Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【run観光】余市町内観光

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2017年5月13日、JR塩谷駅→余市駅のジョグ(走り)移動を兼ねて、余市町内run観光です。
 
塩谷→忍路(おしょろ)→蘭島と移動し、小樽市から余市町へ。両市町のカントリーサインを撮影(余市町は上から1枚目写真)。カントリーサインのデザインは小樽市は小樽運河、余市町はローソク岩、カモメ、ニッカウヰスキー余市蒸溜所(乾燥棟(キルン塔))。
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余市町内の3郵便局へ寄り、郵便局舎を撮影(時間の関係で、余市駅前郵便局、余市沢町郵便局には今回寄ることができず)。
 
◆余市大川郵便局(余市郡余市町)
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◆余市郵便局(余市郡余市町)
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◆余市モイレ郵便局(余市郡余市町)
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ここから風景印に描かれいる題材へ…。
 
◆シリパ岬…余市郵便局(旧印)
このあと行くフゴッペ洞窟付近の海岸沿いから西の余市湾越しに臨むシリパ岬を撮影。なお、ローソク岩はさらにその西にあり、シリパ岬で影になるため見ることはできません。
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◆フゴッペ洞窟…余市大川郵便局風景印
フゴッペ洞窟は国指定史跡で、岩壁に800を超す刻画があり、人、動物、船などと推測されているものが多数あります。2000~1500年前の続縄文期のもので、物や動物、船などを象徴したものと推定されるものが多いです。
で、洞窟内の刻画の一部は保護展示施設の中、さらにその内部のガラス越しで観ることができますが、その施設は新しくなっており、余市大川郵便局風景印で描かれている施設は以前のもので、現存していません。ただし、施設内入口写真で以前の施設を見ることができました。
入場料は大人300円。有料区域内の撮影は不可です。
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◆茂入山城趾…余市駅前郵便局風景印
風景印に描かれているくらいだから、観光案内にあるだろう…と思っていたら全くなし。で、ネット検索をしたところ、モイレ山(茂入山)の山麓にある明治神社の階段を上がり、奥の余市町殉国戦没者慰霊碑横、森の茂みにある石碑が茂入山城趾ということで、行ってみたのですが、すぐに見つけることができず。
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で、じっくり探してみたところ、うっそうと茂った草むらの上にやっと石碑の一部を発見。
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草むらをかきわけ、やっと風景印題材の「茂入山城趾」を見つけることができました(捜索時間は約20分…)。石碑の後ろには「昭和丗一年十月 北海タイムス(社)」と書かれていました。つまり「北海道文化財百選」は昭和31年(1956年)に北海タイムス社(新聞「北海タイムス」発行の会社。同紙は平成10年(1998年)廃刊)が制定し、石碑はその記念のもの。余市駅前郵便局風景印使用開始は昭和55年(1980年)と制定24年後で、その当時はそれなりに認知されていたのでしょうが、風景印使用開始から37年が経過し、ほとんど忘れ去られた状態…となってしまいました。それでも風景印題材を確認できたので、よかったです。

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なお、モイレ山には詩人・野口雨情の歌碑があります(海は紫空青々と 朝日かがやく茂入山)。そのそばに「石川啄木の歌碑」もありますが、実はその歌の作者は啄木ではなく別人だそうです。
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◆ニッカウヰスキー余市蒸溜所…余市郵便局風景印
余市へ行ったら、やはりニッカに寄って、ウィスキー試飲です(笑)。なお、余市郵便局風景印に描かれている乾燥棟(キルン塔)、私が訪れた時間は観光客がとても多く、観光客を入れずに建物のみで撮影することができなかったので、昨年・2016年12月に撮影した写真を掲載します。
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ということで、予定ではもう少し風景印題材になったところに寄りたかったのですが、茂入山城趾の捜索が長引いたため、今回はここまで。また余市に寄ったときに、行けなかったところに寄りたいと思います。