2019年10月4日、兵庫県・大阪府郵便局回り(9)・尼崎潮江郵便局に寄り、風景印を集印しました。
◆尼崎潮江郵便局(あまがさきしおえ)
・住所：〒661-0976兵庫県尼崎市潮江1丁目15-3
・図案説明：JR尼崎駅前、JR西日本車両、「近松のまちあまがさき」モニュメント、：梅川の像(ともにJR尼崎駅前)
・使用開始日：1999年(平成11年)11月1日
※使用切手：：[上から1枚目]九州旅客鉄道BEC819系(鉄道シリーズ切手第6集・通常版、2018.10.4発行)、[上から2枚目]働く人4(ILO創設100周年切手、2019.6.17発行)、[上から3枚目]竹本義太夫肖像画、「曾根崎心中」図(第2次文化人切手・竹本義太夫、2001.11.5発行)、[上から4枚目]阿波の鳴戸(古典芸能シリーズ切手第3集・文楽、1972.3.1発行)
(注)上記画像(63円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計63円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計63円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。
尼崎長洲本通郵便局→尼崎潮江郵便局の移動はジョグ(走り、約1.0km)。
風景印図案説明では「JR尼崎駅前」としかありませんが、描かれている風景印はJR尼崎駅の北側にある「アミング潮江イースト」(尼崎市潮江1丁目4番)。郵便局回りの早朝、尼崎北郵便局→尼崎郵便局のジョグ移動途中、JR尼崎駅に寄って撮影。撮影していませんが、アミング潮江イーストの西(風景印でいえば左側)にある「あまがさきキューズモール」はキリンビール尼崎工場跡地に建てられたものです。
また風景印でJR西日本車両が描かれているので、JR尼崎駅を撮影。停車中の車両の形式は特定できませんが、風景印に描かれているのはJR西日本207系電車と思われます。
そしてJR尼崎駅北口の歩行者デッキにある「梅川の像」(日高頼子氏作)撮影。「梅川」は近松門左衛門作「冥途の飛脚」のヒロインの遊女。像設置は平成11年(1999年)11月11日。風景印使用開始は1999年11月1日。なので、像設置に先行して風景印使用開始されたことになります。
「近松のまちあまがさき」モニュメントは尼崎市潮江1丁目20番の北東、「浜3丁目北」交差点の南西にあります。1994年(平成6年)12月設置。モニュメントの形状についてウェブ検索したものの、明確な説明を見つけることはできませんでした。
尼崎潮江郵便局の北、アミング潮江入口ゲートにある「アミング潮江へようこそ！！」の案内看板で、文字はないものの、案内図の右上、交差点角には明らかに「近松のまちあまがさき」モニュメントと思われる図がありました。
風景印に近松門左衛門関連の題材が2つ入っていたので、ついでに阪急塚口駅南口にある「近松断章」モニュメントを撮影(早朝、郵便局回り最初の尼崎北郵便局訪局前)。中央に近松門左衛門が愛用の硯石、向かって左側には近松門左衛門の代表作「曽根崎心中」のお初・徳兵衛のレリーフを入れた床本(浄瑠璃本)碑があります。レリーフには「敏久作」と刻まれています。特定できませんでしたが、彫刻家・川合敏久氏作と思われます。
文化人切手「竹本義太夫」には「曾根崎心中図」が描かれているので、尼崎潮江郵便局風景印集印しました。
風景印の直径は36mmですが、尼崎潮江郵便局風景印の直径は約39mmと約3mm大きいです。面積比だと直径39mmは直径36mmの約17％大きいことになります。
横36.5mmの鉄道シリーズ切手より明らかに横幅が長いことでもわかりますね。
風景印／尼崎潮江郵便局(2019.10.4押印)
