Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【日ハム】日本一パレード&【コンサ】J1昇格・J2優勝!

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2016年11月20日(日)、午前は札幌駅前通で北海道日本ハムファイターズの日本一パレード、午後は札幌ドームで北海道コンサドーレ札幌がツエーゲン金沢とのJ2最終戦。引き分け以上でJ1昇格&J2優勝が決まる状況と札幌での2つの大きなイベントに立ち会いました。
まずは日ハムパレードは運営スタッフのボランティア従事。パレード前、そしてパレード中に歩道の通路確保の声かけ、パレード後は清掃を担当。パレード1時間ほど前の9時前後に小雨が降るも、パレード時は雨が上がり、パレードが無事できて何より。
そのあと札幌ドームに移動。キックオフの14時までSS指定席の座席案内ボランティアを担当し、そのあとSS指定席での試合観戦。SS指定席は上段に相当な空きがあり、観客数4万人とはいかなかったものの、33697人と2016年シーズンのJ2での最多入場者数。そしてホームゲームの合計入場者数も21試合で305732人(1試合平均14559人)と30万人突破。昨年は1位・セレッソ大阪(256880人)にわずか5719人及ばず(251161人)の2位でしたが、今年はトップ(2位は松本の286246人)。
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試合は金沢が試合前まで最下位(22位)で、このままの順位だとJ3自動降格となるため、なんとしても順位を1つでも上げるべく、札幌陣地に攻め込む時間が多くなる中、札幌守備陣も金沢に得点を許さず、前半0-0で終了。J2全試合が14時開始で、前半終了時点でJ1昇格争いの2位清水、3位松本も引き分け。J3降格の可能性がある20位岐阜、21位北九州も引き分けとスリル満点のまま後半へ。
後半も札幌ドームのゴールネットが揺れることなくスコアレスのまま進んでいくと、2位清水、3位松本がともにリードの状況。松本は1点リードということで、得失点差の関係で、札幌が1点差負けでも、松本が2点差以内の勝利だと札幌J1昇格になるものの、J2優勝するには勝ち点1以上の積み上げが必須。そして金沢より勝ち点2上回る岐阜が2点リードで勝っても岐阜を上回ることができず、J2自動残留の20位以内に入ることは厳しい状況。そして金沢と同じ勝ち点の北九州が3点リードされており、敗戦濃厚。金沢としては引き分けで勝ち点1を積み上げれば最下位脱出して、J3自動降格は免れ、J3の2位(栃木)との入れ替え戦となり、J2残留の可能性が残るため、終盤でディフェンス選手同士のパス交換で時間潰し。札幌も無理して攻めることなく、同じくディフェンス選手同士でパス交換。金沢選手はボールをとりに行かず、アディショナルタイム3分を経過したあとあっさり試合終了。0-0のスコアレスドロー。この瞬間、札幌のJ1昇格&J2優勝が決定。金沢も21位となり、J2・J3入れ替え戦出場となりました。
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この試合だけ見れば、ともに終盤は消極的な試合運びとなったものの、お互いにラスト42試合目で来年のことがかかる大一番ということで、ともに引き分けで「最高の結果」ということになったので、仕方ないですね。特に札幌は賞金が1位2000万円、2位1000万円と1位と2位では1000万円の大差があるので、目先の1勝よりJ2優勝を取った「当然の選択」。
ということで、北海道コンサドーレ札幌は来年・2017年、5年振りのJ1での戦いとなります。まずすぐに上位争いも厳しいでしょうし、まして簡単にJ1残留もないでしょう。ただし、5試合以上勝ち無しということが1回以下、10試合以上勝ち無しが1度もなければ、簡単にJ2出戻りはないかな。無理して勝ちを狙って負けるより、粘って勝てなくても引き分けを積み重ねることができれば望み大だと思います。とにかく負けない試合運び。これがシーズンの戦い方ですね。
ということで、長い長い11月20日は終了。スポーツ好きの私にとって、地元チームが勝ち上がる瞬間、そしてみんなと歓喜に浸ることができるのはこの上ない幸せですね。
ただし恒久的にこのような栄光を味わうには「オール北海道」でいってこそ。しかし、今の北海道をみると、目先のことしか考えてない状況も見えてきます(具合的な話はここでは出しませんが)。今こそ先人の開拓精神(フロンティアスピリッツ)を見直していただきたいと思います。その精神さえあれば、明るい未来が待っていると信じています。