Yu-Run記

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【北海道】日ハム新球場、北広島へ…北海道の将来のため「阻止」活動開始

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北海道日本ハムファイターズが新球場の移転候補地を北広島市・きたひろしま総合運動公園に決定したとの報道がありました。
新球場への交通アクセスは(1)自家用車、(2)シャトルバス、(3)JR千歳線が中心となりますが、JR千歳線を利用している乗客(通勤、通学など)、新千歳空港利用客のことを無視した判断です。
観客3万人が訪れた場合、どう少なく見積もっても札幌方面からのJR利用は5000人以上。現状のJR千歳線からして、ここでは細かな説明はしませんが、増発できるダイヤ本数は現状でわずかで、球場そばに新駅建設した場合、確実に試合終了後、駅はすぐに乗れない乗客でごった返し。また快速エアポート停止の北広島駅も札幌方面の乗車で多くの観客が流れるとともに、新駅→北広島駅→札幌駅方面の折り返し利用(乗車券やIC乗車券はNGですが、定期券区間やフリー切符利用は可)が横行され、新千歳空港→札幌駅方面の運行も遅延は確実。折り返し利用を防ぐ手立ては全くなく、観客輸送は完全に「破綻」。そもそも乗車券購入や精算で駅がごった返すことも確実。JR北海道で対応することは今の組織的に非常に難しいでしょう。
北広島移転は、交通アクセスについて北海道、北広島市、JRにおまかせという日ハム球団のスタンスで、いわば「見切り発車」状態。本来なら交通アクセスをきちんと検討したうえで、対応可ということが判断された段階で決定すべきであり、順序が逆です。
このことは、日ハム球団が北海道民のことをトータルで考えていない決定と言わざるを得ません。よって、将来の北海道のことを考え、この移転を絶対阻止すべく、いろんな働きかけを行うことを宣言させていただきます。
これからJRによる野球観客輸送が実質的に「不可能」ということをあらゆる面で示していきます(残念ながらたくさんあります)。
(※札幌市~新球場間に「JRではない」新しい交通機関(JR千歳線を複々線にしても、札幌駅ホームのキャパ等を考慮して対応不可能)を建設しても、多くの観客が快速エアポート乗車目的で北広島駅から乗車…ということがある限り、JRの定時運行は困難。逆に北広島駅は快速エアポート通過…とすれば改善の余地有ですけど、新線建設は財源的に厳しく、また野球非開催日の運賃収入を考慮すれば、採算はとても合わず、非実現的)
日ハム球団、北広島市、JR、北海道すべて「他力本願」的な考えで動いている現状。このプロジェクトが実現すれは、今後の北海道の負の遺産になることを断言します!
また、新千歳空港からLCC飛行機を予約していて、野球開催が理由でJRが大幅遅延により、搭乗に間に合わなかった方は、日ハム球団に慰謝料を含め、損害賠償請求することを提案いたします。
(写真は2014年4月9日、札幌ドームで北海道日本ハムの試合観戦時のもの)