Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】高砂塩市郵便局(2020.1.7押印)

 高砂塩市郵便局風景印
令和2年用年賀葉書の料額印面に合わせ、郵頼にて令和2年(2020年)1月7日付の高砂塩市郵便局風景印を入手しました。


◆高砂塩市郵便局(たかさごしおいち)
・住所:〒676-0805兵庫県高砂市米田町米田893-7
・図案説明:宮本武蔵・伊織生誕地碑、五輪書
・使用開始日:1994年(平成6年)4月25日
※使用葉書:[上から1枚目]印面:2020富士とねずみ(令和2年用東京2020大会寄付金付年賀葉書・無地、2019.11.1発行)


印面下が2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会エンブレムが入っているのに合わせ、宮本武蔵の「五輪書」を描く高砂塩市郵便局風景印を集印しました。
オリンピックのことを「五輪」というようになったのは1936年。当時の読売新聞記者が新聞紙面で「オリムピック」だと6文字と文字数を多く使うため、文字数節約でオリンピックマークが5つの輪を使うところから、宮本武蔵の著書のタイトル「五輪書」にヒントを得て2文字の「五輪」を使ったことからとのこと。ということで、オリンピックの「五輪」は宮本武蔵「五輪書」からもきていますね。参考までに五輪書は「地、水、火、風、空」の5巻。
その五輪書を書いた宮本武蔵の出生地は諸説あるものの、諸説のひとつが兵庫県高砂市。高砂塩市郵便局風景印に描かれている「宮本武蔵・伊織生誕地碑」(1990年建立)を関西旅行中の2019年10月5日撮影。なお、吉川英治作の小説「宮本武蔵」では岡山県・美作出生となっています。

宮本武蔵・伊織生誕の地写真

宮本武蔵・伊織生誕の地写真

宮本武蔵・伊織生誕の地写真

宮本武蔵・伊織生誕之地碑写真

宮本武蔵・伊織生誕之地碑写真

宮本武蔵・伊織生誕之地碑解説板写真

宮本武蔵・伊織解説碑写真

ほかにもいろんな碑がありました。まず五輪司供養廟を撮影。四方に「成功の門」(東)、「幸福の門」(南)、「安楽乃門」(西)、「不老不死大門」(北)とあります。

五輪司供養廟写真

五輪司供養廟解説碑写真

独行道碑を撮影。宮本武蔵が亡くなる7日前に書いたもの。

独行道碑写真

独行道碑写真

独行道碑解説板写真

田原・宮本家父祖之地碑を撮影。

田原・宮本家父祖之地碑写真

独行道碑写真

田原・宮本家父祖之地碑解説板写真

ただ宮本武蔵・伊織生誕地碑のすぐ西にある西光寺境内に「宮本武蔵・伊織之像」があったのですが、その時点で把握しておらず、像を撮影できず。次に高砂市へ行ったときに寄りたいです。
風景印集印の日付は令和2年1月7日ですが、当方の郵頼での依頼は1月6日付。1月3日、厚別郵便局(ゆうゆう窓口)から2020年1月6日の配達日指定郵便にて依頼しましたが、1月7日付だったため、日本郵便サイトのメール(専用フォーム)でのお問い合わせしたところ、同局から到着が1月7日だったため、1月7日付で押印処理したとの回答がありました。年始で郵便処理が多少遅延することがある事情は理解しますが、結果的に料金を支払って配達日指定郵便で出したにもかかわらず、指定した日に配達されないということは、そのシステムが機能していないということで、この制度自体「欠陥」があるということになります。このようなことが発生しないシステムにしていただきたいものです。


風景印/高砂塩市郵便局(2020.1.7押印)