Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】沢井駅前郵便局(2019.11.22押印、局名改称前・図案変更前・終日印)

沢井駅前郵便局風景印
2019年11月22日限りで局名改称・図案変更(11月25日から新局名(二俣尾郵便局)・新図案)される沢井駅前郵便局の風景印終日印を訪局にて集印しましたので、紹介いたします。


◆沢井駅前郵便局(さわいえきまえ)
・住所:〒198-0172東京都青梅市沢井2丁目77-2
・図案説明:カヌー、青年の像、御岳渓流(多摩川、楓橋)
・使用開始日:1989年(平成元年)10月3日
・使用終了日:2019年(令和元年)11月22日(局名改称・図案変更による)
※使用切手:[上から1枚目]御岳渓谷(カヌー)(ふるさと切手・第68回国民体育大会・東京都、2013.8.28発行)、[上から2枚目]カヌー(オリンピック東京大会寄附金付切手・第6次、1964.6.23発行)、[上から3枚目]カヌー競技とベニバナ(第47回国民体育大会記念切手、1992.9.4発行)、[上から4枚目]カヌー競技(ふるさと切手・第63回国民体育大会・大分県、2008.9.26発行)、[上から5枚目]祖谷のかずら橋(ふるさと切手・地方自治法施行60周年記念シリーズ・徳島県、2015.6.2発行)

沢井駅前郵便局風景印

沢井駅前郵便局風景印

沢井駅前郵便局風景印

沢井駅前郵便局風景印
[上から6枚目]青年とシンボルマーク(国際青年年切手、1985.7.20発行)、[上から7枚目]オーギュスト・ロダン「考える人(拡大作)」(第3次世界遺産シリーズ切手第10集・ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-(国立西洋美術館)、2017.7.14発行)、[上から8枚目]東京証券取引所の装飾像(証券取引所100年記念切手、1978.9.14発行)、[上から9枚目]わだつみのいろこの宮・青木繁画(近代美術シリーズ切手第1集、1979.5.30発行)、[上から10枚目]人間とDNA(2004年世界医師会(WMA)総会記念切手、2004.10.6発行)、[上から11枚目]われは海の子(わたしの愛唱歌シリーズ切手第6集、1998.7.6発行)

沢井駅前郵便局風景印

沢井駅前郵便局風景印

沢井駅前郵便局風景印

沢井駅前郵便局風景印

沢井駅前郵便局風景印

沢井駅前郵便局風景印

(注)上記画像(63円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計63円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計63円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。


2019年11月17日、JR青梅線・奥多摩駅~宮ノ平駅間の駅名標撮影でのランニングついでに沢井駅前郵便局に寄り、局舎撮影。郵便局前の掲示板に赤文字で大きく「移転」の文字が目立ってました。

沢井駅前郵便局局舎写真

沢井駅前郵便局局舎写真

沢井駅前郵便局局舎写真

沢井駅前郵便局移転告知写真

沢井駅前郵便局移転告知写真

で、風景印終日印の2019年11月22日、16時過ぎに沢井駅前郵便局到着。既に同局でのゆうちょ銀行ATMは16時をもって稼働終了しており、機械の業者担当者が移転準備で作業を行っていました。

沢井駅前郵便局局舎写真

沢井駅前郵便局局舎写真

沢井駅前郵便局局舎写真
11月17日には移転先の二俣尾郵便局局舎にも寄ったところ、建物は既に完成済(郵便ポストのみ未設置。通常のパターンなら開局前日頃に設置)でしたが、郵便局とわかる表示部分はすべて白色のフィルムで覆われていました。ただし、出入口のガラスドア部分は透けて「二俣尾郵便局」とわかる状態でした。

二俣尾郵便局局舎写真

二俣尾郵便局局舎写真

二俣尾郵便局局舎写真

二俣尾郵便局局舎写真

風景印に描かれている「青年の像」は沢井駅近く、澤乃井園そば(上流側)の多摩川沿いの御岳渓谷遊歩道にあるのですが、10月発生・台風19号の被害で遊歩道が立入禁止のため、11月17日に寄った際には像のそばに行くことができず。それでも澤乃井園からかろうじて像を確認することができ、デジカメの望遠機能でなんとか撮影。

御岳渓谷遊歩道入口写真

御岳渓谷写真

澤乃井園写真

御岳渓谷遊歩道写真

御岳渓谷遊歩道写真

御岳渓谷遊歩道・青年の像写真

御岳渓谷遊歩道・青年の像写真

「青年の像」作者は「東洋のロダン」と言われた朝倉文夫(1883年生-1964年没)。朝倉文夫は早稲田大学・大隈重信像(早稲田大学前郵便局風景印)の作者でもあります。朝倉文夫が戦時中、青梅市(当時は三田村)沢井に疎開していた縁で青梅市が設置したものとのこと。像は青年の裸体像。青年裸体像を描いた風景印はあまりないと思いますが、札幌でも札幌駅パセオ郵便局の旧図案(1989.7.14~2015.2.19)は札幌駅南口に設置されている本郷新作「牧歌の像」(中央3人が女性、両端2人が男性)の向かって左にいる角笛を吹く男性裸体像がデザイン。風景印では座っている右足太ももがしっかり股間を隠しております。

札幌駅パセオ郵便局風景印
ちなみに、テレビ朝日制作「タモリ倶楽部」で2016年放送「銅像の股間を考える!」で「牧歌の像」の向かって右側男性の像が紹介。さらに朝倉文夫も取り上げられ、いろんな裸体像を紹介。ということで、ロダン作「考える人」切手にも風景印集印です。
11月22日、風景印集印ついでに風景印に描かれている多摩川に架かる楓橋を撮影。風景印で描かれている構図は多摩川沿いの御岳渓谷遊歩道からのものと思われますが、橋の横からは撮影できず、正面から撮影。また楓橋からの御岳渓谷を撮影。

楓橋写真

楓橋写真

御岳渓谷写真

いつものことですが、今回もひとつの風景印題材を調べると、本当に奥が深いことを実感した次第です。


風景印/沢井駅前郵便局(2019.11.22押印、局名改称前・図案変更前・終日印)