【小型印】2001年・第45回ニューイヤー駅伝

札幌の切手商で2001年使用「第45回ニューイヤー駅伝」小型印の押印葉書を購入しましたので、大会開催の元日に印影を紹介いたします。

◆小型印データ
・件名：第45回ニューイヤー駅伝
・使用局：前橋中央郵便局(くしろちゅうおう)【風景印使用局】
・郵便局所在市区町村：〒371-8799群馬県前橋市
・使用期間：2001年(平成13年)1月1日
・図案説明：駅伝ランナー

小型印件名が「ニューイヤー駅伝」となっていますが、正式には「全日本実業団駅伝」という名称です。小型印の件名で通称名のみで、正式名称が入らないのもあまりないパターンですね。まるで、春の高校野球の小型印の件名が「センバツ高校野球」だけみたいなものです(小型印の件名にはきちんと「選抜高等学校野球大会」と正式名称になっています)。
全日本実業団駅伝は1957年(昭和32年)の第1回から1985年(昭和60年)の第30回まで三重県伊勢で開催。第1～4回は2～3月開催。第5回からは12月開催(1960年(昭和35年)は2月、12月の2回開催)。1986年の第31回は滋賀県彦根市で開催。第32回(1988年(昭和63年))から場所を群馬県に移し、開催日も元日・1月1日となり、今に至ってます。
なお、全区間の距離が100kmになったのは小型印の押印日である2001年(平成13年)の第45回大会からで、そのときの優勝チームはコニカ(現・コニカミノルタ)でした。今年は惜しくも2位(優勝はトヨタ自動車)でしたが、2区で沿道から犬が飛び出したことにより転倒。すぐに起き上がって走り出したものの、それまでのリズムを取り戻すことはできず、ペースを落とすことに。この影響も優勝争いに大きく左右される一因となり、非常に残念です。今後羅大規模マラソン・駅伝大会の主催者には事前に「ペット同伴の応援禁止」のPRを大々的にやっていただきたいものです。