Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】秋田中通一郵便局(2020.3.13押印・終日印)

秋田中通一郵便局風景印
2020年3月13日限りで使用終了の秋田中通一郵便局の風景印終日印を郵頼にて入手しましたので、紹介いたします。


◆秋田中通一郵便局(あきたなかどおりいち)
・住所:〒010-0001秋田県秋田市中通3丁目3-4
・図案説明:サクラ、ツツジ(千秋公園)、秋田県立美術館(平野政吉美術館)
・使用開始日:1984年(昭和59年)10月23日
・使用終了日:2020年(令和2年)3月13日(局名改称に伴う廃止)
※使用切手:[上から1枚目]桜(グリーティング切手・春のグリーティング、2020.2.21発行)、[上から2枚目]ソメイヨシノ(63円普通切手、2019.8.20発行)、[上から3枚目]エゾムラサキツツジ(ふるさと切手北海道版、1997.4.25発行)、[上から4枚目]パレット、東京国立近代美術館(東京国立近代美術館開館記念切手、1969.6.11発行)、[上から5枚目]舞妓・黒田清輝画(近代美術シリーズ切手第6集、1980.5.12発行)

秋田中通一郵便局風景印

秋田中通一郵便局風景印

秋田中通一郵便局風景印

秋田中通一郵便局風景印

(注)上記画像(63円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計63円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計63円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。


秋田中通一郵便局が2020年3月19日(木)、「秋田駅トピコ郵便局」に移転・局名改称。秋田駅トピコ郵便局では風景印使用されなくなるため、秋田中通一郵便局の営業最終日・2020年3月13日をもって風景印使用終了です。
なお、風景印に描かれている秋田県立美術館は1967年5月5日開館された旧館(秋田市千秋明徳町3-7(千秋公園内))。旧館は開館時(当初は「平野政吉美術館」)、秋田の資産家・平野政吉が開館した美術館。平野が交流のあった藤田嗣治の作品を蒐集。1937年には藤田の作品を集めた美術館を開館予定も戦争により中止。それでも藤田は大作「秋田の行事」(縦365cm×横2050cm)を制作。そして大作完成の30年後に藤田の意見を取り入れた設計で美術館開館。
秋田県立美術館の新館開館(秋田市中通1丁目4-2、安藤忠雄設計)により、旧館は2013年9月1日閉館。長らく未活用でしたが、「秋田市文化創造館」として2021年3月開館予定です。
移転先の秋田駅トピコ郵便局は郵便局開局記念の小型印が使用(3月19日~6月30日使用(土曜・日曜・休日も営業))ですが、風景印は移転時には使用なしとなってしまいました。いずれは秋田新幹線・E8系車両を描いた風景印を使用してほしいものです。


風景印/秋田中通一郵便局(2020.3.13押印・終日印)