Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】新居郵便局

新居郵便局風景印
2019年10月28日(月)、三遠(東三河・遠州)郵便局回り(4)・新居郵便局に寄り、風景印を集印しました。


◆新居郵便局(あらい)
・住所:〒431-0302静岡県湖西市新居町新居3408-6
・図案説明:新居関所(今切関所)、史蹟新居關阯碑、マツ、浜名長橋
・使用開始日:1955年(昭和30年)10月10日
※使用切手:[上から1枚目]東海道五拾三次之内・荒井(歌川広重筆)(国際文通週間切手、2007.9.28発行)、[上から2枚目]マツ(二条城)(20円普通切手、1972.1.21発行)、[上から3枚目]七尾湾と能登島大橋(ふるさと切手石川版、1993.4.2発行)

新居郵便局風景印

新居郵便局風景印

新居郵便局局舎写真

新居郵便局局舎写真
(注)上記画像(63円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計63円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計63円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。


舞阪弁天島郵便局→新居郵便局の移動は、ジョグ(走り、約3.6km)。訪局2日前(しまだ大井川マラソン開催前日)、新居関所へ行くためJR新居町駅下車。西にある新居関所の手前、浜名橋(昔あったとされる浜名橋とは異なります)に昔の東海道・荒井宿を描いた浮世絵が欄干にあり、国際文通週間切手に採用された荒井宿もありました。

浜名橋写真

浜名橋写真
新居関所到着。国指定特別史跡。新居郵便局風景印にも描かれている碑も撮影しましたが、風景印に描かれている文字「史蹟新居関阯」の「関」、実際は「關」が正当。戦前使用の風景印にも同じ碑が描かれていますが、こちらはちゃんと「關」でした。
なお、「東海道五拾三次之内・新居」切手の右隅にしっかり新居関所が描かれているので、新居郵便局風景印集印で「マッチング」となります。

新居関所写真

新居関所写真

新居関所写真

史蹟新居関阯碑写真
で、新居郵便局へ向かっている途中、風景印に描かれている「浜名長橋」へ。この橋は1929年(昭和4年)に西浜名橋、1932年(昭和7年)に中浜名橋が完成。ともに構造が鉄筋コンクリート造のアーチ橋なので、風景印のデザインとしては特定できませんが、西浜名橋が新居郵便局のある湖西市と浜松市(西区)との市堺なので、実質的には西浜名橋を描いたと思われます。
で、西浜名橋、中浜名橋とも南に新しい橋が作られ、現在は南の新橋が西浜名橋、中浜名橋(ともに自動車専用道路のため、歩行者・自転車は通行禁止)、元の西浜名橋は西浜名橋側道橋、中浜名橋は中浜名橋側道橋となり、ともに歩行者・自転車専用道路となっています。ただし、橋名の表示は見あたらなかったです。ということで、西浜名橋側道橋のアーチ部分も撮影しました(右手の橋はJR東海道本線の橋梁)。

西浜名橋写真

西浜名橋写真

西浜名橋標識写真

西浜名橋側道橋写真

西浜名橋側道橋写真

新居郵便局到着後、静岡県在住の知人が待ち合わせており、このあと知人運転のクルマでの湖西市内郵便局回りです。


風景印/新居郵便局


(追記)新居関所は1707年発生「宝永地震」で建物倒壊、さらに津波で流出したため、翌年・1708年に現在の新居関所の位置へ移転。その宝永地震の発生日が1707年10月28日(宝永4年10月4日)…地震発生から312年後の日でした。(2019.11.10追記)