Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】卯原内郵便局

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2018年7月30日、網走市・大空町郵便局回り(8)卯原内郵便局に寄り、風景印を押印しました。

◆卯原内郵便局(うばらない)
・住所:〒093-0135北海道網走市卯原内58
・図案説明:能取岬(能取岬灯台)、サンゴ草(アッケシソウ)
・使用開始日:1975年(昭和50年)8月21日
※使用切手:[上から1枚目]能取湖のアッケシソウ(ふるさと切手・旅の風景シリーズ第13集・北海道 秋~冬、2011.9.9発行)、[上から2枚目]足摺岬(ふるさと切手高知版、1995.6.1発行)
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網走大曲郵便局から大曲バス停まで約300mジョグ(走り)移動し、網走バスで卯原内バス停下車。約300mジョグ(走り)移動で卯原内郵便局到着。
私にとって卯原内郵便局の訪局は1998年12月以来で20年振り。20年前は翌年・1999年が卯年(うさぎどし)で、当時は全国で唯一「卯」がつく年賀印使用局(集配局で使用)ということで、年賀印押印して年賀状差し出しするための訪局。
卯原内郵便局風景印に描かれているサンゴ草の正式名称は「アッケシソウ」。2011年9月9日発行のふるさと切手「旅の風景シリーズ第13集・北海道 秋~冬」の中に「能取湖(のとろこ)のアッケシソウ」があり、卯原内郵便局風景印を押印。実は、切手発行された2011年秋、本来ならサンゴ草の茎が緑から赤に変わっている頃でしたが、2010年に環境改善工事(湖畔への堤防設置)を行ったところ、サンゴ草群落の乾燥化が進んで壊滅状態となり、サンゴ草群落は切手のように赤くなりませんでした。
その後、土壌改良により徐々にサンゴ草の生育が回復し、最近では8割ほどまで回復したとのこと。まだ赤くなる前でしたが、サンゴ草群落地に寄りました。
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なお「アッケシソウ」の名前の由来は。最初の発見が北海道厚岸町・厚岸湖の牡蠣島(弁天島)だったことによるもの。もし最初の発見が能取湖だったら「ノトロソウ」だったかもしれませんね。
能取湖といえば、湖沼面積は58.20平方kmで、全国14位、北海道6位の広さ。なお、2018年9月1日から漁業法上で「海面」となっています。1974年4月、能取湖口の永久水路化され、44年経過して湖水が実質的に海水と同様になったことによるもの。北海道内の湖で漁業法上の「海面」なのはほかにサロマ湖(北見市、佐呂間町、湧別町)、風連湖(根室市、別海町)、厚岸湖(厚岸町)があります。
卯原内の到着は14時頃でしたが、網走市街よりも暑い感覚。この日、網走市の最高気温は34.3度、14時時点で32.0度でしたが、卯原内地区でいえば、観測地点が網走市より近い北見市常呂の最高気温が35.6度、14時時点で33.3度。さらにオホーツク海から少し離れた佐呂間町の最高気温が35.7度、14時時点で35.5度。卯原内地区の14時時点も体感的に34度くらいあったような気がします。私が今年の北海道内で一番の暑さを体感した場所ですね。

風景印/卯原内郵便局