Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】小樽産業会館内郵便局

小樽産業会館内郵便局風景印
2019年11月18日、小樽市内郵便局回り(2)・小樽産業会館内郵便局に寄り、風景印を集印しました。


◆小樽産業会館内郵便局(おたるさんぎょうかいかんない)
・住所:〒047-0032北海道小樽市稲穂2丁目17-1 小樽市産業会館1階
・図案説明:小樽港、船、手宮古代文字洞窟(手宮洞窟)
・使用開始日:1957年(昭和32年)7月10日
※1975年(昭和50年)10月15日~1995年(平成7年)11月8日、「北海道」表示有を使用
※使用切手:[上から1枚目]冬げしき(日本の歌シリーズ第3集、1980.1.28発行)、[上から2枚目]第四十五番 岩屋寺・愛媛県(礫岩峰に抱かれる庫裏)、[上から3枚目]第四十六番 浄瑠璃寺・愛媛県(仏足石)(以上、ふるさと切手四国版・四国八十八ヶ所の文化遺産第3集、2006.8.1発行)

小樽産業会館内郵便局風景印

小樽産業会館内郵便局風景印

小樽産業会館内郵便局局舎写真
(注)上記画像(63円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計63円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計63円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。


小樽堺町郵便局→小樽産業会館内郵便局の移動はジョグ(走り、約1.3km)。
手宮洞窟にある壁面彫刻(風景印使用開始時の図案説明では「手宮古代文字洞窟」と発表されていますが、調査の結果、現在は「文字」ではなく「絵画」という評価)は、現在「手宮洞窟保存館」として保護されております。四国八十八ヶ所の文化遺産切手2種類に押印していますが、ともに手宮洞窟に似ている雰囲気のものを選びました。
その手宮洞窟には2018年5月17日に入館。風景印に描かれている手宮洞窟は「大正末期から昭和初期」の様子の写真とほぼ同じ(手宮洞窟の解説板の位置が写真は右、風景印は左の違い有)。なお展示写真で洞窟の上は旧国鉄手宮線手宮駅~高架桟橋間の蒸気機関車が走行。ということで小樽産業会館内郵便局風景印は「鉄道関連風景印」でもあります。


【run観光】小樽市観光・その1(2018.5.17撮影)
https://yu-runki.hatenablog.jp/entry/15532745

手宮洞窟写真

手宮洞窟写真

手宮洞窟写真

手宮洞窟写真

手宮洞窟写真

手宮洞窟写真

小樽産業会館内郵便局の風景印使用開始は1957年。局名表示の変化はあるものの、デザインは使用開始時から62年間変更なし。そして、このデザインは最初に小樽郵便局が1948年(昭和23年)2月1日(1972年(昭和47年)9月30日まで使用(24年8か月間))使用開始のデザインと同図案。小樽郵便局の1948年使用開始印は函館中央郵便局の前身、函館郵便局とともに第2次世界大戦後、北海道内で最初に風景印使用開始されたもの。つまり、小樽産業会館内郵便局の風景印デザインは北海道内での戦後最初の風景印と同じ。よって、小樽郵便局時代から71年間も「継続使用」されている風景印デザインとなります。


風景印/小樽産業会館内郵便局