Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】小松打越郵便局(2019.11.1押印・初日印)

小松打越郵便局風景印
2019年11月1日に使用開始された小松打越郵便局の風景印初日印を郵頼にて集印しましたので、紹介いたします。


◆小松打越郵便局(こまつうちこし) ※変形印
・住所:〒923-0831石川県小松市打越町甲80-1
・図案説明:白山、ダイサギ、花(外周:小松市章の外周)
・使用開始日:2019年(令和元年)11月1日(新規)
※使用切手:[上から1枚目]葦に鷺文様(和の文様シリーズ第3集、2017.8.18発行)、[上から2枚目]深田久弥、白山(ふるさと切手石川版・山を愛した文学者 深田久弥、2003.7.1発行)、[上から3枚目]ウメ(84円普通切手、2019.8.20発行)

小松打越郵便局風景印

小松打越郵便局風景印

外周の形ですが、日本郵便サイトでは「小松市の花の梅」とありますが、梅の花びらは一般的に5枚で3枚はないと思われます。で、この形は小松市の市章の外周とほぼ同じ。

小松市市章
で、小松市市章の意味は小松市ホームページでは「小松の「小」と、「松」の常緑の枝葉を図案化し、さらに、3つのまとまりは、工業、商業、農水林業が伸展し、限りなく市勢が発展することと調和、円満、固いきずなを表したものです。」…つまり中央が「小」を図案化、輪郭部分がマツ(松)の枝葉を図案化したもの、ということです。ただし、「3つのまとまり」ですが、これは「後付け」と思われます。1941年(昭和16年)3月20日、小松市市章制定の文章として、
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中央ニ小、輪軸(カク)ハ松ヲ各々図案化シタルモノニシテ大小松市ヲ簡明ニ力強ク表徴セントス。
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とあります。「軸」は「カク」のフリガナがつけられており、「輪軸」は「輪郭」ということだと思われます(単なる誤字なのかも…)が、それはいいとして、「小松市を簡明に力強く表徴」(「表徴」は「象徴」と同意語)とあるので、それぞれの意味は市章制定時には特段なかったと思われます。
どちらにしても、小松打越郵便局風景印の輪郭は明らかに小松市市章の輪郭と同じで、市章の輪郭は小松市木であるマツ(松)を意味している…というのが正当でしょうね。
ま、ウメ(梅)も小松市花なので、ウメ切手に押印するのも全く意味がないわけでない…ですね。


風景印/小松打越郵便局(2019.11.1押印・初日印)