Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】蒲原郵便局(東海道五十三次切手押印)

蒲原郵便局風景印

国際文通週間・東海道五十三次切手帳(2020年10月9日発行)の全55種風景印押印(16)、東海道五十三次之内・蒲原切手に蒲原郵便局風景印を郵頼にて入手しましたので、紹介いたします。(2020年10月12日付)


◆蒲原郵便局(かんばら)
・住所:〒421-3299静岡県静岡市清水区蒲原3丁目24-3
・図案説明:富士山、アルミ工場、ミカン、サクラエビ
・使用開始日:1960年(昭和35年)9月26日
※使用切手:東海道五十三次之内・蒲原・歌川広重画(国際文通週間・東海道五十三次切手帳、2020.10.9発行)


広重画の東海道五十三次・蒲原は夜の蒲原宿の雪景色が描かれていますが、絵に合った風景印の使用はないため、蒲原宿のエリアにある蒲原郵便局風景印に集印。絵には富士山は描かれていませんが、蒲原宿の両隣、吉原宿と由井宿はともに広重画では富士山が描かれているので、かろうじて「関連印」扱いになりますね。
1958年~2019年発行の国際文通週間切手では、1960年(昭和35年)10月9日、30円切手(500万枚)として発行されています。
蒲原郵便局風景印の使用開始は「初代・蒲原切手」発行の13日前。切手発行に合わせて、風景印使用(蒲原郵便局は「国際文通週間」特印も使用)。
なお、風景印に描かれている「アルミ工場」は日本軽金属蒲原工場(現・蒲原製造所)で、以前は文字どおりアルミニウム精錬工場でしたが、2014年(平成26年)に生産終了。その時点で日本唯一のアルミニウム精錬工場だったので、2020年時点では日本国内にはアルミニウム精錬工場はありません。工場の左側は水力発電所。アルミニウム精錬には膨大な電力が必要とするため、日本軽金属自社で水力発電所を設置。アルミニウム精錬事業終了後も水力発電を継続しています。


風景印/蒲原郵便局(東海道五十三次切手押印)