2020年2月3日に使用開始された西淀川福郵便局の風景印初日印を郵頼にて集印しましたので、紹介いたします。
◆西淀川福郵便局(にしよどがわふく)
・住所：大阪府大阪市西淀川区福町2丁目4-48
・図案説明：矢倉緑地からの大阪湾(阪神高速5号湾岸線、神崎川橋)、大野川緑陰道路、福住吉神社
・使用開始日：2020年(令和2年)2月3日
※使用切手：[上から1枚目]豊田大橋(ふるさと切手愛知版・クルマのまち豊田、2001.7.2発行)、[上から2枚目]道を渡る母と子(全国交通安全運動切手、1969.5.10発行)
(注)上記画像(63円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計63円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計63円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。
風景印使用開始の1週間前、関西旅行中だったので、1月26日朝、レンタサイクル利用で西淀川福郵便局の風景印題材巡り。西淀川福郵便局局舎も同日撮影。
まず、大野川緑陰道路は元々大野川が流れていたのを埋め立てして造成された大阪市西淀川区内の緑道。北東側・八丁大橋跡(歌島2丁目・御幣島3丁目)～南西側・淀の水橋跡(百島2丁目・福町2丁目)間、約3.8kmの歩行者・自転車専用道路。歩行者道路と自転車道路が完全区分されているところがほとんど。おおむね歩行者道路が外側、自転車道路が中央になっています。
大野川緑陰道路の始点(八丁大橋跡)から南東、約3km走行し、西淀川福郵便局到着。郵便局は大野川緑陰道路と交差している国道43号線沿い・南側(緑道は国道43号の下を潜るアンダーパス(トンネル))、緑道のすぐ東側にあります。
風景印に描かれている福住吉神社(西淀川福郵便局の南、約300m先)に寄る。風景印は神社の本堂と本堂前の狛犬(向かって左側)が描かれています。
で、気になったのが、風景印では神社本堂の屋根部分の左側に電柱・電線らしき物体が描かれていて、そういう物体が本当にあるのかどうか？で、現地確認したところ…
神社の左側後方に民家があり、その上に電柱・電線が間違いなくありました！でも、実際に電柱・電線があっても、しっかりトリミングして削除すべきものと思いますね…。
大野川緑陰道路に戻り、南西約500m先で緑道の終点(淀の水橋跡)到着。淀川の河川敷(北側)に出て西約1.7km先が矢倉緑地入口。淀川(南側)と神崎川(北側)の間に挟まれたエリアの最西端。つまり、2つの川の河口に挟まれたエリアの公園。解説板によると「大阪市唯一の自然海岸緑地」とのこと。
なお、日本郵便サイトでの図案説明では「矢倉緑地公園」と「公園」が付けられていますが、現地へ行くと「矢倉緑地」となっており、「公園」の文字は無し。大阪市西淀川区ホームページでも2000年9月1日オープンの都市公園という位置付けながら、名称は「矢倉緑地」で緑地の後ろに「公園」はついておりません。よって、図案説明では「矢倉緑地」に修正しております。
風景印に描かれている「矢倉緑地からの大阪湾」の風景は、矢倉緑地の西・大阪湾側から西にある阪神高速5号湾岸線・神崎川橋なので、その風景を撮影。
で、風景印では手前の矢倉緑地の海岸(潮だまり、犬島(岡山県岡山市)の石を使用)が描かれていますが、その海岸線(風景印では描かれていませんが、実際は柵有り)の傾きが左上～右下となっていますが、海岸線から垂直方向に立つと、神崎川橋は正面からやや右側にあるため、神崎川橋を見ると、海岸線は右上～左下となります。で、できるだけ右手(北側)へ行くも、神崎川河口付近で柵が東側にカーブするため、風景印で描かれているような風景で撮影することは不可。つまり、矢倉緑地の岸と神崎川橋の風景は「合成」ということになります。
風景印使用開始前に題材風景を見ることができ、とても楽しかったです。
風景印／西淀川福郵便局(2020.2.3押印、初日印)
