Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【愛知】瀬戸プチ観光

イメージ 1

愛知県中部郵便局回りで瀬戸郵便局風景印押印後、瀬戸市内の郵便局で使用されている風景印の題材となったところを中心に瀬戸プチ観光です。

◆窯神神社…瀬戸元町郵便局風景印(上から1~7枚目写真)
神社内にある説明文(上から2枚目写真)で「江戸時代後期に九州で磁器製法を学び、瀬戸に伝えて磁器の生産が本格化することに後見した「磁祖」加藤民吉(かとうたみきち 1772~1824)を祀っています。」とあるとおり、神社内にある「磁祖加藤民吉窯跡」碑(上から3枚目写真)、加藤民吉像(上から4~7枚目写真、瀬戸元町郵便局風景印)を撮影しました。
イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

イメージ 7

◆記念橋(瀬戸記念橋)(上から8、9枚目写真)
大正天皇行幸を記念して瀬戸川に架けられた橋ということで「記念橋」。橋のそばに瀬戸記念橋郵便局がありますが、この記念橋は風景印に描かれておりません。
イメージ 8

イメージ 9

余談ですが、名古屋鶴舞郵便局(名古屋市中区)風景印に描かれている記念橋(新堀川)は、初代の橋が1910年・名古屋開府300年を記念して名付けられたものです。

風景印/名古屋鶴舞郵便局
https://blogs.yahoo.co.jp/yu_runki/15076359.html

◆瀬戸蔵…瀬戸記念橋郵便局風景印(上から10、11枚目写真)
2005年開業。2005年といえば愛知万博(愛・地球博、3月25日~9月25日開催)が行われた年。会場が愛知郡長久手町(現・長久手市、長久手会場)と瀬戸市(瀬戸会場)で行われ、瀬戸蔵は万博開幕直前の3月19日オープン。2・3階には「瀬戸蔵ミュージアム」(入館料500円(大人))があり、展示の中に以前の尾張瀬戸駅舎(名鉄)があり、入口そばに丸型ポストが設置されていますが、今回は時間がなく入館せず。
イメージ 10

イメージ 11

で、瀬戸記念橋郵便局の現在使用している風景印、図案説明が「風景印大百科1931-2017 西日本編」(日本郵趣出版発行)が「陶磁資料館、陶磁器」、「風景印2016」が「県陶磁資料館と陶磁器を描く」となっていますが、建物は瀬戸記念橋郵便局そばにある「瀬戸蔵」。開館が2005年3月ということで、開館に合わせ、2005年3月15日に風景印図案変更されています。
で、それまでの風景印は現在使用している瀬戸郵便局と同図案だったのですが、この旧図案が「風景印大百科1931-2017 西日本編」で掲載漏れとなっています。
なお、瀬戸郵便局及び瀬戸記念橋郵便局の風景印は、

・瀬戸郵便局
(1)1935.5.16~1940.11.15限使用終了
瀬戸の陶磁器工業地帯、春慶(加藤影正)作・国宝(現在は重要文化財)狛犬、磁祖・加藤民吉作の花瓶
(2)1952.4.11~1981.7.7
瀬戸市街風景、煙を吐く煙突、狛犬(深川神社、重要文化財)
(3)1981.7.8~現在
陶製狛犬(深川神社)、愛知県陶磁美術館(旧・陶磁資料館)、陶磁器
・瀬戸記念橋郵便局
(1)1977.9.17~1981.7.7
瀬戸市街風景、煙を吐く煙突、狛犬(深川神社、重要文化財)
※瀬戸郵便局(2)と同図案
(2)1981.7.8~2005.3.14
陶製狛犬(深川神社)、愛知県陶磁美術館(旧・陶磁資料館)、陶磁器
※瀬戸郵便局(3)と同図案
(3)2005.3.15~現在
瀬戸蔵、陶磁器

ということで、瀬戸記念橋郵便局が風景印使用開始された1977年9月17日から同局の風景印が現在の図案に変更される直前の2005年3月14日までは瀬戸郵便局と瀬戸記念橋郵便局の風景印は同じ図案を使用していたことになります。そして瀬戸郵便局風景印の図案は瀬戸記念橋郵便局の旧図案でもあります。

◆瀬戸染付工芸館(上から12、13枚目写真)
2000年オープン。焼き物の伝統技法「瀬戸染付」をテーマにした施設で、瀬戸市唯一の古窯(こがま)も保存・公開。入館無料なので、短時間でしたが見学しました。
イメージ 12

イメージ 13

◆煙突のある工場(上から14枚目写真)
旧・瀬戸郵便局、旧・瀬戸記念橋郵便局風景印で「煙を吐く煙突」が描かれているので、煙突のある工場を見かけ、撮影しました。
イメージ 14

◆リニモ(上から15、16枚目写真)
陶磁資料館南駅から八草駅までのジョグ(走り)移動中、走行中のリニモを撮影。
なお厳密に言えば、両駅及びこの区間は瀬戸市ではなく豊田市。で、リニモの路線はギリギリながら瀬戸市エリアには入っていません(苦笑)。ま、ほぼ瀬戸市ということで、ここにて掲載いたしました。ご了承願います。
イメージ 15

イメージ 16

本当に駆け足で瀬戸市内のプチ観光を楽しみました。できれば、瀬戸市の焼きそばも堪能したかったのですが、時間なく食べることができず。機会あったときに楽しみたいですね。

おまけ…
◆瀬戸元町郵便局(上から17枚目写真)
イメージ 17

◆瀬戸記念橋郵便局(上から18枚目写真)
イメージ 18