Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】楢下郵便局(2020.3.16押印、初日印)

楢下郵便局風景印
2020年3月16日に使用開始された楢下郵便局の風景印初日印を郵頼にて集印しましたので、紹介いたします。


◆楢下郵便局(ならげ) ※変形印
・住所:〒999-3225山形県上山市楢下15
・図案説明:眼鏡橋、古民家、とっくり踊り、奇祭・加勢鳥(かせどり)(外周:ラ・フランス)
・使用開始日:2020年(令和2年)3月16日
※使用切手:[上から1枚目]西洋なし(野菜とくだものシリーズ切手第1集、2013.8.30発行)、[上から2枚目]碓氷第三橋梁(ふるさと切手・地方自治法施行60周年記念シリーズ・群馬版、2013.7.12発行)、[上から3枚目]春の小川(日本の歌シリーズ切手第4集、1980.3.21発行)、[上から4枚目]合掌造りと「こきりこ踊り」(ふるさと切手富山版、1999.9.14発行)、[上から5枚目]砥部焼(第1次伝統的工芸品シリーズ切手第7集、1986.3.13発行)、[上から6枚目]鬼太郎と仲間たち2(アニメ・ヒーロー・ヒロインシリーズ切手第9集・ゲゲゲの鬼太郎、2009.2.3発行)

楢下郵便局風景印

楢下郵便局風景印

楢下郵便局風景印

楢下郵便局風景印

楢下郵便局風景印

(注)上記画像(63円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計63円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計63円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。


風景印に描かれている眼鏡橋は新橋(しんばし、明治13年(1880年)完成)、覗橋(のぞきばし、明治15年(1882年)完成))の2つ(ともに金山川に架かる橋、上山市指定有形文化財、土木学会選奨土木遺産(山形の石橋群))ありますが、橋の形状から風景印に描かれているのは覗橋をイメージしたものと思われます。
また古民家は楢下宿(羽州街道)に数件ありますが、風景印は武田家住宅(上山市指定有形文化財、茅葺木造平屋建)をイメージしたものと思われます。
奇祭・加勢鳥(かせどり)は若者たちが「ケンダイ」(蓑(みの))をまとって妖怪「加勢鳥」に扮して踊り、祝いの水をかけられ、五穀豊穣・商売繁盛を祈願する民俗行事(毎年2月11日開催)。というとで、蓑をまとっている「ゲゲゲの鬼太郎」のキャラクター「子泣き爺(じじい)」切手にも風景印集印です。
なお、風景印は東北芸術工科大学(山形県山形市)のグラフィックデザイン学科学生がデザイン。上山市ホームページによると、風景印使用開始から3日間で押印回数は約1500回とのことです。


風景印/楢下郵便局(2020.3.16押印、初日印)