手:[上から1枚目]関門橋(関門橋開通記念切手、1973.11.14発行)、[上から2枚目]緑青色(古銭)(グリーティング切手・ライフ・伝統色、2016.8.5発行)、[上から3枚目]瑞龍寺(ふるさと切手・地方自治法施行60周年記念シリーズ・富山県、2011.6.15発行)、[上から4枚目]荒城の月(日本の歌シリーズ切手第1集、1979.8.24発行)、[上から5枚目]マツ(二条城)(20円普通切手、1972.1.21発行)、[上から5枚目]ミナミバンドウイルカ(第3次世界遺産シリーズ切手第5集・小笠原諸島、2012.6.20発行)
イメージ 2
イメージ 3
イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
(注)上記画像(62円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計62円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計62円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。

長府駅前郵便局→下関中土居郵便局の移動は自転車利用(レンタサイクル)。
朝、功山寺へ行ったあと、長門鋳銭所跡のある覚苑寺へ。
イメージ 8
イメージ 9
イメージ 10
イメージ 11
覚苑寺本堂そばにある長門鋳銭所跡碑(国史跡)を撮影。風景印では「和同開珎」が描かれていますが、碑に「和同開珎」のモニュメントがあるわけではありません。発掘された「和同開珎」銅銭、鋳型などは長府博物館に収蔵(常設展示)。一部は重要文化財に指定されています。
古銭を描いた伝統色切手に風景印集印できたものの、2012 IMF・世界銀行年次総会「和同開珎」切手にも押印すればよかったですね。完全に事前の準備&勉強不足でした。
イメージ 12
イメージ 13
イメージ 14
また覚苑寺境内に狩野芳崖先生像がありました。狩野芳崖(かのうほうがい、1828年生-1888年没)は長門国(下関市長府)生まれの日本画家。「近代日本画の父」と言われ、近代美術シリーズ切手第1集にも登場の「悲母観音」(重要文化財、東京藝術大学大学美術館蔵)は死の4日前に描き上げた絶筆。第1次文化人切手で肖像画発行。発行日の1951年2月27日は新暦における誕生日(1828年2月27日生(旧暦・文政11年1月13日生))。
イメージ 15
イメージ 16
イメージ 17
イメージ 18
窓口で風景印押印時、風景印使用開始当時の郵便局長さん作成の手書き解説書をいただきました(後日掲載予定)。局員いわく、使用開始(1989年(平成元年))頃、周辺郵便局でフグ(ふく)の変形風景印を一斉使用開始という動きになったとき、もっと特色のあるデザインにしたいということで、通常の円形ながら、古銭を入れたり、イルカを入れたりなどをした、というこだわりが局長さんにあったようです、とのこと。特にイルカが描かれた風景印は全国でわずか7局のみ。局長さんの考えは素晴らしいと言えますね。なお、下関東郵便局でも過去・約3年間(1973年1月1日~1976年5月11日)、イルカ入りの風景印を使用していました(ほかに赤間神社、平家ガニ、フグちょうちん)。

風景印/下関中土居郵便局