2019年3月16日、レンタサイクル(自転車)利用の東京都中央区観光・その6です。
◆日本橋(中央区日本橋1丁目、日本橋室町1丁目)
日本橋郵便局などの風景印に描かれている日本橋を撮影。石造二連アーチ橋、明治44年(1911年)竣工。設計は東京市技師・米元晋一、装飾担当は妻木頼黄。獅子像、麒麟像は彫刻家・渡辺長男(わたなべおさお)作。戦前に多くの彫刻を制作するも、多くの作品が第二次世界大戦での金属供出により現存しておらず、数少ない作品のひとつが東京都八王子市にある高尾天神社・菅原道真公像を2019年8月31日に撮影。彫刻家・朝倉文夫は実弟。獅子像の前足に当時の東京市章があります。
観光/八王子観光・その5(2019.8.31)
https://yu-runki.hatenablog.jp/entry/201910032200
※高尾天神社・菅原道真公(渡辺長男作)写真を掲載
1999年(平成11年)5月13日、重要文化財指定。橋の真上には首都高速都心環状線(首都高速1号線)。1963年(昭和38年)12月21日開通(京橋出入口~呉服橋出入口間)。日本橋の西側欄干上、首都高速都心環状線の内回り(右・江戸橋JCT方面)と外回り(左・京橋JCT方面)との間にある「道路元標地点」を撮影。
「道路元標地点」の北(日本橋の北西側)、元標の広場に「東京市道路元標」があり、日本国道路元標の複製とともに撮影。里程標には札幌(1156km(粁))もありました。
◆日本橋魚市場発祥の地碑(中央区日本橋室町1丁目)(日本橋室町郵便局風景印)
日本橋の北東側「乙姫広場」にある日本橋魚市場発祥の地碑を撮影。
また日本橋魚市場発祥の地碑の横にある「日本橋魚河岸跡」解説板も撮影。日本橋の魚河岸は築地に移り、2018年には市場機能は築地から豊洲へ移転したものの、「築地魚河岸」は存続。日本橋での魚河岸の名残といえば、にんべんなどの鰹節専門店、山本海苔店などの海苔店があることなど数少ないですがありますね。
その7につづく。