Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】利尻おしどまり郵便局(局名改称後・初日印)

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2015年4月20日に局名改称された利尻おしどまり郵便局(旧・鴛泊郵便局)の風景印の初日印を郵頼で入手しましたので、紹介いたします。

◆利尻おしどまり郵便局(りしりおしどまり)
・住所:〒097-0199北海道利尻郡利尻富士町鴛泊本町89-7
・図案説明:姫沼、利尻山(※鴛泊郵便局と同図案)
・使用開始日:2015年(平成27年)4月20日(局名改称)
※使用切手:利尻礼文サロベツ国立公園(310円普通切手・利尻島、2014.3.3発行)
今回は局名表示の変更のみで、図案は変更ありません。実は利尻おしどまり郵便局の風景印は鴛泊郵便局時代の1956年8月6日から使用開始で、根本的な図案はその当時と変わっておりませんが、いろいろな変更で、今回で5代目の印となりました。

(1)1956年(昭和31)8月6日~
局名表示「北見 鴛泊」(「北見」は旧国名)、看板「道立公園」
(2)1965年(昭和40年)2月15日~
局名表示「北海道 鴛泊」、看板「道立公園」
(3)1968年(昭和43年)5月1日~
局名表示「北海道 鴛泊」、看板「国定公園」
(4)1974年(昭和49年)12月1日~
局名表示「北海道 鴛泊」、看板「国立公園」
(5)2015年(平成27年)4月20日~
局名表示「北海道 利尻おしどまり」、看板「国立公園」

なお、国定公園の制定は1965年(昭和40年)7月10日(利尻礼文国定公園)ですが、風景印は1968年(昭和43年)4月30日まで「道立公園」のままでした。
また国定公園から国立公園に変更となったのは1974年(昭和49年)9月20日(利尻礼文サロベツ国立公園)ですが、こちらも同年11月30日まで「国定公園」のままでした。
また、鴛泊郵便局(上から2番目)との印を比較したところ、「国立公園」看板が右上に移動されています。これは、局名の文字数が「北海道」を含め5文字から10文字と大幅増により、鴛泊郵便局時代の印だと局名の文字を入れるスペースがなく、スペース捻出のため、看板の位置を上げて、その空いたスペースに文字を入れております。そして、利尻山の大きさ自体も少し小さくなっており、山の下のスペースも広くなっています。
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