Yu-Run記

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【風景印】天塩郵便局、新印はリス消える

天塩郵便局風景印
北海道天塩郡天塩町・天塩郵便局で使用している風景印が2019年10月1日(火)から図案変更となります。


■天塩郵便局(てしお)[図案変更後印]
・住所:〒098-3399北海道天塩郡天塩町海岸通5丁目55-4
・図案説明:天塩川歴史資料館(旧天塩町役場庁舎、レンガ造)、松浦武四郎像(鏡沼海浜公園内)、利尻富士(利尻島、利尻山)、しじみ貝
・使用開始日:2019年(令和元年)10月1日(図案変更)


利尻富士といえば現在発行されている310円普通切手のデザインが利尻島(利尻礼文サロベツ国立公園)(礼文島桃岩歩道に咲くレブンシオガマ、礼文島から望む利尻島(利尻山))ですが、風景印図案変更当日の10月1日より消費税等の税率引き上げによる郵便料金等改定で、簡易書留料金が310円から320円に値上げ。よって310円切手は新図案使用開始前日の9月30日限りで販売終了。これぞ超バットタイミング。道北エリアだけ310円利尻島切手を継続販売してもいいんじゃないですかね。本当にもったいない!
で、2019年9月30日まで使用される風景印も紹介いたします。

天塩郵便局風景印
■天塩郵便局(てしお)[図案変更前印]
・住所:〒098-3399北海道天塩郡天塩町海岸通5丁目55-4
・図案説明:追悼碑(神威岬沖地震追悼碑)、シマリス
・使用開始日:1980年(昭和55年)7月23日
・使用開始日:2019年(令和元年)9月30日(図案変更による)


追悼碑は1940年(昭和15年)8月2日発生の神威岬沖地震(積丹半島沖地震)による津波で天塩町では11名(うち6名が10歳以下の子供)の町民が犠牲となっており、33回忌の1972年に慰霊碑建立されております。津波関係の風景印といえば、1854年(安政元年)発生・安政南海地震の津波被害の後に造られた広村堤防を描く広川郵便局(和歌山県有田郡広川町)、2011年(平成23年)発生・東日本大震災の津波被害で残った「奇跡の一本松」を描く陸前高田郵便局郵便分室(岩手県陸前高田市)があります。神威岬沖地震追悼碑を描く天塩郵便局風景印は北海道で唯一の津波関連風景印でしたが、2019年9月30日限りで消滅となります。
そしてクルミを割って食べているシマリスも描かれていますが、こちらも押印できるのは2019年9月30日まで。リスを描く風景印使用局は意外と少なく、2019年10月1日以降のリス風景印は以下の6局です。


・北見郵便局(北海道北見市)[エゾリス(ミントくん、ペッパーちゃん)]
・武蔵野御殿山(東京都武蔵野市)[リス]
・町田山崎北郵便局(東京都町田市)[リス]
・北小野郵便局(長野県塩尻市)[リス]
・加茂駅前郵便局(新潟県加茂市)[シマリス]
・高蔵寺高森台郵便局(愛知県春日井市)[リス]


天塩郵便局風景印からリスが消えることにより、2019年10月1日以降、北見郵便局が北海道内唯一のリス風景印となります。リスといえば、現在発行の3円普通切手のデザインがシマリスですが、3円切手も今後増刷されないということで、現在在庫がある分をもって販売終了となります。
郵頼による風景印押印の対応ですが、9月30日まで使用の旧印は当日到着分まで押印対応するとのことですが、10月1日から使用の新印は10月1日付希望の場合は9月26日(木)必着です。


風景印/天塩郵便局、新印はリス消える