2020年5月30日、札幌市豊平区内をジョギングしながらの観光です。
◆定山渓鉄道豊平駅跡(豊平4条9丁目)
豊平4条9丁目・高層マンション2棟が建っているところは1969年(昭和44年)10月31日まで営業していた定山渓鉄道(東札幌駅※～定山渓駅間)(※東札幌駅は国鉄旧千歳線(のち函館本線貨物支線)の駅(1986年(昭和61年)10月31日限りで廃止))の豊平駅。駅廃止後も2005年(平成17年)まで旧駅舎が残り、定山渓鉄道から社名変更した「じょうてつ」本社がありました。本社は白石区へ移転。豊平駅跡地は自社が手がける不動産事業でマンションが建設されました。
そして旧駅舎の北西、国道36号からわずか約20mしかない中央分離帯が不自然にありますが、ここには歩道橋があり、さらに国道36号線の中央には札幌市電豊平線の終点・豊平駅前電停(定山渓鉄道豊平駅廃止後「豊平8丁目」電停。1971年(昭和46年)9月30日限りで廃止)があり、歩道橋の中央で電停へ降りる階段がありました。
歩道橋も2015年(平成27年)10月31日限りで廃止(その後撤去)。豊平駅廃止からちょうど46年後。歩道橋があった場所に2018年設置「豊平駅前今昔」解説板設置。北海道で珍しい私鉄駅と路面電車の乗換駅だった貴重な証(あかし)ですね。
◆豊平神社(豊平4条13丁目)
豊平区内の神社で年末年始の参拝客が多いところのひとつ、豊平神社へ。境内には樹齢200年以上のハルニレがありました。
その2につづく。
