Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【run観光】洞爺湖町観光

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2019年4月6日、洞爺湖マラソン出場(5月19日開催)に備え、洞爺湖1周ラン。そのついでに記念碑や彫刻を撮影しました。

 

◆北海道三景之碑 洞爺湖(洞爺湖町洞爺町)
洞爺湖マラソンのフル(42.195km)で約29.3km地点、洞爺湖芸術館方面へ左折する直前の道路右手の斜面にある石碑「北海道三景之碑 洞爺湖」を撮影。
1923年(大正12年)、小樽新聞社が公募により「北海道三景」を制定して設置されたもの。「北海道三景」という名称ですので、気になるのはほかの2箇所。1つ目は「利尻富士」(1位)、2つ目は「定山渓」(2位)(※洞爺湖は3位)。

 

※小樽新聞社…1923年当時、北海道の三大紙のひとつ「小樽新聞」を発行(あとの2つは「北海タイムス(※戦後発行の同名の新聞とは別)」「函館毎日新聞」。函館毎日新聞は1937年廃刊。小樽新聞と北海タイムスは北海道内他地区発行の新聞9紙とともに1942年「北海道新聞」へ統合)。旧社屋は北海道開拓の村(札幌市厚別区)で保存展示。
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定山渓の北海道三景之碑は定山渓まちづくりセンター・の裏(北側)(定山渓ビューホテルの東)にあり、2018年9月19日撮影。
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利尻富士の北海道三景之碑は利尻富士町鬼脇・北見神社境内にありますが、未撮影。利尻島へ行く機会あれば撮影したいと思っています。

 

◆彫刻・湖渡る風(洞爺湖町洞爺湖温泉・洞爺湖湖畔)
洞爺湖湖畔には多くの彫刻が設置されていますが、女性とエゾシカの彫刻「湖渡る風」を撮影。作者は坂坦道(さかたんどう、1920年生-1998年没)。石川県生まれですが、幼少期に札幌移住(北海中(今の北海高校)卒)。戦後は札幌市内中学校で美術教師をしていたこともあり、札幌市内に多くの彫刻作品がありますが、有名なのは羊ヶ丘展望台のクラーク像(作品名「丘の上のクラーク」)。右手を水平にあげているポーズのクラーク像はふるさと切手にも登場し、札幌西岡郵便局、札幌福住郵便局、東月寒郵便局風景印に描かれているほど超メジャーな彫刻。また大通公園の本郷新作・泉の像の近くにある「石川啄木歌像」(大通西3丁目)も坂の作品。
なお、坂坦道の彫刻が描かれた風景印は前述の札幌市内3局のほか、坂の出身地である石川県能登町・松波郵便局(恋路海岸の恋路物語像)があります。
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◆洞爺湖温泉開湯100周年記念・切手型写真フレーム
2016年7月24日、洞爺湖温泉開湯100周年を記念して、切手型の写真フレームが設置。右上には開湯100周年を意味する「100」の数字があり、切手額面に見立ててあります。左下は消印を見立てて二重丸印、内側の円内に「北海道」の文字と温泉マーク、内側の円と外側の円の間に「洞爺湖温泉」の文字が入っています。なお、この写真フレームの最寄り郵便局は「洞爺温泉郵便局」で「湖」の文字は入っておりませんが、洞爺温泉郵便局を含むこのエリアの地名は「洞爺湖温泉」。郵便局名も「洞爺湖温泉」に改称した方がいいかな…(北海道内の郵便局で局名に「湖」が入るのは支笏湖郵便局(千歳市)、阿寒湖郵便局(釧路市)の2局)。
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洞爺湖1周・約36kmを3時間弱で走破。翌日・4月7日、伊達市・室蘭市観光の前、伊達市に限り近い場所にある「道の駅あぷた」そばに「英国船「プロビデンス号」虻田に上陸」解説板(2007年、洞爺湖町役場設置)がありました。室蘭市「道の駅みたら室蘭」そばに「プロビデンス号室蘭港来航200年記念碑」があり、5月18日撮影(掲載済)。
プロビデンス号の虻田上陸が1796年9月15日、室蘭来航が同年9月28日(虻田上陸解説板では9月29日)。このことをきっかけに北海道もいろんな出来事が起きるのですが、まだまだわからないことだらけ。本当に奥が深すぎですけど、調べるといろんなことがつながってくるので、面白いですね。これからさらに勉強ですね。
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4月7日はこのあと伊達市→室蘭市観光です。