Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【run観光】八雲町観光

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2017年4月9日(日)、JR北海道発足30周年記念「JR北海道日帰り周遊パス」と特急券購入で森町・石谷駅→八雲駅・黒岩駅のジョグ(走り)(一部区間はJR普通列車、函館バス利用)での駅名標等撮影。そのついでに森町・八雲町のrun観光(風景印題材中心)。森町の次、八雲町編です。

◆由追稲荷神社(JR山越駅から約2km南東)(上から2~4枚目写真(解説板を含む))
鳥居そばに解説板があり、その中に「北海道の名付けの親でもある松浦武四郎」と書かれていますが、これは正しい解説ではありません。正確には松浦武四郎が「蝦夷地」に変わる名前として提案したひとつが「北加伊道(ほっかいどう)」。「海」ではなく「加伊」です。「加伊(カイ)」にはアイヌの長老から「カイ」という言葉にこの地で生まれたもの…つまり「アイヌ」を意味しています。で、明治政府は「加伊」を「海」に改め「北海道」としました。
で、松浦武四郎が「北加伊道」を提案した日である7月17日(1869年(明治2年))を、今年・2017年から「北海道みんなの日」…略して「道みんの日」になっています。
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◆羊蹄山(山越漁港から(JR山越駅から約1.5km南東))(上から5、6枚目写真)
野田生郵便局に描かれている山は隣町の森町にある「駒ヶ岳」。確かに野田生地区からは内浦湾越しに駒ヶ岳を望むことができますが、同じく野田生郵便局風景印に描かれている「山越内関所之跡碑」(後出)のある山越地区から駒ヶ岳は野田生地区(丘)で遮られていますが、内浦湾越しに羊蹄山を望むこたができます。直線距離で約76km。
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◆蝦夷地・和人地の境跡碑(JR山越駅から約1km南東)(上から7~9枚目写真)
江戸時代の蝦夷地・和人地の境跡です。
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◆山越内関所之跡碑…野田生郵便局風景印(JR山越駅から約200m南東)(上から10~13枚目写真)
山越内関所は1801年設置、1861年撤廃。関所跡は諏訪神社の横にあります。
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◆徳川さん胸像(上から14、15枚目写真)(八雲町郷土資料館敷地内)
尾張徳川家第19代当主、徳川義親公の胸像。作者は柳原義達(釧路市に架かる幣舞橋「四季の像・秋」作者)。1921~22年、欧州旅行中のスイスで熊の木彫りを購入。尾張徳川家17代当主・徳川慶勝が八雲町で国から払い下げられた土地を農場として開いた徳川農場の農民に木彫りの熊を冬場作らせ、それが北海道土産として広まりました。八雲の人から「徳川さん」と呼ばれるほど親しまれ、八雲町名誉町民第1号となりました。
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◆木彫熊北海道発祥記念碑(上から16、17枚目写真)(八雲町郷土資料館敷地内)
徳川さん胸像のそばに木彫熊北海道発祥記念碑があります。以前は別の場所にありましたが、前述の経緯により、2011年移設されました。
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◆牛乳生産記念仔牛像(上から18枚目写真)(八雲町役場前)
1962年、八雲町牛乳生産5万石達成を記念しての設置です。
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◆遊楽部川(ゆうらっぷがわ)(看板)(上から19枚目写真)
遊楽部川は八雲駅前郵便局、八雲宮園郵便局風景印に描かれています。毎年、川にサケが遡上し、産卵が行われます。
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◆「酪農の郷 八雲」看板(上から20枚目写真)(花浦観光案内ステーション)
牛(ホルスタイン)が放牧されている写真は八雲町育成牧場。牧場に展望台があり、内浦湾(噴火湾)越しに駒ヶ岳と羊蹄山の両方を望むことができるそうです。この展望台が八雲町カントリーサイン(上から1枚目写真)に入っています。カントリーサインには上が牧場の牛(ホルスタイン)、下が熊石の海とアワビです。なお牛は八雲郵便局、八雲宮園郵便局風景印に描かれています。
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◆「自然美術館 八雲」看板…八雲駅前郵便局風景印(上から21、22枚目写真)(花浦観光案内ステーション)
「自然美術館 八雲」は八雲町のキャッチフレーズのひとつ。
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◆黒岩の奇岩…黒岩郵便局風景印(上から23~25枚目写真)(JR黒岩駅から約500m南)
国道5号線、山崎駅~黒岩駅間のJR函館本線を越える黒岩跨線橋から東に見えるのが黒岩の奇岩。撮影したときは気付かなかったのですが、奇岩の上に載っている碑に「御即位記念碑」と書かれており、調べてみると、大正4年(1915年)11月、大正天皇即位を記念して建てられた碑とのこと。ということで、記念碑設置から100年以上ということになりますね。
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このあと黒岩駅まてジョグ移動。この日、トータル約36km走行(約3時間20分)。前日はトレーニングで洞爺湖1周・約36km走行(2時間45分)。2日連続のロング走で、春シーズンのマラソン大会出場に向けていい「トレーニング」にもなりました。