Yu-Run記

郵趣(切手・風景印など)とランニング・マラソンのブログです

【小樽】赤い靴 親子の像

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2018年6月2日(土)、北海道150年切手(7月13日発行)の題材「旧日本郵船株式会社小樽支店」撮影のついでに、向かいの運河公園内設置「赤い靴 親子の像」(ナカムラアリ氏作)を撮影しました。
親子の像は童謡「赤い靴」(作詞・野口雨情)のモデルとなった「きみちゃん」(岩崎きみ)、母・佐野かよ、母子で函館に渡ったときにかよと知り合い、留寿都へ移って結婚した鈴木志郎の3人。
ただし函館から留寿都へ移った際、きみちゃんの養育をアメリカ人宣教師夫妻に託し、きみちゃんは宣教師夫妻といっしょにアメリカへ渡る予定が結核発症により東京の孤児院に預けられ、9歳で死去。そのことは母・かよは知らずにアメリカへ渡ったと信じていたとのこと。
で、鈴木夫妻が留寿都での生活をあきらめ、札幌の新聞社勤務のときに野口雨情と知り合い、きみのことを雨情に話して、のちに「赤い靴」の女の子のモデルがきみちゃん…という定説が広まりましたが、異論もあり、確固たる確証はないのが現状。で、小樽に像があるのは、鈴木夫妻が札幌から小樽に移り住み、夫妻とも小樽で死去。カトリック墓地で永眠しており、天国で親子3人が幸せに暮らしていることを願っての親子像設置となったようです。
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親子像からみて左手に旧日本郵船株式会社小樽支店があります。
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赤い靴の女の子像は、函館で撮影済みです。

run観光/函館市観光・その1
https://blogs.yahoo.co.jp/yu_runki/15174806.html
※「赤い靴の少女像」写真掲載

旧日本郵船株式会社小樽支店の撮影で5月に2度も向かいの運河公園に寄りながら、親子像撮影をし忘れていましたが、やっと撮影できました。撮影時の9時過ぎは曇天でしたが、もし晴れていたら逆光だったので、親子像撮影にとっては曇天で良かったかも…。