Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】西淀川郵便局・その2

イメージ 1

2019年1月27日、西淀川郵便局(ゆうゆう窓口)の風景印集印・その2です

 

◆西淀川郵便局(にしよどがわ) ※変形印
・住所:〒555-8799大阪府大阪市西淀川区姫里3丁目1-33
・図案説明:佃漁民ゆかりの地碑、淀川大橋、つり舟(外周:サザンカ)
・使用開始日:1990年(平成2年)3月30日

 

※使用切手:[上から1枚目]冬げしき(日本の歌シリーズ第3集、1980.1.28発行)、[上から2枚目]十便図(釣便)・池野大雅(池大雅)画(第1次国宝シリーズ切手第7集・江戸時代、1969.9.25発行)
イメージ 2
(注)上記画像(62円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計62円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計62円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。

 

西淀川郵便局風景印に描かれている「佃漁民ゆかりの地碑」にある田蓑神社へ。途中、住所「(大阪市)西淀川区佃」表示の歩道橋を見つける。
イメージ 3
田蓑神社到着。
イメージ 4
イメージ 5
イメージ 6
イメージ 7
本殿に向かって左手、風景印に描かれている佃漁民ゆかりの地碑を撮影。
イメージ 8
イメージ 9
イメージ 10
「佃煮」は東京・佃島(現在の東京都中央区佃)で作られ、販売されたことが由来といわれていますが、佃島の漁民は大阪・佃からの移住。徳川家康に全国の漁業権を与えられ、将軍家の魚献上をするにあたり、家康に江戸移住を願い出て、一部の漁民が大阪から東京へ移住。ということで、移住先を「佃島」と命名されています。
その1で画像掲載した「東海道五拾三次之内日本橋 朝之景(歌川広重筆)」の魚売りで売っている魚は日本橋魚河岸で仕入れたもの。日本橋魚河岸は佃島の漁民が開いた魚市が発祥。ということで、西淀川郵便局風景印はマッチングですね!
イメージ 11
なお、日本橋魚河岸はその後、築地市場へ移り、そして2018年10月には豊洲市場へ移転。豊洲市場を遡れば大阪・佃にたどり着くことになりますね。
「佃漁民ゆかりの地碑」解説板に「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に大阪府で唯一選定されているとのことですが、北海道はもちろん多く選ばれており、風景印題材になっているのも4つあります。

 

・旧花田家番屋(留萌郡小平町)(小平郵便局、鬼鹿郵便局風景印)☆
・石狩市はまます郷土資料館(浜益郵便局風景印)
・小樽市鰊御殿(旧田中家番屋)(小樽祝津郵便局風景印)☆
・旧下ヨイチ運上家(余市郡余市町)(余市モイレ郵便局風景印)
※ ☆印は当ブロクで風景印印影掲載有

 

このほか、田蓑神社にある碑を紹介します。まず謡曲「芦刈」碑。大和物語からの謡曲です。
イメージ 12
イメージ 13
また古今和歌集に収録されている紀貫之の歌の碑もありました。
イメージ 14
イメージ 15
境内にはネコがくつろいで(?)ました。
イメージ 16
イメージ 17
風景印/西淀川郵便局・その2