Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【run観光】黒松内フットパス・チョポシナイコースを走行

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2016年4月23日、蘭越駅→黒松内駅の走り移動中、JR熱郛駅に寄ったところ、駅内に「黒松内町フットパスMAP」が掲示されており、当初は道道265号→道道9号の約9kmちょっとを通って黒松内市街へ行く予定でしたが、時間に余裕があったので、チョポシナイコース(全長約10km、道の駅くろまつない~黒松内町役場)のうち、熱郛駅南の熱郛川に架かる熱郛橋西側から熱郛川北側を西に進み、途中で標高190mの東山を越えて、朱太川に架かる東橋(道道9号)までの約9kmを進むことにしました。
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最初は比較的走りやすかったのですが、雨上がりということでぬかるんでいるところも多く、そして湿地のところは普通に走ると靴の中に水かしみるため、スピードを落として進む。コースの中途で道に迷わないように、ちゃんとフットパス用のコース案内がされているので、迷うことはまずありません。
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湿地にはエゾノリュウキンカ(2005年、ふるさと切手発行(50円切手。2015年に82円切手として再登場))が咲いていました。
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コースが熱郛川沿いから東山方向に変わり、途中でコースに残雪のある区間があり、山頂まで行けるか不安でしたが、残雪区間はわずかでホッとする。
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しかし、折れた木の枝がコースのあちこちに散らばり、スピードを出して走っているときに、木の枝を踏み付けると、弾みで足に勢いよく刺さる可能性があるため、なるべく踏まないように、踏んだとしても枝が足に弾んでこないようゆっくり走る。
さらに折れた枝がコース全体にさえぎるところも。さすがにその枝をまたいだり、枝を手で上に上げてくぐったりして、障害物競走状態(苦笑)。
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東山の山頂にやっと到着。山頂には電波塔(携帯電話など)が2基設置。うち1基には塔の上部に木の枝みたいな装飾がありました。
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山頂から黒松内市街の早春風景を見ると、森の色が1色でなく、木の種類によって色が違うので、味わいがありました。
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このあと山頂から黒松内市街への下り道は、電波塔用の管理車の通行があるので、砂利道ながら普通に走れる路面なので、スピードを上げて走る。まるで千歳JAL国際マラソンの折り返し後の下り道の感覚。
下りの途中、「乳牛感謝碑」「獣魂碑」がありました。調べると黒松内町は、畜牛数が人口より多いほど酪農が盛んな地域でして、後志総合振興局管内の中で一番多い「酪農王国」とのこと。黒松内町の発展に牛は欠かせなかったとも言え、生産者が牛に感謝の気持ちを込めてこのような碑を設置したのでしょう。
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フットパスのチョポシナイコースの約9kmを67分(うち走行時間は62分)で走破。そのあと歌才自然の家前の丸型ポスト撮影へ。その前、ちょっと寄り道をして北限のブナ林のある歌才ブナ林の前へ。ただし、時間がないため、ブナ林は行けず。
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ブナ林入口そばの湿地にはミズバショウが咲いていました(写真上)。なお、蘭越→黒松内移動途中、国道5号線走行中、目名峠を越えた先(黒松内町)でもミズバショウが咲いているところを見かけました(写真下)。車で走行していると気付きづらいところにあります。ランニングでの移動だからこそ見つけることができました!
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そしてやっと歌才自然の家に到着。入口前に設置の丸型ポストを撮影。
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歌才自然の家から1.4km移動し、黒松内温泉ぶなの森に到着し、汗を流す。
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蘭越駅からの走行距離は約36.7kmで、ほぼ洞爺湖1周(約36km)と同じ距離。走行時間は約3時間22分。のべの高度上昇分は約500m。札幌・藻岩山(標高531m)に匹敵。
スタート時の蘭越駅周辺は小雨模様でしたが、雨はすぐに上がり、夕方には晴れ間も出て、ランニング日和でした。
このところJRの駅間が20~30kmあたりの距離のところを走りで移動ということをたまにしていて、また走る区間を見つけて走りのトレーニングを兼ねてやりたいですね!