【風景印】大館郵便局

大館郵便局風景印

2018年1月1日、2018年元日郵便局回り(1)・大館郵便局(ゆうゆう窓口)に寄り、風景印を押印しました。

◆大館郵便局(おおだて)
・住所：〒017-8799秋田県大館市字中城12-3
・図案説明：秋田犬、鳳凰山大文字焼
・使用開始日：1970年(昭和45年)8月14日
※大館常盤木町郵便局と同図案
※押印切手：[上から1枚目]忠犬ハチ公(20世紀デザイン切手シリーズ第7集、2000.2.23発行)、[上から2、3枚目]秋田(身近な動物シリーズ切手第4集、2017.10.11発行)、[上から4枚目]秋田犬(2円普通切手、1953.8.25発行)、[上から5枚目]秋田犬(2円普通切手、1989.4.1発行)、[上から6枚目]秋田犬(平成18年用年賀切手、2005.11.15発行)、[上から7枚目]秋田犬(平成18年用寄附金付お年玉付年賀切手、2005.11.15発行)

[上から8枚目]江戸趣味小玩具・笊かぶり犬(平成30年用年賀切手、2017.11.1発行)、[上から9枚目]江戸趣味小玩具・笊かぶり犬(平成30年用寄附金付お年玉付年賀切手、2017.11.1発行)、[上から10枚目]とやま土人形・古代犬(平成30年用年賀切手、2017.11.1発行)、[上から11枚目]とやま土人形・古代犬(平成30年用寄附金付お年玉付年賀切手、2017.11.1発行)、[上から12枚目]印面：犬のフジさん(平成30年用年賀葉書、2017.11.1発行)(引受消印として押印)

[上から13枚目]秋田(身近な動物シリーズ切手第4集、2017.10.11発行)、[上から14枚目](左)秋田犬(平成18年用年賀切手、2005.11.15発行)、(右)秋田犬(2円普通切手、1953.8.25発行)(引受消印として押印(あて名は画像ソフトにて消去してあります))

(注)上記画像(2、50、52円切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計62円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、2枚の切手のそれぞれに風景印押印(1枚の台紙に額面合計62円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。

風景印は大館常盤木町郵便局と同図案。大館郵便局の初代風景印使用開始は1953年(昭和28年)8月25日。この日は渋谷郵便局の戦後以降の初代風景印使用開始日と同じ。この日は2円普通切手の初代「秋田犬」発行日。つまり切手の初日押印に併せて忠犬ハチ公の生まれ故郷の大館と銅像のある渋谷の郵便局で風景印使用開始となっています。
初代の大館郵便局風景印と同図案で1960年(昭和30年)2月1日に大館駅前郵便局、大館常盤木町郵便局にて使用開始。
その後、1970年(昭和45年)8月14日、大館、大館駅前、大館常盤木町の3郵便局初代風景印に描かれていた大館シャンツェ(長根山シャンツェ)(「シャンツェ」はジャンプ場)から鳳凰山大文字焼に変更。そして秋田犬も図柄が変更されています。
旧図案の大館シャンツェは現存せず。そして鳳凰山大文字焼は毎年8月16日に実施されており、1970年の8月16日は日曜日ということで、当時の特定郵便局(大館郵便局は普通郵便局)だった大館駅前郵便局と大館常盤木町郵便局が日曜休業ということで、前倒しの使用開始…かなと思われます(昔は確か土曜日も特定局はいわゆる半ドン(朝から昼まで)営業だと思いますが、そのあたりの事情はわかりません…)。
で、2代目風景印に描かれている秋田犬は構図的に2円普通切手とだいたい同じですが、切手の秋田犬と比較して、首と足の長さが短いですね。
なお、大館郵便局の初代風景印には大館シャンツェ(ジャンプ場)が描かれていますが、今は現存しておりません。
その後、大館駅前郵便局の風景印は図案変更(1984年4月20日に3代目(秋田犬は大館駅前「秋田犬の像」)、1997年9月1日に4代目(秋田犬は大館駅前「忠犬ハチ公像」))されていますが、大館郵便局、大館常盤木町郵便局の風景印は2代目印を47年以上継続使用しております。
…と風景印の解説を長々としてしまいましたが、大館郵便局へは2018年の賀状差し出しとして遠征により訪局。

【秋田】大館で賀状差出
https://yu-runki.hatenablog.jp/entry/15336129

秋田犬の切手、平成30年用年賀切手に大館局風景印を押印。
で、大館郵便局到着前、大館橋から長木川の東側の先に、風景印に描かれている鳳凰山があり、斜面の雪上に「大」の文字が書かれていました。