Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】西宮枝川郵便局

西宮枝川郵便局風景印"

2019年1月28日、兵庫県郵便局回り(11)・西宮枝川郵便局に寄り、風景印を集印しました。

 

◆西宮枝川郵便局(にしのみやえだがわ)
・住所:〒663-8143兵庫県西宮市枝川町9-7
・図案説明:枝川、高校野球発祥記念碑(選手像)
・使用開始日:2001年(平成13年)3月1日
※使用切手:[上から1枚目]投手、優勝旗(第50回高等学校野球選手権大会記念切手、1968.8.9発行)、[上から2枚目]甲子園球場(20世紀デザイン切手第4集、1999.12.22発行)、[上から3枚目]アウトロー(打者、捕手、主審)(第100回全国高等学校野球選手権記念大会切手、2018.6.15発行)、[上から4枚目]柳に飛びつくカエル、小野道風、玉泉帖(ふるさと切手愛知版・柳とカエル、2000.10.20発行)
西宮枝川郵便局風景印
西宮枝川郵便局風景印
西宮枝川郵便局風景印
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(注)上記画像(62円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計62円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計62円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。
 
西宮浜甲子園郵便局→西宮枝川郵便局の移動はレンタサイクル。
西宮枝川郵便局へ行く途中、浜甲子園運動公園に寄り、風景印に描かれている高校野球発祥記念碑を撮影。碑は「鳴尾球場跡」(実際の鳴尾球場跡は碑のある位置の少し東(西宮枝川郵便局付近))に設置。設置日は1993年8月6日。制作は田村務氏。
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鳴尾球場では夏の高校野球(全国高等学校野球選手権大会、当時は全国中等学校優勝野球大会)の第3回(1917年(大正6年))~第9回(1923年(大正12年))(第4回(1918年(大正7年))は米騒動の影響で中止)が6回開催。最初の第3回は敗者復活戦(第2回大会(豊中グラウンド、大阪府豊中市)でも実施)があり、その敗者復活で勝ち上がった愛知一中(愛知県、現在の愛知県立旭丘高)が優勝。今では完全トーナメント戦のため、優勝校のみ一度も敗戦がない(優勝校以外の全ての参加校は一度負けている(負けた時点で敗退))
するためには負けないことが必要ですが、歴代の優勝校で唯一、一度負けた学校が優勝したケースです。
なお、春のセンバツも甲子園球場ではトーナメント戦なので、優勝校のみ敗戦はありませんが、センバツ出場に至るまでは前年の秋季地区大会で敗退しても出場することがあるので、一度ないし二度(県大会、地区大会)負けても、センバツ優勝することがあります。
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風景印に描かれている枝川を撮影。
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なお今の枝川はほとんど水が流れていない川ですが、昔あった枝川は武庫川から武庫川女子大学上甲子園キャンパスの北で分流し、国道2号の南より兵庫県道340号・浜甲子園甲子園口停車場線を南下、阪神電鉄・甲子園駅、阪神甲子園球場の東を通り、前述の高校野球発祥記念碑(鳴尾球場跡)付近で瀬戸内海(大阪湾)に注ぎ込んでいましたが、武庫川の治水対策で、阪神甲子園球場の北側で西に分流している申川(さるがわ)とともに1920年(大正9年)廃川。その埋め立て地を阪神電鉄が買収。枝川と申川の中州部分を埋め立てたところに1924年(大正13年)、甲子園球場(当時の名称は「甲子園大運動場」)開場…なんかNHK「ブラタモリ」に出てきそうなネタですね(笑)。
旧枝川の痕跡がわかるところを描いた風景印があり、そこにも寄ったのですが、実はその事実を知らない状態で寄っていたのですが、そのことは後日紹介いたします。

 

風景印/西宮枝川郵便局