Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【風景印】大崎郵便局(2020.2.29押印)

大崎郵便局風景印
2020年2月29日、東京都郵便局回り(5)・大崎郵便局(ゆうゆう窓口)に寄り、風景印を集印しました。


◆大崎郵便局(おおさき)
・住所:〒141-8799東京都品川区西五反田2丁目32-7
・図案説明:大崎橋(目黒川)、石造供養塔(庚申塔)、フウの木(清泉女子大学本館(旧島津公爵邸)前)
・使用開始日:1976年(昭和51年)10月1日
※使用切手:[上から1枚目]さる(鳥獣略画式・鍬形蕙斎画)(動物シリーズ切手第2集、2019.7.30発行)、[上から2枚目]大津絵十二支土鈴・申(平成28年用寄附金付お年玉付年賀切手、2015.10.29発行)、[上から3枚目]新潟県政記念館、萬代橋、マスコット・ダンちゃん、シンボルマーク(ふるさと切手新潟版・'89新潟食と緑の博覧会記念、1989.7.14発行)、
、[上から4枚目]紅葉と家(グリーティング切手・秋のグリーティング、2017.8.23発行)

大崎郵便局風景印

大崎郵便局風景印

大崎郵便局風景印

大崎郵便局局舎写真
(注)上記画像(63円未満切手の押印)について、葉書大の台紙に当該切手を含め額面合計63円以上の切手2枚をそれぞれ5cm以上離して貼付し、それぞれの切手に風景印押印(1枚の台紙に額面合計63円(国内葉書料金)以上の切手に同一種類の消印を最低回数押印(前述のケースだと2回)することは、記念押印の規定で認められた押印方法)した一部分を掲載したものです。


午前中の郵便局回りをいったん終えて、宿泊のホテル近くでレンタサイクル返却後、ルホテルに戻る。昼前に再びホテルを出て、ホテルそばのレンタサイクル利用で大崎郵便局へ(約7.3km(港区、品川区観光しながら))。
風景印に描かれている石造供養塔はどこのものか説明がなく、品川区内の寺で石造供養塔があるのはいくつかあるので、大崎郵便局そばの徳蔵寺(西五反田3丁目)と安楽寺(西五反田5丁目)に寄って、石造供養塔を撮影することに。
まずは大崎郵便局へ寄る前、郵便局北約400mの徳蔵寺へ。解説板では「石造庚申供養塔(せきぞうおうしんくようとう)群」となっており、庚申塔が5基(板碑型1基、駒型2基、笠塔姿型2塔)とのこと。左から笠塔姿型、板碑型、駒型、笠塔姿型、駒型という分類になります。右3基は風景印と同じ3匹の猿(三猿)「見ざる、聞かざる、言わざる」が彫られていますが、いずれの碑も風景印で描かれている碑とは異なります。

徳蔵寺写真

徳蔵寺石造庚申供養塔写真

徳蔵寺石造庚申供養塔写真

徳蔵寺石造庚申供養塔写真

徳蔵寺石造庚申供養塔写真

徳蔵寺石造庚申供養塔写真

大崎郵便局訪局後、郵便局南西約200mの安楽寺へ。解説板では「供養塔群」8基とあり、庚申塔5基、題目供養塔1基、馬頭観世音供養塔1基、馬頭観世音道標1基。庚申塔は17~18世紀建立のもの。元々は目黒川に架かる谷山橋(ややまばし)(外苑西通り、大崎郵便局の北約100mに有)沿いあったものが、昭和初期の河川改修工事時に移設されたものとのこと。その庚申塔の中に風景印で描かれているものと似通ったものがあり、この碑をもとに描かれたものと思われます。

安楽寺写真

安楽寺写真

安楽寺供養塔群写真

安楽寺庚申塔写真

安楽寺庚申塔写真

安楽寺庚申塔写真

安楽寺供養塔群解説板写真

大崎郵便局訪局後、風景印に描かれている大崎橋(西五反田1丁目)(目黒川、大崎郵便局の東約400mに有)へ。環状6号線にあり、橋は2000年(平成12年)完成。で、大崎郵便局風景印は976年(昭和51年)使用開始ということで、印に描かれている橋は旧橋(1930年(昭和5年)完成)です。で、ネット検索したところ、大崎橋の東、目黒川北側にある大崎橋広場に旧橋欄干があるようなので、今後の東京旅行時に寄って撮影したいです。

目黒川・大崎橋写真

目黒川・大崎橋写真

大崎橋写真

大崎橋写真

なお、風景印に描かれているフウの木は清泉女子大学本館(旧島津公爵邸、国指定重要文化財)の前にありますが、大学敷地に入れるのは月2回の見学ツアー当選者、ガーデンパーティー(4月第3日曜)、清泉祭(10月下旬または11月上旬の土日)のときのみのようなので、通常時には見ることが残念ながらできません。

風景印/大崎郵便局(2020.2.29押印)