Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【run観光】札幌市観光(1)

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2018年11月4日(日)、大倉山ジャンプ競技場でスキージャンプ・第60回NHK杯ジャンプ大会の観戦・応援のため、JR桑園駅からジョグ(走り)移動(途中、北海道立近代美術館で展覧会参観)。大倉山の記念碑、また大倉山へのジョグ途中で荒井山の記念碑を撮影したので紹介いたします。

◆荒井山(札幌市中央区宮の森)
札幌市立大倉山小学校の西にある荒井山。「荒井山スキー場跡 宮様スキー発祥の地碑」がありました。その中に1952年(昭和27年)、「スキーリフト設置 道内第一号を大竹氏により設置される」と記載されています。これは一般向けのスキー場として設置された北海道1号で、北海道1号は1946年(昭和21年)、札幌・藻岩山の札幌スキー場(進駐軍専用として設置。日本初でもあり、藻岩山に「日本初のスキーリフト跡地」看板有。藻岩山スキー場と場所は異なり、札幌スキー場は1958年(昭和33年)、国体スキー競技で使用後、使用終了)。荒井山のリフトは2000年(平成12年)をもって使用終了。スキー場としては営業していませんが、大倉山小学校のスキー学習として利用されています。
そして、サマージャンプ対応のミディアムヒル(左、K点=55m)、スモールヒル(右、K点=22m)の2台設置されています。
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◆大倉山ジャンプ競技場(札幌市中央区宮の森)(北海道神宮前郵便局風景印)
1972年(昭和47年)、冬季オリンピック札幌大会のスキージャンプ・90m級が行われた会場。
ジャンプ場入口に國松明日香作「詩碑「虹と雪のバラード」に捧げる勝利の女神「NIKE」」が設置(2005年)。ギリシャ神話に登場する勝利の女神が「NIKE」(ニーケー、ニケ)。躍動感ある羽根をモチーフにしていています。で、スポーツメーカー「Nike(ナイキ)」の会社名の由来は、勝利の女神「NIKE」の英語読みからつけられたものとのこと。ロゴマークも「NIKE」の羽根がモチーフだそうです。納得!
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そして詩碑「虹と雪のバラード」は1972年札幌オリンピックの歌(詩・河邨文一郎)で、2005年設置。レコードではいろんな方が歌ったものが出ていますが、有名なのはもちろんトワ・エ・モア。この曲を聴くと私はスキージャンプ70m級で日本表彰台独占を思い出し、涙が出てきます。もっともリアルタイムで見ていたわけではありません(当時はまだ2歳(苦笑))。
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スキージャンプ大会といえば「冬」。そして「夏」にも少し行われていますが、このところ冬シーズンに向けて「秋」に行われる大会も出てきました。ということで、紅葉・黄葉の中のジャンプ大会。
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私はK点(123m)付近で声援しているのですが、そこへ行く途中「大野精七博士顕彰碑」を撮影。レリーフは佐藤忠良作。
なお、大野精七は札幌医科大学の初代学長、前述の河邨文一郎は札幌医科大学最初の整形外科教授です。
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そして碑の後ろに「大倉シャンツェ遺垣」があります。
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競技の合間に「水まき」。雪のない時期のジャンプ大会、ランディングバーン(着地面)の人工芝(プラスチック素材)に水まきすることにより摩擦低減させ、競技の安全性を高めています。
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競技は女子が伊藤有希選手、男子は小林陵侑選手が優勝。ともに今年・2018年平昌五輪代表です。
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大倉山ジャンプ競技場には「札幌オリンピックミュージアム」が併設。ただこの日はこのあと札幌芸術の森へ行くため施設見学はせず。冬シーズンに寄りたいと思います。
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