Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】西宮若草郵便局

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2019年1月28日、兵庫県郵便局回り(17)・西宮若草郵便局に寄り、風景印を集印しました。

◆西宮若草郵便局(にしのみやわかくさ)
・住所:〒663-8181兵庫県西宮市若草町2丁目8-32
・図案説明:義民碑(北郷公園)、マツ
・使用開始日:2002年(平成14年)4月1日
※使用切手:[上から1枚目]マツ(二条城)(20円普通切手、1972.1.21発行)、[上から2枚目]初夏の水田(土地改良制度50周年記念切手、1999.6.4発行)
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(注)上記画像(62円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計62円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計62円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。

西宮小松郵便局→西宮若草郵便局の移動はレンタサイクル。
西宮若草郵便局訪局後、風景印に描かれている北郷公園の義民碑を撮影。
1591年、当時の鳴尾村が干ばつにより農業用水が枯渇状態。以前、武庫川の氾濫で枝川ができ、北の瓦林村からの用水路が遮断。鳴尾村が瓦木村に用水の分水を願い出るも断られ、村の農民が枝川の川底を掘り、底を抜いた四斗樽をつないで暗渠として、水田に水を通したものの、瓦林村側と激しい争論ののち大乱闘で多数の死傷者が出る事態に発展。裁きで25人が死罪となったものの、鳴尾村への用水供給が許されて田畑を守ったことが言い伝えられ、1943年に鳴尾村が「義民碑」を建立。1973年に鳴尾文化協会が解説碑を建立しています。
義民碑の裏手(北側)は枝川が流れていましたが、武庫川の治水対策で、阪神甲子園球場の北側で西に分流している申川(さるがわ)とともに1920年(大正9年)廃川。義民碑の位置が天井川(上流から流される土砂の堆積と、堤防の上積みが繰り返され、川底が周辺の土地より高くなった川のこと)の旧枝川の川岸ということで、周辺より小高いところに設置されています。
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なお「北郷」は「ほくごう」と読みます。北海道札幌市にも白石区に「北郷」という地名がありますが、読みは「きたごう」です(札幌市白石区には「南郷」という地名もありますが、読みは「なんごう」。北は訓読み(きた)、南は音読み(なん)です)。
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風景印/西宮若草郵便局