Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【run観光】室蘭市観光・その3

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2019年5月18日、室蘭市内で使用の風景印題材を中心に室蘭市内のジョグ(走り)観光・その3です。

◆マスイチ展望台(室蘭市増市町)
測量山から約1.5km移動し、マスイチ展望台到着。「室蘭八景」のひとつ(マスイチ浜の外海展望)。また国指定名称「ピリカノカ 絵鞆半島外海岸」(※「リ」は小さい文字で標記)のひとつ。
「マスイチ(増市)」の語源はアイヌ語で「ウミネコの家」を意味する「マスイ・チセ」から。パッと見でウミネコは見られませんでした。
南東方面・追直漁港方面の展望。
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マスイチ展望台からの測量山山頂。山頂にある8本の電波塔は、
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1本目…ソフトバンク※この塔のみ夜間ライトアップされず
2本目…TVH(テレビ北海道)
3本目…NHK(FM(AIR-G'を含む))
4本目…NHK(デジタル)
5本目…民法4局デジタル(HBC,STV,HTB,UHB)
6本目…HBC(北海道放送)(先端は撤去)
7本目…STV(札幌テレビ放送)(先端は撤去)
8本目…UHB(北海道文化放送)(先端は短縮)

です。よく紹介されている測量山山頂風景は室蘭市街側から見たもので、東→西方向ですが、マスイチ展望台は測量山の西にあるので、西→東方向となり、いわば「裏側」からの撮影ということで、電波塔も左右が逆です。
マスイチ展望台近くでカタクリの花を見かけました。
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◆ローソク岩(室蘭市増市町の先)
マスイチ展望台→ハルカラモイの移動途中で見かけた「ローソク岩」。
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◆ハルカラモイ(室蘭市増市町)
ハルカラモイも国指定名称「ピリカノカ 絵鞆半島外海岸」のひとつ。語源はアイヌ語で「食料・とる・入江」を意味する「ハル・カル・モイ」(「カル」の「ル」は小さい文字で標記)から。U字型の崖の下が入江になっており、そこから付けられた地名になりますね。
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◆銀屏風(室蘭市増市町)
「室蘭八景」のひとつ(金屏風・銀屏風の断崖絶壁(※「金屏風」の位置は室蘭市母恋南町))。崖に夕日が映えて銀色に輝くところから「銀屏風」と名付けられたとのこと。
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◆絵鞆岬(室蘭市)
ここも「室蘭八景」のひとつ(絵鞆岬の景観)。「絵鞆(えとも)」の語源はアイヌ語で「岬」を意味する「エンルム」から。
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絵鞆岬にあるモニュメントは「先住民慰霊碑」。室蘭開港90年・市制施行40年を記念し、1962年設置。制作者はネットで調べたものの特定できず。碑建立にあたり、更科源蔵氏、平三郎氏の御指導を受けたとのこと。更科源蔵氏はアイヌ文化研究をされていた方。
碑面の左右にある2面がアイヌ文様となっており、吹く風が「ヒューヒュー」と鳴るように設計されています。
以前の室蘭祝津郵便局風景印にこのモニュメントが描かれていて、図案説明では「室蘭市発祥記念碑」となっていますが、絵鞆が慶長年間(1596-1615)(解説板では終了年が「1614」となっていますが、「1615」が正当))、アイヌとの交易の場となったことから「室蘭発祥の地」となっていますが、碑自体は「室蘭発祥の碑」という名称ではありません。で、その室蘭祝津郵便局旧図案風景印の「先住民慰霊碑」は碑文の裏側が描かれていますが、描かれているものが何か?アイヌ関係と思われますが、こちらもネットで調べたものの特定できず。アイヌ文化に詳しい方ならすぐにわかるかもしれませんが、勉強不足ですね。頑張って調べてみます。
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絵鞆岬展望台からの大黒島(室蘭祝津郵便局風景印(旧・現))。
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白鳥大橋もほぼ全景を見ることができます。
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先住民慰霊碑と大黒島(左)、白鳥大橋(右)のスリーショット!
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その4につづく…。