Yu-Run記

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【マラソン】静岡マラソン、2時間54分59秒で完走

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2017年3月5日(日)、静岡マラソン2017(静岡県静岡市)のフル(42.195km)に出場。2時間54分59秒で男子262位(完走者8531人中)でした。

距離/スプリット(5kmラップ)[1kmペース]心拍[心拍最大]ピッチ/歩幅
05km 0:20:32(20:32)[4:06]156[161]193 127
10km 0:41:13(20:41)[4:08]160[164]195 125
15km 1:01:50(20:37)[4:07]162[164]196 125
20km 1:22:37(20:47)[4:09]159[166]200 121
25km 1:42:59(20:22)[4:04]166[170]198 126
30km 2:03:22(20:23)[4:05]170[175]199 124
35km 2:23:52(20:30)[4:06]173[175]199 123
40km 2:45:33(21:41)[4:20]168[175]197 118
Finish 2:54:59(9:26)[4:18]172[178]196 121
(1km平均4分08秒8、心拍平均165[心拍最大178]ピッチ平均197歩,歩幅平均124cm)
※スタートロスは8秒
前半 1:27:04(1km平均4分07秒6)
後半 1:27:55(1km平均4分10秒2)

静岡マラソンはフルマラソンになった2014年(第1回)から毎年出場し、今回で4度目。2014年、2015年は雨の中のレースということもあり、ともに2時間59分台とかろうじてサブスリー死守。2016年はスタート時はやっと雨には当たらずも、終盤で小雨が降り、雨レースは3年連続。それでも前半はキロ4分03秒ペースでいくと、後半もペースがあまり落ちず4分05秒ペースでまとめ、2時間51分27秒で自己5番目の記録で完走。今年は2014~2016年までのコースから変更となり、序盤は静岡市中心部から北東側を走り、スタート地点そばに戻ったあと、本通(静岡県道208号・藤枝静岡線)で安倍川橋方面へ行き、葵区本通西町で折り返し。そのあと北へいったあと、安倍川東側の河川敷を走り安倍川橋を渡ったところから昨年と同じコース。ただし昨年までと変わったところは、国道150号・清水バイパスで約2.3km戻る区間、つまりそので3回通ることになり、フル第1回の2014年は東風が強く、ペースダウンするランナー、途中でリタイアするランナーがいて、一部のランナーから「ゾンビコース」と言われていたのですが、今回からその折り返しがなくなり、天気が良ければ西風を背に受け、スピードに乗ることができるようになります。
35~36kmは上り区間ですが、そこさえ乗り切ればあとはおおむね下り基調のコースで、今まで以上に記録を狙えるコースと私は思っています。そして、2014年1月1日~2016年10月6日の間に国内大会のフル2時間59分59秒以内(サブスリー)、ハーフ1時間19分59秒以内のタイムを出したランナーは最前列ブロック(Sゾーン)でスタートできるようになり、今までは最前列ブロック(Aゾーン)は約2000人いて、早めにスタート地点にいかないとスタートロスが相当出てしまうことになりますが、持ちタイムがサブスリーランナー(&ハーフ1時19分59秒以内)は約500人。このSゾーンの最後尾でもスタートロスは10秒以内。これなら集合時間8時00分(スタート20分前)の直前に行ってもOK。これは有り難い限り。ということで、目標は2時間50分切り…と言いたいところですが、あまり調子が上がってないので、良くて2時間52分切り、最低でも2時間55分切りです。
昨年までの3回はフィニッシュ地点そばの静岡鉄道新清水駅前のホテルに宿泊し、マラソンの荷物以外の荷物はホテルに預け、フィニッシュしたあとホテルに戻り、荷物を受け取ることをしていたのですが、今年は清水地区でホテルを予約することができず、さらに移動は昨年まで新千歳~羽田は飛行機移動、羽田~静岡はJRでしたが、新千歳~羽田より新千歳~中部の方が飛行機運賃が安いので、今年は中部経由で移動。レース前日は新幹線で静岡の西となりの駅、掛川駅の駅前にあるホテルへ宿泊することにしました。
レース当日、5時起床。あらかじめ購入のおにぎり2個、パンをホテルの部屋で食べ、レースの準備をしたあと、掛川駅から静岡方面(東京行)始発の東海道新幹線こだま(6:32発)に乗車。自由席で中央部分なら乗客が多いですが、一番名古屋寄りの自由席(1号車)なら車内はガラガラ。
12分で静岡駅到着。着いて1分ほど新幹線車内などを撮影して、改札方面の階段へ向かったところ、マラソン参加者でごった返して、最後尾がやっと階段を降りる頃。それでも時間はまだ6時50分でスタート1時間半前と余裕あり。
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このあとスタート近くのファーストフード店でコーヒーを注文し、店内のトイレで用足し。スタート近くの公衆・仮設トイレだと自分の番まで相当待たされることになりますので、「トイレ対策」はしっかりします。
駿府城本丸跡荷物預けが7時45分までなので、7時40分に預ける。あらかじめ前日のうちにその場所を下見していたので、慌てることはなし。前日の下見では徳川家康公の銅像や駿府城二の丸堀などを撮影。
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そして7時55分に集合場所へ。私のSゾーンはほかのゾーンと場所が異なり、静岡県庁西の駐車場で、その一角に公衆トイレがあり、再度トイレ対策で用足し。このレース直前の用足し1回は冬場のレースで寒さにやられてトイレに寄ることが多い私にとってとても有り難いこと。
スタート20分前の8時00分にスタート地点へ移動。静岡マラソン4回目にして初めてスタート時が晴天。それも雲一つない、まさしく快晴。スタート前にいろんな方の挨拶がありましたが、4回連続ゲストランナーのタレント・勝俣州和さんが「やっと晴れました!」と絶叫され、毎年参加しているランナーはみんな同じ思いだったでしょう。もちろん私もです!
8時20分スタート。スタートロスはわずか8秒。前にいるランナーは全員持ちタイムがサブスリーなので、前で遅いランナーで詰まることは一切なく、すぐにキロ4分ちょいのペースまで上がり、最初の1kmはスタートロス8秒を含め4分08秒と実質キロ4分ちょうど。いきなり速いペースになったので、ペースを少し落としたところ次々と後ろのランナーに抜かれる。
5km 通過は20分32秒。キロ4分06秒ペース。このあとの走りで自分の目標タイムをおおむね決めることに。本来なら昨年12月に走った防府読売マラソンのように5kmからフィニッシュまでキロ4分05秒ペースで押し切った走りをしたいところ、コースがやや上り基調、そして8km地点あたりから南進となり、南風(向かい風)を受けての走りもありキロペース4分05秒をやや超える走りに。
10km通過は41分13秒。5~10kmの5kmは20分41秒(キロ4分08秒)。このあと13.6km地点で折り返し(新コースでの唯一の折り返し地点)、札幌でのランナー仲間とすれ違い、声を掛け合う。
昭和通り(国道362号線)で左折した先の15km地点通過は1時間01分50秒。10~15kmの5kmは20分37秒(キロ4分07秒ペース)。安西通りに入ったあと安倍川手前で東側河川敷近くを南へ進むとまた向かい風を受ける状況。なので、単独走は避け、同じペースのランナーのやや後方に控えて走る。18kmで本通りを右折し、安倍川橋へ。ここからフィニッシュまでフルになった2014年からのコースに戻り、3度出場で走り慣れているコース。安倍川橋を渡り、左折して右岸を南へ。
20km地点通過は1時間22分37秒。15~20kmの5kmは20分47秒(キロ4分09秒ペース)。向かい風の影響でややペースダウン。そして中間地点通過は1時間27分04秒(1km平均4分07秒6)。ここから体調関係なくキロ4分05秒ペースでできるだけ押していく走りに切り替える。そして22kmを通過し、国道150号線を右折したところで正面左手に富士山…フル4回目でやっと富士山を拝むことができました。これでパワーアップ!
25km地点通過は1時間42分59秒。20~25kmの5kmは20分22秒(キロ4分04秒ペース)。ここまでの5kmラップでの最速タイム。ここから約10kmは太平洋海岸沿いのラン。過去3回は前述のとおり清水バイパスで約2.3km戻る区間がありましたが、今回からそれはなし。なのでしっかりキロ4分05秒前後のペースを維持して走る。
30km地点通過は2時間03分22秒。25~30kmの5kmは20分23秒(キロ4分05秒ペース)とキロ4分05秒ペースを維持。30kmからが本当の「マラソンスタート」と言われますが、心拍数は早くも170前後まで上がるもまだ余力あるので、ペースダウンしないように走る。35km手前でやっとスタート前からかぶっていたビニールのポンチョを脱ぐ。
35km地点通過は2時間23分52秒。30~35kmの5kmは20分30秒(キロ4分06秒ペース)。ここから約1kmは上り区間。ということで、ペースを大幅に落とさないよう、やや頑張って走ったところ、右膝裏が攣りそうになり、キロ4分05秒のペースを維持できなくなり、少しペースダウン。キロ4分20秒ペースでいけば、2時間55分切りできるので、そのタイムを目標に最後の粘りで走る。
40km地点通過は2時間45分33秒。35~40kmの5kmは21分41秒(キロ4分20秒ペース)。2時間55分切り達成には残り2.195kmは9分26秒以内。頑張りすぎると足を攣るかもしれないので、少しセーブしながらの走り。ラスト1kmのところで、2時間55分切りには4分20秒くらいでいかないとならず、走りを切り替えてラストスパート。タイム的に多分2時間55分切りできた感覚でフィニッシュし、受け取った完走証でタイムを確認すると、2時間54分59秒…かろうじて2時間55分切り達成でした。(上から6枚目写真…フィニッシュ地点、上から7枚目写真…完走メダル)
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出場4回目の静岡マラソン、今回は初めてやっと雨に当たらずフィニッシュ。ただ比較的気象条件がいい状態ながら、目標タイムからは少し遅れたのは調整不足だったかもしれません。
レース後は昨年と同じく清水のB級グルメ・もつ煮込みカレーを食べたあと、スーパー銭湯で汗を流し、セントレア(中部国際空港)までJR→名鉄移動(金山駅乗換)。夕方のJALで新千歳に戻り、無事帰宅しました。
次のレースは2週間後の板橋Cityマラソン。東京・荒川市民マラソン時代を含め、2002年から毎年参加(2010年は強風、2011年は東日本大震災の影響によりともに中止)。自己1、2、4位のタイムが板橋で記録した相性のいいコース。ここで2時間52分切りを狙いたいです。
ところで、今回の静岡マラソンではサブスリー達成者が475人(男子473人、女子2人)。今までの静岡マラソンでのサブスリー達成者数の推移は以下のとおり。

2014年(第1回)295人/9059人中(男子290人/8009人中、女子5人/1050人中)
2015年(第2回)354人/9035人中(男子349人/8102人中、女子5人/933人中)
2016年(第3回)384人/9217人中(男子381人/8157人中、女子3人/1060人中)
2017年(第4回)475人/9637人中(男子473人/8531人中、女子2人/1106人中)

毎年増加。というか、気象条件の厳しい順がまさしく第1回、第2回、第3回、第4回の順ということも影響していますが、元々記録を出しやすいコースとともに、第4回から持ちタイムがサブスリーのランナーはスター位置が最前列の「Sゾーン」ということもあり、よりサブスリーランナーの出場者が増えたということも影響しているでしょう。なお私の静岡マラソンのタイムと順位は、

2014年 2:59:20(男子265位)
2015年 2:59:54(男子343位)
2016年 2:51:27(男子155位)
2017年 2:54:59(男子262位)

最初の2014年と今年・2017年では約4分以上の差がありながら、順位がほぼ同じということで、レベルが上がっていると言えますね。
で、2016年4月~2017年3月に行われた日本国内開催のフルマラソンで、サブスリー達成者人数のベスト10を出してみました。

[1]東京(東京都新宿区→千代田区)(2017.2.26)1415人/33947人中(男子1322人/26257人中、女子93人/7690人中)
[2]別府大分(大分県大分市・別府市)(2017.2.5)1167人/2950人中(男子1153人/2811人中、女子8人/131人中、IPC男子6人/6人中、IPC女子0人/2人中)
[3]大阪(大阪府大阪市)(2016.10.30)862人/29422人中(男子841人/22303人中、女子21人/7119人中)
[4]防府(山口県防府市)(2016.12.18)725人/2371人中(男子699人/2113人中、女子17人/240人中、IPC男子9人/11人中、IPC女子0人/7人中)
[5]つくば(茨城県つくば市)(2016.11.20)658人/12055人中(644人/9975人中、女子14人/2080人中)
[6]古河(茨城県古河市)(2017.3.12)537人/9203人中(男子536人/7882人中、女子1人/1321人中)
[7]北海道(北海道札幌市)(2016.8.28)500人/12591人中(男子485人/10604人中、女子15人/1987人中)
[8]神戸(兵庫県神戸市)(2016.11.20)497人/18802人中(男子485人/14071人中、女子12人/4731人中)
[9]勝田(茨城県ひたちなか市)(2017.1.29)496人/10638人中(男子490人/9343人中、女子6人/1295人中)
[10]静岡(静岡県静岡市)(2017.3.5)475人/9637人中(男子473人/8531人中、女子2人/1106人中)

多分、それ以外の大会でサブスリー達成者300人以上はないと思われます。
この10大会の中で、私は過去に東京、別府大分、防府、つくば、北海道、静岡の6大会に出場(すべて1度以上サブスリー達成)。参加者が多い大会はどうしてもスタートロスがあるので、狙うなら別府大分か防府でしょう。持ちタイムがサブスリーなら静岡もロスが少ないのでオススメ。この中で難易度が一番高いのはもちろん夏に行われる北海道と思います。
と、またいろいろ分析してしまいましたが、やはりできるだけストレスのかからないよう、工夫できることはいろいろして、それなりに快適で走られるレースに出て行きたいですし、静岡マラソンはサブスリーランナーにとって快適の部類だと思います。また来年も出たいですね!